【大学生】夏休みのオススメ旅行先16選!大学生500人に聞くアンケート

本記事では、大学生にオススメの夏休みの旅行先を紹介しています。編集部オススメの旅行先を紹介するだけでなく、実際に国内旅行をした大学生に対してアンケート調査を行いデータをまとめているので、2024年度以降の旅行先を選ぶ参考にしてください。

 

記事内で取り扱うアンケート調査の詳細は以下の通りです。

調査期間:2023年08月30日(水)~2023年09月1日(金)
調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約800の学校の学生
調査方法:インターネット調査
対象者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生500名(女性:313人、男性:185人、未選択:2人)

 

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大学生にオススメの夏休みの旅行先16選

大学生にオススメの夏休みの旅行先16選

まずは、「夏休み」にオススメである理由の要素分解をしてみましょう。夏だからこそ行きたい理由となる項目は以下の通りです。

  • 海を楽しめる
  • 川が楽しめる
  • 避暑地である
  • プールがある
  • テーマパークでウォーターイベントがある
  • 自然を楽しめる
  • 釣り、キャンプ、サウナなどのレジャーが楽しめる
  • イベントを楽しめる
  • 旬の食事を楽しめる

1.沖縄県

沖縄の魅力は、国内に居ながらにして南国リゾートを楽しめることではないでしょうか。中でも海の透明度と砂浜の白さが生み出すブルーの海は、陸から見ても美しいですが潜って体感できる夏が人気。色とりどりの幻想的な珊瑚礁をシュノーケリングで楽しむこともできます。観光レジャーが盛んでお店・サービスが多数あることから、マリンスポーツ、ダイビングも楽しみやすい点も沖縄ならではのポイントです。

また、ビールやアイスなどご当地のグルメが夏と噛み合っているという点も夏休みにオススメのポイントです。お店や街並みにもアメリカ的な要素が多いエリアもあり、非日常感を楽しめます。夏を満喫するには、最適な旅行先になるでしょう。

2.北海道

サマーシーズンに北海道に行く魅力は、なんといっても涼しくて過ごしやすい点にあります。魅力的な観光地がある都道府県は多数ありますが、猛暑・汗を気にせず見て回れる点は大きなポイントでしょう。

グルメ目線では、ウニ・イカ・貝・トウモロコシ・アスパラガス・メロンがサマーシーズンに旬を迎えることが注目ポイントです。海の幸や果物、野菜を最高の状態で味わいたい方にもオススメです。

その他、ラベンダーが見頃を迎えることもあり、夏休みに北海道を訪れるのであれば富良野地域も有力となるでしょう。

3.長野県

長野は避暑地として有名で、標高が高く夏場でも涼しい地域が多いです。中でも軽井沢は避暑地として100年以上前から人気があります。

夏場のアクティビティとしてはキャンプや川遊び、登山(ウォーキング)などが人気です。白馬地域では夏季シーズンに花や森林浴が楽しめたり、安曇野地域では特産物であるワサビが楽しめます。北アルプスの登山は冬場は上級者向けなので、夏場が最盛期になります。

また、阿智村は日本一星がキレイに見える村として有名で、山に光が遮断された真っ暗な場所で夏の星座を鮮明に見ることができます。

4.千葉県

夏休みの旅行で千葉が選ばれる大きな理由は、ディズニーリゾートのサマーイベントに参加できることです。ウォーター系のイベントであったり、普段のテーマパークの様子とは違った世界観を楽しむことができます。

そのほか、スパリゾートや海の幸、牧場、水族館、海水浴場などカップルや家族で行きたいスポットが程よく揃っています。これらのスポット・施設を外房・内房の大きな道路を使ってわかりやすく巡ることができるため、初めての県内を訪れる方でもストレスなく観光を楽しめるでしょう。

5.京都府

京都は言わずとしれた寺社仏閣の残る都道府県です。お寺巡りと言えば紅葉の秋をイメージする方も多いかもしませんが、新緑の夏とお寺も非常にキレイな景観です。

夏季シーズンであれば色んな地域・お寺・神社がお祭りや例大祭、花火大会を行うため、こうした行事に参加しやすいという魅力もあります。

また、有名な茶屋などが府内には多数あり、これらのお店で夏季限定のスイーツを楽しめるなどグルメやフォトを楽しむ旅を組むことも可能です。

6.大阪府

夏の大阪観光と言えば、ユニバーサルスタジオジャパンのサマーイベントが有名です。ずぶ濡れになるアトラクションやパレードを思いっきり楽しめるでしょう。

ユニバ以外では万博記念公園が有名な観光スポットです。公園内には四季を楽しめる草木・花々が植えられており、夏のシーズンであればひまわり・チューリップ・ネモフィラが見頃を迎えるため、自然を楽しみたい方にもオススメです。

グルメとしてはたこ焼き、お好み焼き、串かつなどが有名です。お酒との相性が良い名物が多数あるため、キンキンに冷えたビールとともにご当地グルメを楽しみたいとお考えの方はぜひ足を運んでみるといいでしょう。

7.三重県

三重で夏の観光スポットといえば「火の谷温泉のウォーターパーク」が挙げられます。関東東海エリアでも有数のプール施設であり、スピード感満点のスライダーやチューブを楽しむことができます。

亀山サンシャインパークや岩倉公園キャンプ場も夏季シーズンのスポットとして有名です。川・山・キャンプなどのレジャーを楽しみたい方も満足できるでしょう。

そのほか、志摩スペイン村や鈴鹿サーキットパーク、ナガシマスパーランドなどレジャー施設も揃っている県なので、テーマパークでガッツリ遊びたいとお考えの方にもオススメです。

8.長崎県

長崎で行きたい夏のスポット・イベントは多数あり、平和公園やハウステンボス、軍艦島、眼鏡橋、グラバー園、オランダ坂、精霊流し、海上アスレチックなどが挙げられます。
少し大人の夏旅をしたいとお考えの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

9.静岡県

静岡は海・山・川、グルメにレジャー、夏を満喫するためのスポットがまんべんなく揃っていることが特徴の県です。
ビーチを楽しむのであれば伊豆や熱海、山を楽しむのであれば富士山など誰もが聞いたことがある有名スポットがもりだくさんです。県内には海上釣り堀のスポットが多数あるため、レジャーの中でも釣りが好きだという方にはオススメの都道府県です。

10.山梨県

山梨も夏場にオススメしたい都道府県の1つです。桃やぶどうの収穫時期で、あちらこちらに直売所を見かけます。とくに北杜市にある明野の「ひまわり畑」は夏のフォトジェニックスポットとして有名です。
また、西沢渓谷や昇仙峡などの渓谷をウォーキングするプランも涼しげで夏らしいです。自然や森林浴が好きという方にオススメです。より涼しさを求めるのであれば「富岳風穴」もオススメです。夏場でも平均気温3度の洞窟内でひんやり観光を楽しむことができます。

11.神奈川県

夏の神奈川には行きたいスポットが数多くあります。鎌倉散策に鶴岡八幡宮、長谷寺、八景島シーパラダイス、赤レンガ倉庫、由比ヶ浜、七里ヶ浜、江ノ島。湘南ビーチエリアをはじめハーバーシティとして有名な神奈川県で、夏の海を感じながら多数のスポットを満喫できます。

洋風なカフェやレストランも多数あるため、海や自然を堪能したあとはアーバンチックなおしゃれな飲食店やホテルで快適に過ごすこともできるでしょう。

12.東京都

東京で夏にオススメのスポットは、隅田川の花火大会が挙げられます。国内でも有数の花火大会であるため、旅行の目的として設定しても良いのではないでしょうか。また、東京ジョイポリスやスカイツリー、水族館、プラネタリウムなど涼しい室内で過ごせる施設が多数あります。

そのほかにも都内には様々なスポットやイベントがあるため、特定の何かをしたいために夏休みに東京旅行を選ぶのも良いでしょう。

13.熊本県

熊本には夏でも涼みながら観光できる自然のスポットが多数あります。例えば、鍋ヶ滝や五老ヶ滝、太平渓谷、霊厳洞、津留川、球泉洞、湧水公園天然プールなどです。とくに高森湧水公園や菊池渓谷は県内有数の夏季スポットとなります。

また、熊本県には西の聖地とも呼ばれるサウナ「湯らっくす」があるため、サウナーの方は夏休みにサウナ遠征をしに行くのも良いでしょう。

14.栃木県

栃木には水や自然に触れることができる冷涼スポットが多数あります。日光エリアでは鬼怒川のラフティング、茄子エリアでは森林内に設置された空中アスレチック、県央エリアでは「観光やな」という川での魚のつかみ取り体験、県南エリアではひまわりフェスティバル、県東エリアでは「もてぎ」でのキャンプヴィレッジを楽しむことができます。

15.兵庫県

兵庫で夏のイベントといえば、夏の風物詩でもある甲子園での高校野球があります。高校野球が好きで、応援している高校が甲子園進出をしている場合は、思い切って夏休みに兵庫旅行を計画しても良いかもしれません。

そのほかにも、城崎マリンワールドや「船の旅コンチェルト」でのクルージング、夏も楽しめる城崎温泉などのスポットにも注目です。

16.和歌山県

和歌山といえば海の幸。夏場はタチウオやアユ、アワビ、スルメイカなどのグルメを楽しむことができます。また、国内有数のビーチ「白良浜」がサマースポットとして有力です。
その他にもアドベンチャーワールドや那智の滝など夏にピッタリなスポットが多数あります。

 

【2023年夏休み】大学生の旅行の動向調査

【2023年夏休み】大学生の旅行の動向調査

最後に、実際に大学生500人を対象に行なったアンケート調査をもとに、2023年の大学生の動向を解説します。

2023年は国内と海外どちらに旅行した?

今年の夏休みにやったことは?(N=500)
今年の夏休みにやったことは?(N=500)

大学生の夏休みの旅行の場合、国内と海外の対比や「46:7」という結果になりました。項目としてバラバラになっていますが、帰省やサークル合宿を含めると国内旅行の割合はもっと高くなるでしょう。

2023年の夏休みにやり残したことは?

今年の夏休みにやり残したと思っていることは?(n=500)
今年の夏休みにやり残したと思っていることは?(n=500)

2023年の夏休みにやり残したこととして、多くの声があがったのは「海・プールで泳ぐ」「国内旅行」「夏祭りや花火」などでした。

実際に国内旅行をした割合は46%と半数近くの学生が実行しましたが、それでもやり残したとに国内旅行を回答した人が26%もいたため、夏休みに国内旅行をしたいと思っている学生が非常に多いことが読み取れます。

一方で、海外旅行を実際にした割合は7%に止まり、やり残したことに海外旅行を回答した人も16%でした。コロナ自粛明け以降、国際便が増えてはいますが元通りではなく、学生が購入しやすい以前のような格安チケットなどは減っているようにも感じます。そのため、行った人より行けなかった割合が、国内旅行に比べて大きくなっているようです。

夏休みは国内旅行が選ばれやすい理由

夏休みにやりたいことをやり残した理由は?(n=500)
夏休みにやりたいことをやり残した理由は?(n=500)
  • 金額的な理由
  • 時間的な理由
  • 言語的なハードル
  • 調べる手間
  • 準備や予約の手間
  • 長距離移動がない
  • 食事が合わないリスクがない
  • 治安が良い
  • 通信問題がない

どうしてやり残しが発生したのか?という質問から、海外旅行よりも国内旅行が選ばれやすいのかを考えてみます。

大多数を占める理由は「時間」でした。大学生の場合サマーインターンや卒論・研究(学年よっては)、アルバイト、資格などで意外と時間が取れないものです。それ以外にも、夏休みは春休みに比べてイベントが多いのも特徴です。夏祭りや花火大会、夏フェスやサークル合宿なども夏に開催するため、まとまった期間海外旅行に割くよりも、短い期間で楽しめる国内旅行を選ぶ学生が多いのでしょう。

また、「お金」という理由も大きな要因となっているようです。とくに2023年は円安により海外旅行が選ばれにくかったという点が大きいようです。そのほかにも、国内での物価高も相まってそもそも海外旅行にいくだけの余裕を作りにくかったという点もあります。

<大学生旅行の平均費用を徹底解説!低予算で旅行するためにできることの記事はこちら>

夏休みの国内旅行は誰と行く?

国内旅行には誰と行きましたか?
国内旅行には誰と行きましたか?(N=231)

最後に、国内旅行はだれといくのかという質問をしてみました。結果は上記のグラフ画像の通りです。

ガクセイ協賛編集部では2022年も同様のアンケートを行っていますが、2022に比べて2023年は「家族や親戚」と旅行する方の割合が増えています。
2022年はまだ、感染症の名残が残っており活動によるリスクが拭いきれていなかったこともあり、年齢層が高い両親や祖父母との旅行を控えていた人が多かったのに対して、2023年は気兼ねなく家族と旅行に行く人が増えたのでしょう。

【自由回答】2023年の夏休みの一番の思い出は?

 

規模感の大きな活動としては以下のような意見が集まりました。

  • ハワイでゆっくりできたこと
  • 大好きなシンガポールと韓国に行けたこと
  • 5泊以上の国内旅行ができたこと

コロナ禍の影響もあり今回が初めての・◯年ぶりの旅行や活動であったという回答も多かったです。

  • 4年ぶりの地元のお祭りに行けたこと。
  • 初めてちゃんと花火大会に行ったこと
  • 13年ぶりに北海道旅行に行き、小樽や札幌を観光したこと。
  • 4年振りに開催された七夕祭りに友達と行けたこと。

また、大学生になって初めての体験をしたことが印象に残っているという意見も集まりました。親離れや親孝行、自分で稼げるようになってしたいことをしてみたといった大学生らしい思い出だと感じます。

  • 初めて夏合宿に行ってサークルの人と仲良くできた
  • 人生で初めて野外フェスに行ったこと!
  • 初めて家族や1人以外で友人と旅行に行った。
  • 彼氏の家で半同棲生活を数日しました
  • 帰省して、幼なじみとお酒を初めて飲んたこと
  • 家族と栃木県那須に旅行に行ったこと。普段あまり家族と行動することがないので、とても良い思い出になりました!また行きたいです。

そのほか、2023年夏の最大の思い出として近場の旅行やイベント、勉強やアルバイトを選んだ方も多くいました。場所や規模は関係なく体験こそが大事なのだと認識させられます。

  • ゼミで友人とアニメーション制作をしたこと
  • 学科の泊りがけの実習でクラスみんなで花火をしたこと
  • 高校時代の友達と一日中遊んだことです。みんなで晩御飯を食べに行ったり、車で心霊スポットに行ったりして大学生らしいことができたので一番印象に残っています。
  • 部活の合宿でアイスを沢山食べたこと
  • アルバイトで10万円以上稼いだこと

まとめ

以上、大学生の夏休みの動向を解説しつつ、人気の高い国内旅行の旅行先を紹介しました。

データとしては円安や物価高の影響であまりやり残したことがあったという意見も集まりましたが、コロナによる自粛ムードは2022年、2023年とだんだん緩和され、コロナが原因で旅行を断念したという方はほとんどいなくなっています。

2024年以降はさらに気兼ねなくいつも通りに旅行できる夏休みとなるでしょう。今回紹介した中で気になる旅行先があればぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。

今回の記事では大学生へのアンケートデータを用いて、旅行先を紹介しました。
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