大学生になり、毎日のメイクアップや肌のケアなどに力を入れるようになった方も多いのではないでしょうか?
本記事では、大学生にアンケート調査を行い「大学生の美容事情」を調査してみました。
普段行っているケア、持ち歩いているアイテム、美容関連の悩みなど「みんなの声」を参考にしてください。
大学生の美容事情
早速、大学生の美容事情について解説します。
今回質問をした項目は以下の通りです。もちろん、どの項目も自分にとっての最適があるため、多数の意見が正しいということではありませんので、参考としてご覧ください。
- 美容のために日々していること
- 持ち歩いている美容アイテム
- 1日の美容時間
- 月の美容代・自己投資額
- 美容知識・情報の集め方
具体的に何をしてるの?
「毎日行っている美容習慣は?(女性:n=356、男性:n=132)」と質問をしました。男女問わず、最も取り組まれている美容は「スキンケア」でした。気にする方が多いという点やセルフケアしやすいという点が大きいのでしょう。
女性の場合、次いでメイクという回答が多く集まりました。やはり女性にとってはメイクは身近な美容として認識されているのでしょう。
男性の場合、健康的な食事や定期的な運動という回答がスキンケアに次いで多く寄せられました。女性よりも取り組んでいる割合が高くなっています。
男性は運動や食事を気にして「体を作ること」、女性はケアを行い「美しさを作ること」など、男女によって美容の目的が多少異なることから、行動にも違いが生まれるのでしょう。
持ち歩いている美容アイテム
「あなたが常に持ち歩いているものは?(女性:n=356、男性:n=132)」と質問したところ、女子大生が普段から持ち歩いている美容アイテムとして多くの意見が集まったものは、「口紅・グロス」、「リップクリーム」、「日焼け防止クリーム」でした。
一方、男子大学生からは「制汗剤・汗拭きシート」や「ヘアワックス」が人気で、女性よりも持ち歩く方が多いようです。
また、少数ではありますが男性の中にも化粧品を持ち歩く方がいる点にも注目です。
1日の美容時間
「スキンケアやメイク、ストレッチなど美容に関する行動にかける1日のおよその時間は?(女性:n=356、男性:n=132)」という質問をしました。1日にかける美容時間は圧倒的に女性の方が多いようです。
美容意識や、毎日行っていること、後述する美容代などはやや女性の方が高い(多い)印象でしたが、時間に関しては大きな違いがあるようです。
男性の場合、0分や10分以内である方が全体の55%を占めるのに対して、女性の場合0分や10分以内と回答した方はわずか1割です。
多くの女性は「10〜30分」「30分〜1時間」毎日ケアを行っています。中には1時間以上・2時間以上時間をかける方も5人に1人程度の割合でいるようです。
理由としては、女性の方が「スキンケア」「ヘアケア」「ネイルケア」「メイク」など男性よりもケアする項目が多いことが挙げられます。
月の美容代・自己投資額
「美容にかける1か月のおよその金額は?(女性:n=356、男性:n=132)」という質問をしました。1ヶ月に使用する美容代に関しては、男女問わず「3000円以下」の大学生が多いようです。
男性の場合は0円と回答した方も数名いました。
割合としては、女性も「3000円以下」の回答が一番多かったものの、3000円以上、5000円以上と回答する方は男性よりも多いです。
理由としては、前章の「1日の美容時間」と同様にケアやメンテナンスを行う項目が男性よりも多いためと予想できます。
美容知識・情報の集め方
「美容について情報を得るときに参考にするものは?(女性:n=356、男性:n=132)」という質問をしました。女子大学生・男子大学生ともに「YouTube」や「WEBメディア」を美容に関する情報媒体として利用しているようです。
メイクテクニックを紹介するチャンネルや、美容グッズの口コミ評判を紹介するサイトなど、動画サービスやWEBサイトからは多数の情報を集めることができるため、知識を深めたいとお考えの方はぜひ活用してみてください。
また、女子大学生にとってはInstagramやTwitterなどのSNSも情報収集の場として活用されています。
自分が好きな有名人が使っているアイテムを調べたり、メーカーの公式アカウントをフォローすることで最新情報をキャッチすることもできます。
ちなみに、具体的に参考にしているインフルエンサーは以下の通りです。
nanakoななこ
ふくれな
水越みさと
五彩緋夏
きりまる
吉田朱里
サラ
鹿の間
ゆうこす
EGA.channel
大学生の美容に関する悩みランキング
大学生は美容に関してどのような悩みを持っているのでしょう。
当サイト編集部では「あなたの美容の悩みが魔法で一つ消せるなら、何をお願いしますか? 」と夢のような質問をしてみました。
「できるできない」を取っ払い、魔法で治せるとしたら?と質問すれば本当の悩みが見えてくるでしょう。
ニキビ
男性:ニキビ跡!
女性:ニキビをゼロにしてほしい
大学生にとってもっとも多かった悩みの種は「ニキビ」でした。
自由回答にしたにも関わらず5人に1人がニキビやニキビ跡を治したいと回答しています。
大学生になると、これまでの「思春期ニキビ」とは違う「大人ニキビ」との戦いがスタートします。思春期ニキビとは違い時間経過(成長によるホルモンバランスの安定)ではなく、原因の対策で治す必要がある「大人ニキビ」に悩む大学生が多くいるのでしょう。
肌トラブル全般
女性:乾燥、オイリー肌
男性:毛穴をなくす
- 日焼け
- 美白
- しわ
- シミ
- そばかす
- 皮脂
- 毛穴
肌に関するトラブルは山程あります。上記に挙げた以外にも何かしらの肌トラブルを解決したい!と回答してくれた大学生が多数いました。
細かな問題ごとに要因や対策が異なるため、自分が解決したい問題が何なのかを見極める必要があります。
太りにくい体質・ダイエット
女性:体重管理・ダイエット
ダイエットに成功したい!食べても太らない体にしてほしい!といった声も多く集まりました。
大学生になり体質が大人になるケース(食べたら食べた分だけ太る)や、食生活や睡眠など自己管理が必要になり太ってしまうケースなどが考えられます。
脱毛/ムダ毛/髭
男性:全身脱毛
他世代と比較して肌の露出が多いファッションを取り入れることがある大学生(20代)は体毛を気にする方も多いようです。
また、大学生になって恋人ができるなど異性からの見られ方を気にした結果、体毛をなくしたいと考える方もいます。
男性にとっては、ヒゲを気にし始める方が多いようです。体の成長が終わってもヒゲの成長は40代50代まで続きます。いままでの自分をキープするために脱毛を考える方もいるのでしょう。
ほくろ
女性:ほくろをなくしたい
チャームポイントともなり得るほくろですが、美しさと捉え方は人によって様々で、なくしたいと考える人もいるようです。
ほくろのある箇所が気になるケースや、個数が気になるケースなど取りたい理由はいくつかあるようです。
顔パーツ
女性:一重を二重にしたい
女性:歯並びを改善してほしい
女性:顔型を変えたい
女性:小顔になりたい
女性:左右対称の顔になる
鼻や目、骨格、歯並びように、顔のいずれかのパーツを変化させたいという悩みを持つ方もいます。とくに「二重」や「小顔」は顔パーツの中でも人気の願いのようです。
髪の毛
女性:サラサラの髪
女性:髪の毛のうねり
男女問わず、髪質を改善したいと考える方が見受けられました。
主な悩みとしては「天パ」や「うねり」などが多い印象でした。縮毛矯正などで改善はできますが、自然なサラサラヘアを求めているようです。
体パーツ
女性:脚を細くしたい
女性:バストアップ
女性:美しいスタイルを手に入れる
脚の長さや太さ、身長、骨格(O脚)、バストアップなど体のパーツを変化させたいと考えるひとも多いようです。顔のパーツと比べると回答は少なめでした。
くま
少数ではありますが、目の下のくまをなくしたいと回答した方がいました。
目の下にくまがあると、「老け顔」や「疲れている顔」に見られてしまうこともあります。研究やレポート提出、遊びやバイトなどで寝不足なりやすい大学生らしい意見です。
汗
男性に多く見られた意見は「汗」に関する悩みでした。
発汗量やニオイなど、根本的な改善方法が思いつきづらい悩みだからこそ、魔法で消し去りたいと考える方がいるようです。
まつ毛/眉毛
少数の意見ではありますが、「眉毛を整えるのがめんどくさい」「まつ毛を長くしたい」といった意見も集まりました。
化粧やメンテナンスによって整えられる項目ではありますが、もともとキレイなまつ毛や眉毛で管理不要であれば、その分楽になるということでしょう。
その他の回答
女性:全てのコンプレックスを消してもらう
男性:もっとイケメンになりたい
女性:化粧しなくてもいい世の中に
そのほか、特定の問題ではなく「もっとイケメンになりたい!」といったざっくりとした願いや、「化粧をしなくて良いような世の中に変化させたい」といった別の角度からの意見も集まりました。
化粧という概念がない世界、それはそれで面倒くさくなくてよいですね。
コロナによる大学生の美容習慣の変化
最後に、コロナの影響を受けたことで大学生たちに美容習慣の変化があったのかを調査してみました。
「コロナをきっかけにあなたの美容に対する意識や習慣は変わりましたか?(n=490)」と質問した結果、「変化があった」と回答する方が多くいました。
項目ごとに解説します。
メイクよりもスキンケアを重視
最も多い変化は、スキンケアを重視するようになったという変化です。
主に2つの理由が考えられます。
1つは、食生活の乱れや運動の減少・マスク習慣、ストレスなどの理由から肌荒れがおき、スキンケアが必要になったこと。
2つ目は、メイクをする機会が減り時間やお金に余裕ができた分、基礎の肌つくりに意識を向けるようになったことです。
アイメイク重視などメイクが変化
アイメイクを重視するようになったという変化も同様に多い意見でした。
理由は想像の通り、マスクを付ける生活が当たり前となったことで「隠れてしまう鼻や口よりも人から見られる目元を重点的にメイクアップしたい」という意識の変化が生まれたことにあると考えられます。
家でのストレッチや運動習慣が増えた
「家でのストレッチや運動習慣が増えた」という回答は3番目に多い意見でした。
リモート化が進んだり、活動を自粛する機会が増えたことで運動不足を感じる方が増えているようです。その結果、自宅での運動など自分でできる範囲で無理なく運動しようと考える方が増えました。
食事に気を遣うようになった
コロナによる影響として、外食を控える方が増えました(時期によってはそもそも営業しておらず利用できないこともありました)。
その結果、自炊の必要があり結果的に食事に気を使う方が増えたようです。
そのほかにも「デリバリーなどが増え、食生活が乱れてしまったので見直すようになった」「免疫や健康を意識するようになった」などの可能性も考えられます。
ヘア・ネイルケアに意欲的
コロナ禍で美容室に行く頻度が減っている方が多いようです。その結果、自宅でのヘアケア・ネイルケアに注力したり、美容室に行く際はいつもよりもグレードの高いメニューを選択するという方が増えているのではないでしょうか。
脱毛等の美容ケアに意欲的
緊急事態宣言が発令されていた期間中は多くのサロンも休業しており、大学生を含む多くの方は自宅で脱毛などセルフ美容ケアをしていたと思われます。
そのほかにも、「清潔や衛生に対する人々の意識が強まり脱毛が注目された」「肌のセルフケアが進み、利用者の肌が保湿された状態となったため脱毛効果が感じやすくなった」などの理由が考えられます。
以上、大学生の美容事情の実態調査について解説しました。ガクセイ協賛は、大学生の意識調査などを全国800大学の学生にアンケートを行なっております。商品やサービスのアンケート、就活やバイトに関する意識調査など、大学生へのアンケート調査をご希望の方はご相談ください。