女子大生にアンケート!夏休みの人気アルバイト【みんなのバイト事情】

本記事では「女子大生の夏休みのバイト事情」に関するアンケート調査をしました。調査概要と質問項目は以下の通りです。

調査期間:2024年07月25日(木)~2024年07月26日(金)
調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約800の学校の学生
調査方法:インターネット調査
対象者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生256名
対象属性:女性256人、男性0人、性別未回答0人
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イメージできるように、実際の活用事例を簡単にご紹介しています。アンケート調査の活用事例もありますので、ぜひご参考ください。
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【質問項目】
Q1.夏休みにアルバイトをしますか?(n=256)
Q2.夏休みにバイトをしない理由をお答えください。(複数回答可)(n=18)
Q3.夏休みに、いくらくらい稼ぎたいですか?(n=238)
Q4.稼ぐために、夏休みの何日くらいを「バイトの日」に使えますか?(n=238)
Q5.夏休みに働く理由をお答えください。(複数回答可)(n=238)
Q6.夏休みにやりたいバイトを2つ選び、その理由をお答えください。(n=256)

 

夏休みにバイトする女子大生は86%!

「Q1.夏休みにアルバイトをしますか?(n=256)」
「Q1.夏休みにアルバイトをしますか?(n=256)」

女子大生のほとんどは、夏休みにアルバイトをしようと考えています。夏休みは世間の消費活動(旅行やレジャー、食事、ショッピング)が活発になるため、それに合わせてアルバイトの求人数も増えます。

時間があり働き先を探しやすくなる夏休みは、お金を稼ぎたいと考えている大学生にとって、バイトにはもってこいな期間であるといえます。

また、募集されるアルバイト求人の中には、夏休みならではのお仕事も多いです。お金を稼ぐだけではなく、限定的なお仕事にチャレンジすること自体が夏の思い出になることもあるでしょう。

夏休みにアルバイトをしない派の理由

「Q2.夏休みにバイトをしない理由をお答えください。(複数回答可)(n=18)」
「Q2.夏休みにバイトをしない理由をお答えください。(複数回答可)(n=18)」

大多数の女子大生が夏休みにアルバイトを検討している一方で、全体の7%、人数にして18名と少数派の回答ではありますが夏休みにアルバイトをしないと考えている人もいます。その多くは「バイトをする暇がない」という意見でした。

大学生の夏休みは、部活やサークル、課題、留学、旅行、遊び、恋愛、家のことなどやりたいこと(やるべきこと)がたくさんあります。そのため、時間がない・手元のお金で間に合わせると考える人もいるようです。

社会人になってこれだけ長い期間自分のために使えることはなかなかありません。その夏休みを、どのように有意義に過ごすかは人それぞれ違ってくるでしょう。

以下では、夏休みならではのバイト先を中心に「オススメ・人気のバイト先」を紹介します。

 

女子大生に聞く夏休みのオススメバイト

Q6:夏休みにやりたいバイトを2つ選び、その理由をお答えください。
「Q6.夏休みにやりたいバイトを2つ選び、その理由をお答えください。(n=256)」

以下では、「Q6.夏休みにやりたいバイトを2つ選び、その理由をお答えください。(n=256)」という質問をもとに、実際に人気があるアルバイト先を中心に紹介します。それぞれのアルバイトごとに仕事内容やオススメの理由についても触れているので、ぜひ参考にしてください。

イベントスタッフ:114票

もっとも人気が高かったアルバイトは「イベントスタッフ」でした。イベントといっても種類は多く、コンサートや野外ライブ、スポーツイベント、ゲームイベントから企業の販売会やセミナーまで、様々です。

そのため、業務内容も異なりますが「会場の設営」や「入場受付業務」、「販売業務」「整列業務」はどのイベントにも当てはまるようです。

日給制で単発で応募できる求人が多く、都度予定に合わせて調整ができる点も人気の理由のようです。

【アンケートで集まった声】
イベントスタッフのバイト経験がない人が多く、業務内容やお金というよりも、単純に「楽しそう」という意見が多く、普段は経験することができない「イベントに関われること」に対する期待感が高いと感じられる声が多く寄せられました。また、普段のアルバイトは講義やサークル活動が終わったあとにすることが多く、夏休みという期間を活かして、丸一日や連日で働いてみたいという声も集まりました。そのほか、単発で稼げると言うことを理由に挙げる人も多い印象でした。

リゾートバイト:65票

次に人気のアルバイトは「リゾートバイト」です。全国各地の温泉旅館や、ホテル、テーマパーク、飲食店などに住み込みで働くお仕事です。期間は数日から、1ヶ月以上まで求人によって異なります。

きちんと予定を調整して行うバイトなので、スキマバイトほど流動性は高くありませんが、まとまった期間でガッツリ稼ぎたいという方にはオススメです。バイト期間中は食事補助や泊まる場所、観光ができる自由時間などが用意されているため、旅行をしつつお金が貯まる性質があります。

仕事内容は、観光施設や旅館、飲食店でのご案内やオーダー、料理の提供、お会計、清掃などの業務があります。

【アンケートで集まった声】
リゾートバイトにチャレンジしやすいのは、長期休暇を得られる大学生の夏休みであると考える方が多く、好奇心や経験としてやってみたいという声が多かった印象です。そのほか、友人と一緒に応募できることや、異性や友達との出会いなども期待すること、旅行を満喫しつつ稼げることが、大きな理由になっています。

塾講師:62票

現役の大学生ならではの人気バイトに「塾講師」があります。夏休み期間の場合、高校生向けの塾も中学生向けの塾も受験に向けた集中期間として、夏期講習や模試の開催を行うため、短期間スタッフの募集を行うことがあります。

求人の全てが講師(授業を行うスタッフ)の募集ではなく、補助的な業務のスタッフであったり、試験監督であったり、必ずしも秀でた学力が必要というわけではありません。

塾講のアルバイトは時給が高いことでも知られており、効率よく稼ぎたいという方にオススメです。

【アンケートで集まった声】
時給の良さや現在も働いていることが理由となっている方が多い印象です。また、夏のアルバイトの中で「室内の涼しいところで働ける」という点が他のアルバイトと比較したときのメリットとなっているようです。もちろん、「教えることが好き」や「受験生に重要な夏の時期に指導に参加したい」といった社会貢献への意欲も感じられました。

テーマパークスタッフ:58票

テーマパークのスタッフも夏休みのバイト先として人気があります。遊園地(水族館、博物館、子供向け職業体験施設なども)では、来場者数が多くなる夏の期間に合わせて短期スタッフの募集を行うことがあります。

業務内容は臨時イベントの会場設営や、イベント運営、インフォメーション、フロント、アトラクションの運営、物販などです。自分の好きなテーマパークがある方は、求人情報をチェックしてみるといいでしょう。パークのスタッフとして、憧れの制服・コスチュームなどを身につけて一緒に働けることがあるかもしれません。

【アンケートで集まった声】
テーマパークは楽しい空間なので「楽しく働けそう」「やりがいを感じそう」と回答した学生が多く、夏休みは時間があるので挑戦してみたいと考える人が多かったです。テーマパークで働くことを憧れとして持っていたり、テーマパーク自体が好きという方も多い印象です。また、お客さんと交流することを楽しみにしていると回答した人もいました。狭き門ゆえに、実現しないケースが多く、憧れとしての人気が高いです。

花火大会スタッフ:52票

夏休みならではのアルバイトといえば「花火大会のスタッフ」です。夏の風物詩として人気の花火大会。そんな花火大会では主催団体が設営スタッフや、誘導スタッフ、販売スタッフ、受付・本部スタッフを募集することがあります。短期間に大量採用をするため、ハードルが低いという点も魅力的です。

そのほか、委託をされている警備会社が増員として警備スタッフを募集しているケースもあります。警備のお仕事については、事前研修が必要と定められているため、ある程度余裕を持って応募する必要があります。

【アンケートで集まった声】
「夏の一大イベントに関わりたい」「夏と言えばなバイトがしたい」といった声が大半を占めました。また「花火も見たい」という動機も多く、お金を稼ぐことが優先事項になっているというよりは、楽しいことをしながらお金も稼げるという意識が感じられました。

海の家:20票

同じく、夏休みならではのアルバイトに「海の家のスタッフ」があります。アルバイトの担当はホールとキッチンに分かれており、業務自体はほとんど飲食店と変わりません。加えてマリンレジャー商品のレンタルなどの特殊な業務があります。

海が好きな方、皆でわいわいと楽しく働くことが好きな方などから強い人気があります。近くの海水浴場に通うケースもあれば、住み込みで働くケースもあります。

海の家は地域ごとの海開きの時期に合わせて営業されます。一部地域を除くと、一般的に7月上旬から8月末までです。そのため、営業開始時期に合わせて事前に募集されることが多いです。5月6月には募集が始まるので、夏休み前の準備は必要かもしれません。

【アンケートで集まった声】
花火大会スタッフと同様に「夏にしかできない仕事」や「滅多にできないレアな仕事」を体験したいという理由が多数となりました。また、海が好きという回答も多数寄せられました。

ビアガーデンスタッフ:19票

夏に開設・特設されるビアガーデンでスタッフとして働くのも1つの選択肢です。よくあるケースとしては、ホテルやデパートの屋上などのスペースを活用し、期間限定の会場を作って運営されることが多いです。そのため、郊外のテーマパークや全国の旅館などに出向く前述したアルバイトに比べると、交通の利便性が高い都市部で働けることが多いです。

業務は通常の飲食店バイトと同様にホールスタッフと調理スタッフに分かれていることが多いです。メニュー数が多くないことや、初めての方が多いことからオープニングスタッフのアルバイトのような感覚で働くことができるでしょう。

施設によっては、屋外の広い会場を歩き回らなくてはいけないので、ある程度体力や暑さ対策が必要になります。

【アンケートで集まった声】
「夏限定で開かれるビアガーデンだから」「賑やかで楽しそう」「友達ができそう」「飲食の経験を活かせる」など、いろいろな意見があつまったアルバイトでした。また、スタッフがおしゃれだったりかわいいという意見もあり、女性らしい視点での意見もありました。

ビールの売り子:18票

野球が最も有名ですが、そのほかでもイベントやスポーツのスタジアムなどでビールの売り子として働くこともできます。スタジアムの運営会社や、人材サービス会社が募集をしているケースが多いです。

プロ野球だと、売り子専用の球団ユニフォームを着て、働ける点も魅力の1つです。シフトはデイゲームやナイトゲームに合わせて12:00-15:00や17:00-20:00などの単位で働けるので、予定の調整もしやすいはずです。

日当にあわせて歩合制度を採用している会社が多く、実力次第では1日の仕事で数万円を稼げることもあります。時給8000円を稼ぐビール売り子の仕事術といったニュースも話題となったことがあります。

【アンケートで集まった声】
スポーツや野球、球団が好きであることが、働いてみたい理由になっているようです。また、ビールの売り子に対する印象が良く(ビジュアル的にかわいい・出来高制で稼ぎが良い)やってみたいという意見が多かった。そのほか、夏休みはいつもと違うことに挑戦してみたいという意見もありました。

農業バイト:13票

少し珍しいアルバイトとして「農業バイト」というものがあります。あまり知名度はありませんが、スローライフをおくりながら働ける期間限定バイトとして注目されています。基本的には数日から月単位での住み込み制であり、リゾートバイトの農業版をイメージすると理解しやすいです。

野菜や果実の収穫、梱包や種植え、生育などを手伝ったりします。

夏の時期は高原野菜(標高の高い場所で、夏のすずしい気候を利用して栽培される野菜)を扱う農場が多く求人を出すため、避暑地でゆったりとした時間を過ごしたい方にオススメです。

【アンケートで集まった声】
理由はさまざまですが、何かしらの糧になると考えている人が多そうな印象でした。将来的に農業に携わる仕事をしたい、趣味として農作業や菜園が好き、自然と触れ合うことが好きと回答する方などが多かったです。

UberEatsなど配達員:4票

UberEatsなど配達員は夏休みに稼げるバイトとして注目されています。夏季休暇シーズンは、自宅で過ごす方の数が増えるため、注文が入りやすくフードデリバリーにおいて繁忙期とされています。

そのため、ガッツリ稼げるという点が大きな魅力です。

ただし、上記で挙げてきたアルバイトに比べて、運動量が圧倒的に多いため、夏の時期にデリバリーの仕事をするのであれば、暑さ対策は必須です。水分補給などの基本対策はもちろん、暑さ対策の画期的なグッズや装備も数多く販売されているので、チェックしてみるのもいいでしょう。

▶大学生が選ぶ暑さ対策グッズ・飲み物・方法を徹底解説【アンケート調査結果】

【アンケートで集まった声】
上述した「稼ぎ」に関する意見は、意外にも少なく「自分のペースで働くことができるから」や「接客が少ない点が嬉しい」、「自分の自転車を活用して気軽に働ける」などの声が集まりました。

 

女子大生のバイト事情

最後に、大学生が夏休み期間中にどの程度バイト代を稼ぎたいのか、どれだけバイトに日数を割けるのかなど、「みんなのバイト事情」を紹介します。

夏休みバイトで稼ぐ金額

Q3.夏休みに、いくらくらい稼ぎたいですか?(n=238)
Q3.夏休みに、いくらくらい稼ぎたいですか?(n=238)

女子大生が夏休みのバイトで稼ぎたい金額のボリュームゾーンは「7万円〜9万円」のようです。ついで多かった回答は「10万円〜14万円」です。

ガクセイ協賛で過去に実施した「大学生のアルバイト実態調査」アンケートによると、大学生が月に稼ぐ金額の平均は「4〜6万円」でした。

そのため、今回のアンケートでの回答は比較的高いと言えます。

授業がある期間に比べると、休暇期間は活動に必要なお金が増えるという前提はもちろん、近年の物価高・円安も影響していると考えられます。

夏休みバイトをする日数

Q4.稼ぐために、夏休みの何日くらいを「バイトの日」に使えますか?(n=238)
Q4.稼ぐために、夏休みの何日くらいを「バイトの日」に使えますか?(n=238)

女子大生の多くは「11日〜15日」もしくは「16日〜20日」のアルバイトを考えているようです。一般的な四年制大学の場合、夏休みの期間は1ヶ月半程度(45日)です。そのため、おおよそ3日に1回〜2日に1回程度のペースで働きたいと考えている学生が多いと言えます。

夏休みバイトで稼いだお金の使い道

Q5:夏休みに働く理由をお答えください。(複数回答可)
Q5.夏休みに働く理由をお答えください。(複数回答可)(n=238)

女子大生がアルバイトする理由は「遊ぶためのお金を稼ぐため」が最も多い回答でした。大学生にとっての『夏』は、一生の思い出にもなりうるほど、価値が高いです。「海外旅行」や「国内旅行」の旅費と答える方も多く、20代前半の夏を思いっきり楽しむためのお金を稼ぎたいと考える方が多いようです。

ただし、ついで多かった意見は「貯金するため」であり、現実的な学生も多いようです。質問を複数回答可としているため、遊ぶためのお金を稼ぎつつ貯金もしっかりするという若年層ならではの現実的で無駄遣いを嫌う傾向が伺えました。

そのほかの意見としては、時間があるからといった声や、推し活資金のためのといった声も集まりました。全てが友達と遊ぶためではなく、消費の多様性も幅広いようです。

ガクセイ協賛とは?サービスの仕組みを徹底解説のアイキャッチ画像

以上、大学生の「女子大生の夏休みのバイト事情」に関する実態調査について解説しました。ガクセイ協賛は、大学生の意識調査などを全国800大学の学生にアンケートを行なっております。商品やサービスのアンケート、就活やバイトに関する意識調査など、大学生へのアンケート調査をご希望の方はご相談ください。また、フェスや学園祭などに関する協賛をご検討されている方も、ガクセイ協賛をご確認ください。

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