本記事では「2024年上半期の流行」に関するアンケート調査をしました。流行りの言葉、ドラマ、映画、音楽、グルメの5ジャンルについて、2024年の上半期で流行ったと思うものを大学生から回答を集めました。調査概要と質問項目は以下の通りです。
調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約800の学校の学生
調査方法:インターネット調査
対象者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生341名
対象属性:女性208人、男性126人、性別未回答7人
Q2:2024年上半期に流行ったと思う「ドラマ」は何でしょうか?(n=341)
Q3:2024年上半期に流行ったと思う「映画」は何でしょうか?(n=341)
Q4:2024年上半期に流行ったと思う「音楽」は何でしょうか?(n=341)
Q5:2024年上半期に流行ったと思う「グルメ」は何でしょうか?(n=341)
【言葉編】2024年上半期の流行
2024年上半期に流行ったと思う言葉を1つご記入ください。(n=341)
本アンケートでは341名から集めた回答をランキングにまとめています。以降のドラマ、映画、音楽、グルメに関する質問も同様です。
猫ミーム:50票
2024年上半期の流行ワードの第一位は「猫ミーム」でした。「ミーム」とは、人の持っている情報が他の人に伝達され複製されていく現象のことですが、簡単にいうと、面白い画像や動画がSNS上で拡散されていく現象のことを意味しています。
猫の写真にユーモア溢れる音声やコメントを付ける文化は以前よりありました。この短いスキットを使って動画クリエイターたちが、面白い体験談やストーリーを投稿し始めたことがきっかけで「短尺動画」を中心に流行しました。
可愛らしい動きや、表情、使われているBGMなど頭に残りやすい素材が多く、一気に世間に広まるかたちとなりました。とくに「チピチャパ(使われているBGMからそう呼ばれている)」という素材は知名度が高いです。
猫ミームが流行し始めた当初に、渡辺直美さんとハリセンボン春菜さんが猫ミームの素材を自分で再現する動画を投稿し大バズりし、流行を加速させていた印象が強いです。
BeReal:36票
第二位は、徹底的なリアルを追求したSNS「BeReal」です。BeRealには、通常のSNSと異なる制限がいくつかあります。もっとも特徴的である点は、1日1回ランダムに通知が来て2分以内にその場で撮影をして投稿をしければならないというもの。
コンテンツは自分と周囲を写した動画や画像に指定されており、加工はできない。
これにより、嘘偽りのないありのままの自分を投稿することになる。こうした制限だらけのアプリが「全員が同じ条件で自然体でいられて良い」と若者にHITしたようです。
それガーチャー、ほんまゴメンやで:19
第三位はドラマのセリフ「それガーチャー、ほんまゴメンやで」がランクインしました。元ネタは、ギャルタレントの今井アンジェリカさんと言われており、「それガチ?本当にごめん」の意味合いがあります。元々はギャル用語でギャルの間では使われていた言葉がテレビで露出され、若者の間でも知られるようになりました。
流行の火付け役となったのは、Sexy Zoneの菊池風磨さんが主演のドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』の第8話でこのセリフが使われました。以降、二宮和也さんのYouTubeチャンネルや、別番組などいろいろな場面で使われ、露出が増えていきました。
厳しいって:15票
第四位は「厳しいって」というYouTuberのジョージさんのセリフがランクイン。YouTubeチャンネル「ジョージ-メンズコーチ-」では男性向け習慣の啓発を行っており、該当の動画ではスポーツを通じて競争や成功体験を得たことがない方は危機感を持ったほうがいいという話の流れから、モテないって、厳しいってというセリフが生まれました。
この動画がバズったことはもちろん、「●●したことがないやつモテないって厳しいって」というスキームが多くのクリエイターに使われたことが流行を加速させた印象です。
おい、笑える:12票
第五位はTikTokで投稿された動画のワンフレーズ「おい、笑える」です。水辺で昼寝をしているカモに対して「お昼寝してる」と言うおばあちゃんと、撮影者とのやり取りから始まるこの動画。撮影者は「美味しそうですね」と返すとおばあちゃんは「美味しそう!?おい、笑える」といって立ち去っていきます。
空気感や言い回し、トーン、去っていくおばあちゃんの後ろ姿など絶妙にシュールで面白い動画です。日常生活において使い勝手が良いセリフであることからか、一気に広まりTikTokの投稿を紹介するX(twitter)のポストには30万いいねが付いています。
その他の意見まとめ
そのほかの意見には、人気の楽曲やスイーツ、書籍、スポーツ、ニュースなど、SNSだけではない幅広いジャンルで生まれたフレーズがありました。
チーム友達 | HIPHOPアーティスト千葉雄喜がリリースした楽曲名。オリジナル音源だけでなく、数々のアーティストが後続でリミックスやカバーを出し、大きなムーブメントになった。 |
Bling-Bang-Bang-Born | CreepyNutsがリリースした楽曲名。アニメ「マッシュル-MASHLE-」のオープニングテーマであり、映像の中で主人公が踊る独特なダンスをSNSでカバーし投稿する人が続出した。 |
タンフル | 韓国発祥のスイーツ。タンフル自体はフルーツ飴(りんご飴など)の意味である。ラインナップの中でもかなり最近の流行である。実際に流行の気配があるのは飴ではなく、氷をコーティングした「氷タンフル」。 |
風呂キャンセル界隈 | SNSでトレンド入りしたメンタル不調・社会問題。心身が疲れすぎると、入浴のハードルが上がりお風呂さえ入りたくなくなる状態。◯◯界隈という使い方もされる。 |
ギリハッピー | 若年層を中心に注目を集めているアーティスト「KOMOREB」の楽曲「GiriGiri」の歌詞として登場するワード。ギリハッピーだけでなく、ギリハピダンスも話題に。 |
水原一平/違法賭博 | プロ野球選手大谷翔平の元専属通訳(2017年から2024年まで)。アメリカ連邦検察が水原氏を銀行詐欺容疑で訴追。銀行詐欺と所得税の虚偽申告の罪を認めたことが大きなニュースに。 |
大谷翔平/大谷翔平 結婚 | MLBのロサンゼルス・ドジャース所属する日本人プロ野球選手。大リーグでの活躍以外に、上述の水原一平の一件や、結婚報道がありトレンドワードに。 |
マジマジマジンガー | TikTokを中心に人気を集めているクリエイター「おたまじゃくし中西」さんが動画内でよく使用する言葉として若者に浸透。 |
蛙化現象 | 好きだった、好意を寄せていたちょっとした相手の行動により、一気に気持ちが冷めてしまう現象の名前。食事マナー、運動音痴、店員への態度など、キッカケはさまざま。 |
ちょえ | YouTuberグループ「コムドット」のやまとが考案した言葉。ちょっと待ってえの意味がある。 |
しなこわーるど | バズるスイーツを作る原宿系クリエーター。自らスイーツ店のプロデュースも行っている。「しなこわーるど」は彼女がリリースした楽曲名。 |
ひき肉です | 中学生YouTuberグループ「ちょんまげ小僧」のメンバー、ひき肉によるあいさつ。独特の動きとアクセントが話題に。 |
渋い | 若者が「好まない・難しい」といった意味で使っている。「今日の飲み会どうする?」▶「ちょっと渋いかな」など。 |
〜ゆ | 若者特有の語尾。「ウケる▶ウケゆ」など。 |
チルい | 若者が「リラックスできる●●・落ち着いた●●」といった意味で使っている。 |
MBTI | 性格診断テストの名前。テストを行い、自身の性格を16のタイプから知ることができる。K-POPアイドルが自分の診断結果を公表したことにより、日本の若者にも拡がった。 |
【ドラマ編】2024年上半期の流行
あなたにとって、2024年上半期に流行ったと思う「ドラマ」は何でしょうか?(n=341)
特になし:87
2024年上半期の流行したと感じるドラマの第一位は意外にも「特になし」でした。ドラマ自体を見ていない人が回答したものと思われます。また、今季はダントツでヒットしているドラマがなかったと感じている大学生が多かったのかもしれません。
不適切にもほどがある!(TBS):62
第二位はTBS系の金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」です。主演は阿部サダヲさん、脚本は宮藤官九郎さんが務めました。また、オープニング曲に人気アーティストである「Creepy Nutsの二度寝」が使われたことでも話題となりました。
昭和世代の主人公(中学体育教師)が令和の時代にタイムスリップし、コンプライアンスが整った社会を窮屈に感じながら奮闘するといった内容のドラマで、昭和のあるあるネタがふんだんに詰め込まれています。
主題に対してどういった視点や感想で若年層が見たのかは不明ですが、若い世代にも刺さったドラマだったようです。
新空港占拠(日本テレビ):34票
第三位は日本テレビの土曜ドラマ「新空港占拠」です。主演は櫻井翔さん、脚本は福田哲平さんが務めました。また人気YouTuber(芸人)のぐんぴぃさんが出演したことでも話題となりました。
『大病院占拠』の続編として制作されたドラマで、武装集団による大規模事件解決に向けて主人公が奮闘するタイムリミットバトルサスペンスです。
光る君へ(NHK総合):30票
第四位はNHK総合の大河ドラマ「光る君へ」です。主人公は紫式部(吉高由里子さん)、脚本は大石静さんが担当しました。平安時代を舞台に紫式部の生涯を描いたドラマです。
変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語が変化を続ける令和の時代の若者たちにも共感を呼び、指示を得たのかもしれません。
アンチヒーロー(TBS):23票
第五位はTBS系日曜劇場の枠で放送されたドラマ「アンチヒーロー」です。主演は長谷川博己さん、脚本は李正美さん、 福田哲平さん、 宮本勇人さん、 山本奈奈さんが務めます。
弁護士の活躍を描く物語となっているのですが、本作の主人公は、犯罪者をも無罪にしてしまうアンチヒーローです。そんなダークで危険な世界観を描いたドラマが第5位となりました。
その他の意見まとめ
その他、得票があったタイトルを以下にまとめています。
アンメット ある脳外科医の日記 (フジテレビ) |
虎に翼 (NHK) |
君が心をくれたから (フジテレビ) |
相棒season22 (テレビ朝日) |
366日 (フジテレビ) |
春になったら (フジテレビ) |
Believe~君にかける橋~ (テレビ朝日) |
ブギウギ (NHK) |
ブルーモーメント (フジテレビ) |
GTOリバイバル (フジテレビ) |
さよならマエストロ・父と私のアパッシオナート (TBS) |
となりのナースエイド (日本テレビ) |
【映画編】2024年上半期の流行
あなたにとって、2024年上半期に流行ったと思う「映画」は何でしょうか?(n=341)
名探偵コナン 100万ドルの五稜星:118票
2024年上半期の流行したと感じる映画の第一位は、2024年4月に公開された人気アニメの映画シリーズ「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」です。
作中の人気キャラである「怪盗キッド」「服部平次」などが多く出演した映画で、ファンに言わせると神回として、公開前より多くの注目を集めていました。観客動員数1052万人(公開73日間)で興行収入は150.5億円、邦画史上10本目となる150億円突破したと発表されています。
「若年層ならでは」というよりは、世代を問わず人気が高い作品が第1位にランクインした結果となりました。
劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦:79票
第二位は「劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦」です。第二位も同様に人気アニメの映画シリーズがランクインする結果となりました。古舘春一原作の少年ジャンプにて掲載中の人気漫画『ハイキュー!!』の劇場版2部作の第1弾として公開されたこの映画となっており、人気のエピソードの1つである「烏野高校VS音駒高校」の対決が描かれています。海外でも人気があり、アメリカはもちろん、アジア、南米、ヨーロッパなど40カ国以上で上映されています。
読者の男女比率が男性8割と言われる少年ジャンプにおいて、ハイキューは女性人気が強いことが特徴の漫画です。そのため、本アンケート調査でも多数の女性票を獲得し2位となりました。
バレー日本代表は男女ともに世界ランキング上位で、パリオリンピックも楽しみですね。
変な家:40票
第三位は、石川淳一監督が手掛けるホラー作品「変な家」です。オカルト動画のクリエイターの主人公がある一軒家の間取り図にであったことから始まるストーリーとなっており、劇中でその真相を明らかにしていきます。
実在のYouTuber(兼作家)の雨穴さんが、2021年に公開した動画「不動産ミステリー 変な家」が元ネタとなっている作品で、元動画を知る層から大きな注目を集めました。
本映画はYouTube広告に力を入れていたこともあり、若年層への認知に成功し3位にランクインしたと考えられます。
特になし:28票
第4位は特になしという回答でした。ドラマと同じく、映画自体に興味がない層が一定数います。
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。:28票
第5位には、2023年12月公開の「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」がランクインしました。
SNSで話題を読んだ「汐見夏衛」のベストセラー小説を映画化した作品です。内容は、1945年の戦時中の日本に主人公の百合がタイムスリップし、特攻隊員の青年に恋をするラブストーリーとなっています。
もともと、SNSを中心に人気を集めた作品ということもあり、読者が若年層に集中しており映画化の際も同様の年代層の方からの指示を得ました。
その他の意見まとめ
その他、得票があったタイトルを以下にまとめています。
ウィッシュ | デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション | 劇場版 Spy x Family Code: White | 「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ |
ウォンカとチョコレート工場のはじまり | 夜明けのすべて | 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM | ゴールデンカムイ |
窓際のトットちゃん | 哀れなるものたち | – | – |
【音楽編】2024年上半期の流行
あなたにとって、2024年上半期に流行ったと思う「音楽」は何でしょうか?(n=341)
Bling-Bang-Bang-Born 〔Creepy Nuts〕:165票
2024年上半期の流行したと感じる音楽、栄えある第一位はCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」です。TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」の主題歌に採用されており、オープニングでは主人公や登場人物がフレーズに合わせた独特のダンスをしています。
このダンスがミーム化し、TikTokを中心としたショート動画コンテンツでカバーダンスを投稿するクリエイターが続出し人気に火が付きました。
そのほか、言語の壁を超えたキャッチーなサビや中毒性の高いラップパートなど人気の理由となっている因子は多数ありそうです。保育園でも歌って踊れる子が多数いるようです。
アイドル〔YOASOBI〕:31票
第二位は、YOASOBIの楽曲「アイドル」です。この曲のミュージックビデオは、公開から35日間で1億再生突破という快挙を成し遂げており、2023年にリリースされた曲ですが2024年も引き続き人気のある1曲となっています。同曲は海外人気も高く、反響を受け英語版もリリースされています。
人気アニメ「推しの子」の主題歌となったことや、YOASOBI自身がSNS運用に長けていること、若年層から指示を得ていること、アイドル以前にも多数のヒット曲を生み出しており注目度が高かったことなど、様々な要因から大学生アンケートでも上位にランクインしました。
幾億光年〔omoinotake〕:20票
第三位は日本の人気バンドomoinotakeの「幾億光年(いくおくこうねん)」です。TBS系火曜ドラマ『Eye Love You』主題歌として書き下ろされた楽曲で、omoinotakeの2枚目のシングルとなっています。
Omoinotakeならではの爽快なグルーヴ感が感じられる一曲となっており、InstagramやTikTokでの使用曲としても人気を集めました。
晩餐歌〔tuki.〕:19票
第4位は、15歳のシンガーソングライター「tuki.」が歌う「晩餐歌」です。晩餐歌リリース時、中学3年生ということもあり、その若さも話題となりました。同曲はストリーミング累計1億回再生を突破しており、ソロアーティストとして歴代最年少の記録となっています。
受ける愛情を料理に例えた独特なリリックと、高い歌唱力、印象的なサビが特徴的な楽曲となっています。TikTokで弾き語り投稿から人気を集めたアーティストということもあり、若年層から厚い支持を得ています。
Magnetic〔ILLIT〕:19票
第5位はK-POPガールズグループ「ILLIT(アイリット)」の「Magnetic」です。好きな人への気持を磁石に例えたストレートな一曲となっており、ILLITメンバーと同年代の10代女性から強い共感を得ているようです。
Bメロからサビの「This time, I want You, you, you, you, like it’s magnetic」は、とくに耳に残るメロディーとなっており、サビを聞いてピンとくる方も多いはずです。
その他の意見まとめ
その他、得票があったタイトルを以下にまとめています。
ビビデバ 〔星街すいせい〕 |
ライラック 〔Mrs. GREEN APPLE〕 |
ケセラセラ 〔Mrs. GREEN APPLE〕 |
タイムパラドックス 〔Vaundy〕 |
怪獣の花唄 〔Vaundy〕 |
特になし | 自業自得 〔櫻坂46〕 |
Sweerest Tune 〔Travis Japan〕 |
SPECIALZ 〔King Gnu〕 |
唱 〔Ado〕 |
さよーならまたいつか〔米津玄師〕 | GOAT 〔Number_i〕 |
【グルメ編】2024年上半期の流行
あなたにとって、2024年上半期に流行ったと思う「グルメ」は何でしょうか?(n=341)
アサイーボウル:84票
2024年上半期の流行したと感じるグルメ、第一位はアサイーボウルでした。スーパーフードとして知られるアサイーをベースにフルーツやナッツなどをトッピングした食べ物です。
名前自体は数年前から耳にする食べ物でしたが、栄養バランスの高さ(美容や健康)やSNS映えといった観点で人気が高まっているようです。おしゃれなカフェ(とくにハワイアン系)などで提供されることが多く、昨今のカフェブームにも連動した結果となったのかもしれません。
男女では差があり、女性の回答者が圧倒的に多くなりました。
特になし:68票
第2位の意見は「特になし」という声でした。たしかに過去の流行である「タピオカ」「パンケーキ」「かき氷」のように、明確にコレといった食べ物はない期間だったように感じます。
また、この回答は女性は10%の方でしたが、男性は37%の人が「特になし」と回答したため、そもそもグルメに関する流行への興味がない男性が多いことがわかります。
タンフル:50票
第三位は「タンフル」でした。タンフルとはソウルを中心に流行をした食べ物で、意味は韓国語で「フルーツ飴」です。名前の通りフルーツを飴でコーティングしたスイーツで、日本でもりんご飴・いちご飴などは知られています。
最近では、フルーツに飴ではなく薄い氷の膜を張らせる「氷タンフル」というスイーツがSNSを中心に人気を集めています。作り方も簡単で冷凍スイーツを氷水に混ぜ、1つ1つのスイーツに氷をコーティングするだけです。
ヒットの予感はしますが、2024年5月〜6月ごろに名前が浸透してきたスイーツであるためランキングでは、まだ3位となりました。女子大生の流行は、依然として韓国発祥のものも多いのが特徴になっています。
シャインマスカットボンボン:36票
第四位は「シャインマスカットボンボン」です。シャインマスカットボンボンとは、ファミリーマートが関東限定で販売したお菓子で、シャインマスカット味のシロップを砂糖の膜で包んであります。
見た目の可愛さ、美味しさ、希少性から人気に火が付き、ファミマをハシゴして探したという方も現れました。
ファミリーマート公式は関東エリア以外の販売について未定と回答しており、今後も幻のお菓子としての人気が続くと予想されています。
猫プリン:29票
第5位は「猫プリン」です。猫プリンは、こちらも韓国のカフェ発祥の猫(猫以外の動物であることもある)の形をしたプリンのことです。特徴はぷるぷる揺れることであり、SNSでカワイイ猫の姿をしたプリンをプルプルと揺らすショート動画が話題となったことで広く知れ渡りました。
「SHIBUYA109 lab.」が発表したトレンド予測・2024グルメ部門でも、名称は変わりますが「ぷよぷよ動物プリン」として名前が挙がっており、今季注目の食べ物となりそうです。
その他の意見まとめ
その他、得票があったタイトルを以下にまとめています。
ギリシャヨーグルト | 平成女児チョコ | エッグタルト | パリおにぎり |
クルンジ | オニワッサン | リボンパン | シューマカロン |
英国式スコーン | ブルグル |
以上、女子大学生の「2024年上半期の流行」に関する実態調査について解説しました。ガクセイ協賛は、大学生の意識調査などを全国800大学の学生にアンケートを行なっております。
商品やサービスのアンケート、就活やバイトに関する意識調査など、大学生へのアンケート調査をご希望の方はご相談ください。また、フェスや学園祭などに関する協賛をご検討されている方も、ガクセイ協賛をご確認ください。