企業の中には、大学生の活動に対して協賛(支援)をしたいという企業もあるでしょう。募集サイトや大学生からの営業を待っていては、なかなか協賛の機会を得られないはずです。
そのような企業に使っていただいているプラットフォームが「ガクセイ協賛」です。本記事では、企業がガクセイ協賛を通じて協賛関係を構築するメリットについて解説します。
ガクセイ協賛とは?
「ガクセイ協賛」は、大学生専門の協賛プラットフォームです。企業は、協賛するリターンとして自社のPR活動などに協力してくれる大学生を、見つけることができます。
サイト内には、企業が立ち上げた「協賛プロジェクト」が多数掲載されており、サービスに登録した学生はその中から、自分に合うプロジェクトを選択することができます。
学生にとっては、学生生活での活動資金を集めることが目的であり、企業にとっては自社のPRをすることが大きな目的となっています。
企業がガクセイ協賛を利用するメリット
ガクセイ協賛を通じて、大学生に協賛することで企業にもたらされる1番のメリットは「大学生に対するプロモーション効果を得られること」です。
800大学5500団体、数万人規模の大学生がガクセイ協賛のユーザーとして登録しており、企業はその規模の人数に対して何らかの告知をしたり、立ちあげたプロジェクトに参加してもらうことができます。
通常、「大学生に何らかの企業活動に参加してもらう」となると、人員や時間をさいて、面倒な手順を踏まなければ人数を集めることができません。
しかし、ガクセイ協賛のような大学生プラットフォームを活用することにより、企業は人手をかけることなく数多くの大学生との接点を持つ機会ができます。
ガクセイ協賛を利用する企業の目的
ガクセイ協賛では、企業は大学生に対してさまざまなPRを行うことができると解説しました。
具体的にどのような目的で、情報を発信しているのでしょうか。以下ではガクセイ協賛を利用する企業の主な目的をまとめてみました。
- 新規ユーザー集客
- タイアップ企画
- 店舗集客
- 新卒採用、アルバイト採用プロモーション
- リサーチ
1つ目は「新規ユーザー集客」です。
プロジェクト内容を「告知協力」や「サービスへの登録」に設定することで、新しいアプリやサービスなどの媒体に、多くの大学生を取り込むチャンスを手に入れることができます。
2つ目は「タイアップ企画」です。
プロジェクト内容を「告知協力」などに設定することで、企業が企画したイベント等に参加してもらうことができます。
3つ目は「店舗集客」です。
プロジェクト内容を「告知協力」や「サービスへの登録」に設定することで、実店舗やネットショップへの大学生の誘導を実現することができます。
4つ目は「新卒採用、アルバイト採用プロモーション」です。
どのようなプロジェクトであれ、企業名が学生に知れ渡ることで、新卒採用やアルバイト採用プロモーションの効果が得られます。
最後に「リサーチ」です。
プロジェクト内容を「アンケート協力」などに設定することで、企業は学生の意見をリサーチすることができます。
このように、企業はさまざまな目的を達成するために、ガクセイ協賛の仕組みを利用しています。
具体的に学生に協力してもらっていること
ガクセイ協賛では、企業はさまざまプロジェクトを立ち上げて、そこに大学生が参加するという形式をとっています。
このプロジェクトは企業が自由に内容を決めることができるので、基本的に「大学生に何をしてもらうか?」の選択肢は多数あります。
あくまで一例ではありますが、既存のプロジェクトの中でとくに多い活動内容としては以下の内容が挙げられます。
- 告知協力
- アンケート協力
- サービスの登録
- タイアップ企画
「告知協力」では、自社の企業名や商品・サービス名などの知名度を高めるための告知活動を行ってもらえます。例えば「学園祭でのPR」であったり、「SNSなどでの情報発信」などです。
「アンケート協力」では、企業が主催するアンケートに、大学生が回答してくれます。大学生のみを対象とできることが大きなメリットとなります。また、学部や地域を指定してプロジェクトを発信することも可能です。
「サービスの登録」では、新しいアプリやサービスを大学生に登録・ダウンロード等をしてもらうことができます。例えば、大学生向け就活情報サイトへの登録などが挙げれます。
「タイアップ企画」では、自社の企画に大学生に参加してもらうことができます。有名大学とのタイアップで話題性を高めることや、学生視点での意見をもらえるなどの効果があるでしょう。
ガクセイ協賛にご興味ある方は、サービス内容をご確認の上、ご相談下さい。
<ガクセイ協賛の詳細はこちら>
具体的に学生に提供するもの
ガクセイ協賛では、プロジェクトごとに大学生にさまざまなことをしてもらうことができますが、当然ながらその見返りを支払うことは必要です。具体的な方法としては以下の内容が挙げられます。
- 現金協賛
- 物品協賛
- 技術協賛
- 人的協賛
「現金協賛」とは、文字通り資金を提供するタイプの協賛です。企業はガクセイ協賛の担当者と相談をしてうえで、プロジェクトの報酬金額を決定し、学生に向け発信することができます。
ガクセイ協賛における最もポピュラーな協賛タイプであり、ほとんどのプロジェクトが現金協賛型となります。そのため、以下3つの協賛タイプに関してはあくまで参考として確認ください。
「物品協賛」とは、何らかの品物・現物を提供するタイプの協賛です。例えば「大学で子ども向けのイベントを開きたい、そこで配るためのお菓子を提供してほしい」といったケースが考えられます。主に自社製品を提供する形になりますので、企業としては大学生を集められるだけでなく、自社製品のPRにも役立てることができます。
「技術協賛」は、企業が持っている技術やノウハウを学生に提供する方式です。企業が提供する自社技術により、大学生はさまざまな目的を達成することができます。この技術協賛がきっかけとなって、新商品の開発や販路の拡大など、新しいビジネスチャンスを拡大するきっかけになるケースもあるでしょう。
「人的協賛」は、企業が保有する人材をイベント等に派遣する形式です。学生側はコストをかけることなくプロフェッショナルをイベントに招集することができます。また、企業にとっても自社の人材の能力や活躍を、世間に周知するための良い機会となるでしょう。
なぜガクセイ協賛を利用するのか
ガクセイ協賛を利用する企業の多くは「PR・情報発信」を目的にしていますが、世の中には、大学生に向けてPRをする方法は多く存在します。
では、多様なPR方法の中でもガクセイ協賛を選択する理由として、どのようなことが挙げられるのでしょうか?
学生に効果的に発信できる
ガクセイ協賛を利用することで、大学生のみにターゲットを絞って効果的に情報発信できます。
ネット広告やテレビCMなどの広告手法は、大学生を含みますが一般的に不特定多数の方に情報が発信されます。
一方、ガクセイ協賛であれば確実に大学生に絞って情報発信することができます。
なぜなら、学生アカウントをガクセイ協賛に登録するためには「学生証」のアップロードが必要となるためです。認証を経て、現役の学生であることが確認できた方のみがアカウントを作成できる仕組みとなっています。
- 大学生、大学院生(修士・博士)、短期大学生、専門学校生、高等専門学校生のいずれかであること
- 日本国内に居住されていること
- 営利目的ではなく、大小問わず社会的に貢献する活動を行っていること
- 反社会的勢力の構成員(過去、構成員であった方も含みます)またはその関係者もしくは可能性があると判断される方ではないこと
- 当社が定める登録に必要な情報を虚偽または不足なく提供すること
- 上記に定めるほか、当社が、本サービスの運営上問題があると判断した方ではないこと。
ローカルコミュニティにターゲットを絞れる
ガクセイ協賛を利用することで、ローカライズしたコミュニティに対して情報を発信することができます。
ガクセイ協賛には大学や学部、年度やエリアなどの条件を絞ってアプローチできる機能があります。例えば、インターンの告知などが目的であれば、3回生だけに絞って情報を発信するなどの方法が有効です。
全国の学生にアプローチできる
ガクセイ協賛を利用することで、全国各地さまざまな大学の学生に対してアプローチをかけることができます。
企業と学生間の協賛企画については、多くの場合は企業の周辺にある学校と協力することが一般的です。そのため、協賛できる大学の選択肢が少なく、アプローチできる大学生の幅が狭まってしまいます。
ガクセイ協賛には全国600以上の大学から5,500以上の団体・個人が登録しており、北海道から沖縄まで全国広範囲の大学生に情報を発信することが可能となります。やり取りはWEB上で行うことができるため、ミーティングなどに工数や手間がかかる心配もありません。
導入までの流れ・フロー
ガクセイ協賛を利用開始するまでの流れとしては、以下の手順を踏むことになります。
- お問い合わせ
- ご提案・ご契約
- 準備・ミーティング
- 協賛プロジェクト開始
具体的な料金プランや不明な点の確認については、「法人ご相談窓口」や「サービス資料ダウンロード」をご利用ください。
【関連リンク】ガクセイ協賛 | ||
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