企業が学園祭に協賛するメリットを徹底解説!

「学園祭の開催」のためには、相応の資金や物資が必要になります。そのため、運営を行う団体は企業から「協賛」を集めるケースが多いです。
そこで本記事では「協賛」の概要から、メリットまでの詳しく解説をします。学生団体からの連絡を受けた企業の担当者の方も、企業に対して優れた提案をするために協賛の知識を身に付けたい学生も、ぜひ参考にしてください。

 

〜 学生集客のためのガクセイ協賛の事例 〜
学生を集客する方法のひとつに「協賛」があります。
その「協賛」にもさまざまな種類があり「何ができるかよくわからない」という担当者様がほとんどではないでしょうか。
イメージできるように、実際の活用事例を簡単にご紹介しています。ぜひご参考ください。
協賛の活用事例を確認する

 

一般的な協賛の企業メリット

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企業が何らかのイベントや団体に協賛することにより得られるのは、一般的には以下の7種類のメリットです。

  1. 企業の認知拡大
  2. 企業イメージの向上
  3. 商品・サービスの売上増加
  4. 福利厚生の充実化
  5. 雇用の増大
  6. 社会的責任(CSR)を果たす
  7. 人脈の拡大

企業によって協賛の目的は様々ですが、上記の中でも「商品・サービスの売上増加」と「社会的責任(CSR)を果たす」は契約締結の決め手になることが多いです。

ガクセイ協賛は大学生のための協賛プラットフォームを運営しており、全国800大学8,000学生団体が利用しています。
協賛のリターンとして商品のプロモーションやサービスに関するアンケート募集などができます。協賛を使ったPRなどを検討されている方はご相談ください。

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学園祭に協賛する場合の5つの企業メリット

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学園祭に協賛するメリットは、一般的な協賛メリットと変わりはありません。ただし、協賛特典であるPR効果はより「学生」や「学校がある地域」に絞られたものとなります。

1.店舗集客が増える

学園祭協賛の1つ目のメリットは、店舗集客が増加することです。
飲食店や文具店、アパレル店など、学校周辺に実店舗を持つお店は、学園祭に協賛することで、ショップ名やサービスをプロモーションすることができます。結果、自社の認知度が増大し、商品のファンが増え、店舗の集客につながります。

2.学生向け製品やサービスの売上増加

2つ目のメリットは、学生向け製品やサービスの売上が増加することです。
資金協賛による広告宣伝や、物品協賛による現物の販売・配布により、商品やサービスの知名度が高まります。
通常のイベントと違いPRの対象が学生となるため、学生需要が高い製品をプロモーションする場合、より効果は大きくなるでしょう。

3.学生(新卒)の採用、応募を増やす

3つ目のメリットは、学生の採用、応募を増加させることです。
企業の知名度を上げることは、企業に対して興味を持ってもらうキッカケとなります。結果的に、新卒やアルバイトなど学生向けの求人募集を増やすことにつながります。
そのほか「大学や学科」を吟味したうえで、協賛を行うことで「自社が求めるスキルを持つ学生」に情報を発信することもできます。
純粋に応募総数を増やすという目的だけでなく、企業に合った人材を集めるという目的で、協賛という手段を取ることもできるでしょう。

アルバイトのお役立ち情報をまとめているこちらのサイトも参考にしてください。

4.社会貢献として

4つ目のメリットは協賛という行為が社会貢献の一貫となることです。
とくに大企業ともなれば、どれほど社会貢献を行っているかが世間的にも注目されることになります。自社の売上だけではなく、社会的な活動も行っていると世の中にアピールするために、協賛という方法を選択することもあるでしょう。

5.支援による関係の継続を図る

最後に、学園祭協賛には支援を行うことで取引先との関係値を高めるというメリットがあります。
例えば、「学校法人が取引先である」「経営者が大学のOBである」「経営者が講師(教授)を勤めている」など、企業によっては学校との関わりがあることもあるでしょう。その場合は、その関係を維持するために学校に貢献(支援)したいと考えるケースもあります。

学園祭協賛のPR効果と費用

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次に、企業が学園祭に協賛することで「得られるPR効果」と「必要な費用」について解説します。

学園祭に集まる人の属性

協賛するイベントにどのような属性の人が集まるのかを理解することで、特典としてPRをしてもらった際に、どのような人に対して情報を発信できるのかを考えることができます。

学園祭となれば、以下の属性の人が集まりやすいでしょう。

  • 大学生
  • 中高生
  • 学校関係者
  • 学生の子どもを持つ親世代
  • 地域の住民

これらの人と関連性の高い商品・サービスを扱っているのであれば、より高いPR効果が得られやすいでしょう。

学園祭での協賛特典、PR方法

イベントに協賛することで、協賛を受けた側はさまざまな方法で協賛企業のことをPRしてくれます。学園祭となれば、以下のような手法で企業や商品のことをPRしてくれるでしょう。

  • ポスター掲載
  • パンフレット掲載
  • ブース、模擬店スペースの提供
  • ホームページ掲載、相互リンク
  • 自社製品の配布
  • 優待券、割引券の配布
  • 学生によるモニター、アンケート協力
  • 学生とのタイアップ企画
  • 学生による告知、サービス拡散の協力

なお、宣伝活動については要相談としている学校が多いです。
そのため、相談や打ち合わせを経て、自社好みの学生プロモーションが打ち出せる可能性があります。

動員数の平均

協賛に意思決定をする際に、イベントに集まる人の「属性」だけでなく「人数」も重要な検討ポイントになります。以下に、過去の学園祭での動員数をまとめてみました。

  • 慶應義塾大学「三田祭」:20万人(4日間)
  • 早稲田大学「早稲田祭」:20万人(2日間)
  • 青山学院大学「青山祭」:15万人(3日間)
  • 関西大学統一学園祭:10万人(4日間)
  • 東京大学「駒場祭」:12万人(3日間)
  • 一橋大学「一橋祭」:5万(3日間)
  • 明治大学「明大祭」:5万(3日間)
  • 東京外国語大学「外語祭」:4.3万人(5日間)
  • 筑波大学「雙峰祭」:3万人(3日間)
  • 上智大学「ソフィア祭」:3万人(3日間)

有名大学であれば、平均で5万人以上の動員があることがわかります。協賛金の金額次第ではありますが、プロモーション効果としては十分な規模であるといえるでしょう。

なお、有名大学の学園祭ともなれば、芸能人などをゲストとして招致することが多いです。毎年のゲストなどで動員数は若干変化するため、協賛するにあたっては招致されるゲストの内容についても把握しておくことをおすすめします。

協賛金額の平均

一口に「協賛金」といっても、その仕組はさまざまです。主に、以下のような内容で協賛金の金額が決められることが多いです。

  • 口数管理
  • 広告枠管理
  • 自由

「口数」形式の場合は、一口10,000円程度が平均となります。「広告枠」形式の場合であれば、5,000円〜30,000円が主流です。

なお、ネット上やSNS上の情報をリサーチしましたが、どの企業がどれだけの口数・広告枠を購入したのかというデータは公開されていませんでした。そのため、投資額の平均は明記することができません。

気になる方は、学校側の担当者に実際に聞いてみるといいでしょう。

ただし、どの大学も30,000円前後で、最上位の協賛特典を提供していることが多いです。そのため、十分に協賛の効果を得るためには、30,000円程度の協賛金が必要になると認識しておけば問題ないでしょう。

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