学生団体、個人がクラウドファンディングを始める方法

幅広く、個人や企業から支援を受ける方法として「クラウドファンディング」という方法が知名度を高めています。
しかしながら、クラウドファンディングの実態について知らない人はたくさんいます。
本記事では、学生団体や学生個人がクラウドファンディングで資金集めをする方法について解説します。

クラウドファンディングについておさらい

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「クラウドファンディング」とは、インターネット上で資金提供を募集する資金調達手段です。

簡単に説明すると、「こういう活動をしています、賛同してくれる方は資金を提供してください」という名目で資金を募ります。

クラウドファンディングは「活動に賛同してくれた人」であれば誰でも支援できます。資金提供額に関わらず、数多くの賛同者を募ることができ、結果的に多額の資金を集められることが特徴です。

企業やお店が活用しているイメージが強いですが、学生団体や個人でもクラウドファンディングで資金集めをすることは可能です。

3種類のクラウドファンディング

クラウドファンディングは、その性質から考えて大きく3種類の手法に分類することができます。

  • 投資型
  • 購入型
  • 寄付型

「投資型」は、商店や企業などの成長を前提として、成長後のリターンを約束するという形式のクラウドファンディングです。

「購入型」は、既存または将来的に完成する商品の購入代金として資金を集めるタイプのクラウドファンディングです。

「寄付型」は、上記のようなリターンを前提とせずに、文字通り寄付のような形で資金提供を募集するタイプのクラウドファンディングです。

学生がクラウドファンディングで資金を集めるとなれば、「購入型」または「寄付型」がメインとなるでしょう。

学生へ資金提供することの企業メリット

学生団体や個人でもクラウドファンディングで資金集めをすることは可能であると解説しましたが、なぜ企業は学生に対して資金提供を行うのでしょうか。

上記で紹介した「購入型」と「寄付型」ごとにメリットが異なるため、それぞれ説明をします。

購入型のクラウドファンディングでは、支援者はお返しとしてモノやサービス、権利などを受け取ります。学生におけるクラウドファンディングであれば「PR」や「労働力の提供」などがリターンにあたります。例えば、「学園祭で企業をPRする」、「SNSで情報発信に協力する」、「企業の研究を手伝う」などのリターンが挙げられます。

どのようなリターンも「学生による」という点が企業にとって大きなメリットとなります。PRにせよ、タイアップ企画にせよ、その情報は主に学生に向けて発信されることになるでしょう。

とくに学生向けのサービスを展開している企業にとっては、学生にセグメントを絞って情報発信できることは確度が高いため、資金提供をするに値するほど十分なメリットとなります。

寄付型のクラウドファンディングは、例外として「本人を応援すること」自体が目的となったり、「学生を支援し、社会的な責任を果たすこと」が目的となることが多いようです。

学生団体がクラウドファンディングを始める方法

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学生が、自分たちだけで資金調達することは決して簡単なことではありません。

発信力の高い団体や著名なインフルエンサーが所属する団体でもない限り、協賛してくれる企業は見つからないでしょう。

そんな個人や団体におすすめなのがプラットフォームの活用です。

資金調達のプラットフォームを利用すると、少ない工数で手軽に資金提供をしてくれる企業や個人を見つけ出すことができます。基本的に無料で登録できるサービスが多いため、利用しない手はありません。

サービスの種類は、大きく分けて以下の3種類になります。以降の項目でそれぞれを解説します。

  • クラウドファンディング型サービス
  • 協賛型サービス
  • 募金型サービス

クラウドファンディング型サービス

「クラウドファンディング方サービス」は、幅広く資金提供を募集する形式となります。

  • CAMPFIRE
  • GoodMorning
  • MOTION GALLERY
  • READYFOR

自分たちの専用のページを作ってコンセプトなどを掲載でき、リターンを掲載して「購入型」にもできる点がメリットです。リターンを提供する場合には、クラウドファンディングで資金を集める名目に関連した内容が多く、自分たちで作成したものや、留学時に現地で購入したものなどが該当するでしょう。

また、こちらからのリターンを掲載せずに「寄付型」にできる点もメリットになります。こちらのケースではリターンを提示せず「無償で資金提供して欲しい」というスタンスになります。リターンの内容でトラブルにならないメリットがある反面、明確なリターンがないので資金が集まりにくくなる可能性もある点に注意が必要です。

協賛型サービス

「協賛型サービス」は、協賛企業を見つけるためのプラットフォームサービスです。

この形式のサービスでは、「協賛」という形で大学生にPR活動を期待する企業が集まっています。「ガクセイ協賛」の場合は、企業が大学生に対してプロジェクトを立ち上げて、そのプロジェクトを大学生がこなすことで協賛金を受け取ることができる形式となります。

基本的に、サービスの運営によって企業のプロジェクトには審査が入るため、怪しい活動に勧誘されるようなリスクはありません。プロジェクトも個人単位や団体単位でこなせる内容まで幅広く混在しているため、「自分でもこれならできる!」というプロジェクトを見つけやすいのも特徴です。

募金型

「募金型」は、募金という名目で広く資金提供を呼び掛けるサービスです。クラファン型と比較して明確にリターンが設定されていない形式になるという点が特徴です。

  • sumabo
  • 公益財団法人さわやか福祉財団
  • 助成財団センター

上記までの2つの方法が、比較的「個人的な事情で資金を集めている」というケースで利用しやすかったのに対して、この形式だと「寄付を募る名目が必要」という点で利用しにくいという方も多いのではないでしょうか。逆に言えば、社会貢献になるような活動のための資金提供など、寄付の名目になりやすい都合があれば、資金を集めやすくなるかもしれません。

学生団体がクラウドファンディングを行うコツ

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学生団体がクラウドファンディングで資金集めをするにあたって、クラウドファンディング専用のサイトに登録すればそれで完結するというわけではありません。

効果的に資金を集めるためには、自分たちのアカウントページをより魅力的にする必要があります。

団体の趣旨を伝える

1つ目に「団体の主旨を伝える」ことです。資金提供する側も、どんな団体なのか知らなければ資金提供の意思決定ができません。
日ごろ、自分たちがどのような活動をしているのかを明確にしておけば、多くの人の賛同を得やすくなるでしょう。

活動のコンセプト、熱意を伝える

2つ目に「活動のコンセプトと熱意を伝える」ことです。ここがクラウドファンディングで資金集めをするにあたって最も重要なポイントになります。どういった活動のために資金を集めているのかを明確に提案し、賛同者を集めます。しっかりと熱意が伝われば、賛同して資金を提供してくれる人も多くなるでしょう。

これまでの活動を伝える

3つ目に「これまでの活動を伝える」ことです。どれだけ高尚な活動のための資金集めであっても、本当にその活動を成し遂げることができるのか不安になると、企業は資金を提供する判断をしづらくなってしまいます。今までの実績を伝えることで、活動コンセプトや熱意に説得力を持たせるようにしましょう。

資金の使い道を伝える

4つ目に「資金の使い道を伝える」ことです。
具体的にどのような目的で資金を使うのかを明確にしなければ、企業は資金提供してくれないでしょう。

具体的な計画を明示して「集めた資金はこういうことに使う」と説明することで企業が安心して資金を提供できるようにしてください。

活動のスケジュールを伝える

5つ目に「活動のスケジュールを伝える」ことです。
活動内容が不明瞭なままだと、資金提供者に不信感を与えてしまいます。
今後どういったフローでどのような活動をするのかを明確にすることで、実現性の高さを伝えてあげましょう。

リターン(支援特典)を伝える

6つ目に「リターン(支援特典)を伝える」ことです。上記で解説した通り、クラウドファンディングには、無償の寄付型だけでなく、リターンの提供を前提として資金集めをする形式もあります。

提供できるリターンがあるのであれば、それを全面に押し出すことでメリットを与え、資金提供の後押しをすることができます。

学生クラウドファンディングの事例紹介

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最後に、実際に学生団体がクラウドファンディングによって資金提供を受けることに成功した事例をいくつか紹介したいと思います。

学生団体はぐね

学生団体はぐねは、コロナ禍で困窮している大学生を支援するための活動に資金提供を呼び掛けている団体です。

「コンセプト」や「これまでの活動」、「資金の使いみち」をしっかりと提示することで、多くの方から賛同を得て、約257,000円の資金を集めることに成功しています。

参考サイト:学生団体はぐね

学生団体LUCKY

学生団体LUCKYはネパールの学校活動を支援するための活動に資金提供を呼び掛けている団体です。

目標金額100万円に対して、174人の支援者から105万円を集めることに成功しています。

この事例の大きな特徴の1つが「サービスと平行しつつ、SNS発信を続けることで成功した例」とであるという点です。クラウドファンディングサービスによる情報発信力だけでは不十分なケースも多く、情報発信・情報拡散能力の高いSNSを活用することで幅広く情報発信することに成功し、資金提供の呼びかけに成功した事例であるといえます。

参考サイト:学生団体LUCKY

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