本記事では、就活生の一部が陥りやすい「大手病」の危険性について解説します。就活ではさまざまな企業を選択肢に入れるべきところを、大手企業にばかり固執して視野が狭くなっていませんか?大手病は就活生が回避するべき問題の1つであり、今回はそのリスクや対策について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
応募前に企業の担当者と 1対1の面談をするメリットは、3つあります。
- 働くイメージが具体化する
- 自分の可能性を確かめられる
- 採用の近道になる可能性がある
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あなたは大丈夫?「大手病」診断チェックリスト

まずは、あなた自身が大手病に陥っていないかどうか、簡単なチェックをしてみましょう。以下の項目のうち、自分がいくつ当てはまるか数えてください。
- 企業の良し悪しを「知名度」や「就職偏差値」だけで判断している
- BtoB企業(一般消費者向けではない企業)を知らない、興味がない
- 「福利厚生」や「給与」の条件ばかり見て、仕事内容を見ていない
- 親や友人に社名を言った時の反応を気にしている
上記のうち、3つ以上が当てはまった場合は要注意です。2つまでなら大手病の初期症状か中程度くらいと考えて良いでしょうが、大手病が他人事ではないことを自覚した方が良いかもしれません。
大手病の危険性と脱却しなかった場合の末路

大手病の具体的な意味や問題点を知らない、あるいは大手病という名前すら聞いたことがないと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。では、大手病を自覚できなかったり、問題を放置するとどうなるのか、そのリスク・末路について解説します。
倍率数百倍の戦いで「無い内定(NNT)」のリスクが高まる
大手病を抱えたまま就活に臨むと「無い内定(NNT)」のリスクを高めることになります。内々定ではなく、どこからも内定が無い状態のことです。
そうなってしまう理由は、大手企業はとにかく競争倍率が高く、同じ時期に採用選考に臨むライバルが多いからです。ライバルの中には採用する側にとって魅力的な経歴や実績を持つ人も多く、彼らに競り負け続けることで全落ちする可能性があります。時間が経過するほどに他の企業の採用選考が終わってしまい、気付いた時にはブラック企業だけ残っている、なんてことになってしまいます。
持ち駒がなくなり、精神的に追い詰められる
大手病を抱えたまま就活を進めると、精神的においつめられてしまう可能性もあります。大手企業の採用選考は、全体的に見て遅めになっていることも多いです。そのため、大手企業の採用ばかり注目してしまうと、いつの間にか準大手や中小企業の募集が終わっていることも考えられます。
受験における「滑り止め」のように、いざという時の受け皿として本命以外の選考にも取り組もうとしても、すでにその年度の募集が終了していれば「本命の大手企業の採用に落ちたらどうしよう…」というプレッシャーに苛まれることになってしまいます。
精神的に追い詰められた状態では普段通りの実力を発揮できない可能性や、普段なら起きないようなトラブルに巻き込まれるリスクを高めるかもしれません。
入社できても「ミスマッチ」で早期離職
大手病を抱えたままでは、仮に採用を勝ち取ったとしても成功に終わらない可能性が高まります。大手病の状態で就活に臨んで採用されたということは、大手企業に入社できたということなので大成功と思われるかもしれません。
しかし、採用選考を受ける企業選びに際して「社名やブランドだけで選んだ」ことで、実際の業務内容や社風が合わないこともあります。
会社や事業、業務のことをきちんと理解せず、大手企業だけに絞って盲目的に就活に取り組んだ結果、自分が思い描いていた仕事とギャップが生じ、せっかく入社できた大手企業を早期退職するリスクが高まってしまいます。
就活で大手病になってしまう原因

ここまでの解説で「大手病」の危険性を理解した人も多いでしょう。しかし、大手病のリスクが警告されるようになってからも、大手病に陥ってしまう就活生は後を絶ちません。では、就活において大手病になってしまう原因は何なのでしょうか?
「大手=安定」という思い込み
考えられる1つ目の原因は、大手企業への就職に安泰・安定感を求めていることです。昇進や転職など、キャリアアップの方向性はさまざまですが、いずれの道を選ぶにしても入社後すぐに経営が傾く企業では安心して働くことはできないでしょう。そのため、経営が安定している企業への入社を検討することになり、「大手企業なら安定しているだろう」という安易なイメージで大手企業に集中した就活になってしまうのです。
しかし、変化の激しい現代において、大手でも安泰とは限りません。これまでにも業界上位の企業がいくつも倒産や縮小、売却されてきたことを考えれば、企業のネームバリューよりも経営実態に注目するべきです。
それにもかかわらず「大手=売上が大きい=経営が安定している」という思い込みをしていると大手病を患い、大手病の沼から抜け出せなくなってしまいます。
周囲への見栄
2つ目の原因は、親族や友人など、自分の周囲を安心させたい、見栄を張りたいからです。入社した企業が大手であれば自慢できる一方で、あまり名の知られていない中小企業だと恥ずかしい・知られたくないと思う人も一定数存在します。これは「承認欲求」が根底にあり、周囲への見栄による承認欲求が就活における企業選びの軸になってしまっているのです。
競争倍率の高い大手企業に入社できるということは、激しい競争の中でライバルに勝ったことになるので、自慢する要素としてわかりやすいでしょう。しかし、承認欲求のためだけに就職先を選んでしまった結果、自分には全然合わない会社だった場合に早期退職のリスクが高まり、新卒入社の可能性を無駄にしてしまうこともあります。
業界・企業研究不足
3つ目の原因は、単純に大手以外の企業を知らないだけという理由です。世の中の99.7%は中小企業と言われており、大手企業はほんの一握りという事実は意外と知られていません。
入社を希望する条件として業種を絞ったとしても、本来なら数多くの選択肢が上がるはずなのに、業界・企業研究が不十分だとたった0.3%の大手企業しか選択肢が存在しないと思い込んでしまうのです。
特に、自分たちの身の回りのBtoC企業が中心になってしまい、優良なBtoB企業の存在を知らないまま就活を進めてしまうと、もっと輝けたかもしれない将来の選択肢が非常に狭まってしまいます。
このように、就活は人生にとって大きな分岐点となるので、その準備や調査がちゃんとできていないと、その後の人生での大事な選択でもそれを怠ってしまう可能性があるかもしれません。
大手病を治すには?今日からできる具体的な脱却法

大手病を患ったまま就活を進めれば、望んだとおりの未来が遠のいてしまうかもしれません。中小企業も選択肢に含めて就活に臨むために、今日からできる「大手病の治し方」を解説します。
「やりたいこと」と「企業規模」を切り離す
まずは、将来設計における「やりたいこと」と、就活における「企業規模を問う」ことを分けて考えることから始めましょう。規模の大きい大手企業に入社すれば、その社員としてさまざまなことができるかもしれません。
しかし、大手であれば何でもできるわけではなく、膨大な従業員のうちの一人なので、むしろ少数精鋭の中小企業だからこそ実現できることもあるかもしれません。
重要なことは「なぜその仕事をしたいのか」「どんな働き方をしたいのか」を深掘りして、それが実現できるなら企業の規模は問わない姿勢・マインドを持つことなのです。
「隠れ優良企業(BtoB・ニッチトップ)」を探す
次に、隠れ優良企業(BtoB・ニッチトップ)を探しましょう。大手以外でも実現できる夢があるならば、さまざまな企業が選択肢になります。例えば、あまり有名ではないけれど「実はシェアNo.1企業」「利益率が高い」「独自技術を持つ」など、自分の夢の実現に必要な特徴を有する企業に目を向けることが重要です。
とはいえ、大手ではないので知名度が低く、独自調査ではなかなか探せないかもしれません。少しでも効率よく隠れ優良企業を探すための具体的な探し方として、就職四季報や大学のキャリアセンターを活用することもできます。
逆求人サイトやエージェントを活用する
さらに、「逆求人サイト」や「転職エージェント」のような、就職支援サービスでは、ネット情報だけでは見つけられない企業を知ることができるかもしれません。
上記のように「こちらから優良企業を探す視野」が広がっている状態であれば、これらのサービスを通じて「優良企業から自分を見つけてもらう」ことができます。独自の企業研究では見つけられない、自分の知らなかった優良企業からオファーをもらうことができる可能性もあります。
企業の担当者と応募前に面談できるサービス

さらに効率的な方法として、「ガクセイ協賛」を使う方法があります。「ガクセイ協賛」は、企業と学生をつなぐプラットフォームです。ガクセイ協賛に登録すると、採用担当者と1対1で面談をできる機会があります。採用担当者は、学生から就活に関する情報を集めたいケースもあれば、良い学生がいないかと探している担当者もいます。
学生側から企業について知りたいことを質問することもできるため、OB・OG訪問よりも手軽に採用担当者から直接話を聞く機会になり、自分で業界研究をするよりも具体的にその企業のことを知ることができますし、場合によっては採用の近道になるケースもあります。
就活サイトから応募するだけでなく、こういった企業の採用担当者と直接話せるツールもあるので、就活に出遅れてしまったと感じられている方は、ぜひ活用してみてください。
それでも大手志向になる人へ

大手病は本人にとって大きなマイナスとなる可能性があるので、自覚した時点で治すための努力を始めるべきです。しかし「大手を目指すこと自体は悪いことではない」のは理解しておきましょう。
重要なのは、自分自身できちんと考えて大手を選んだかどうかと、大手しか受けないことのリスクヘッジができていることです。例えば、中小・ベンチャー企業からの内定(滑り止めではなく精神安定剤)を持っていてこそ、大手の選考にも余裕を持って臨めるでしょう。安心して大手企業への就職を目指すためにも、中小企業を含めた選択肢を持っておくことが重要なのです。
まとめ:知名度よりも「納得感」のある就活を
大手病は「情報の偏り」から生まれる問題です。大手という安心感やネームバリューにこだわらずに視野を広くとって就活に臨めば、あなたを必要としてくれる優良企業は必ず見つかるでしょう。まずは1社、名前を知らなかった企業の説明会に参加してみてはいかがでしょうか。
応募前に企業の担当者と 1対1の面談をするメリットは、3つあります。
- 働くイメージが具体化する
- 自分の可能性を確かめられる
- 採用の近道になる可能性がある
ガクセイ協賛は、採用担当者と学生の面談をマッチングする機能があります。1対1で面談できるチャンスが増えるので、まず詳細を確認しましょう!
※ さらに、就活中に時間が取れない方でも、お小遣い稼ぎが可能!
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