ミスコンスポンサーになるメリット、費用、方法を徹底解説

大学ではさまざまなイベントが開催されますが、その中に「ミスコン」と呼ばれるものがあります。ミスコンでは学外の企業に協賛を募ることがありますが、企業が大学のミスコンに協賛してスポンサーになることにはどのようなメリットがあるのでしょうか?本記事では、ミスコンのスポンサーになるメリットや費用、協賛する方法などについて解説します。

 

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ミスコンスポンサーとは?

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「ミスコンスポンサー」とは、主に大学で開催される「ミスコン(ミス&ミスターコンテスト)」に協賛し、スポンサー企業となることをいいます。

ミスコンの開催に際して企業から運営団体に対して資金や製品、備品などを提供し、そのリターンとして協賛企業の宣伝を行ってもらいます。これにより、主としてその大学の学生に対して企業名や自社製品のプロモーションを行うことが可能です。

ミスコンにおけるスポンサー特典

ミスコンにおける、協賛してスポンサーになることによる特典は主に以下の内容になります。

  • ポスター掲載
  • パンフレット掲載
  • ブース、模擬店スペースの提供
  • ホームページ掲載
  • 自社製品の配布
  • 優待券、割引券の配布
  • 学生によるモニター、アンケート協力
  • 学生とのタイアップ企画
  • 学生による告知、サービス拡散の協力

どういった特典・リターンが実施されるかは、そのミスコンの運営団体によって異なります。いずれにしても、その特典を目にすることになる大学生に対して集中的なプロモーションが可能になるため、大学生に対してプロモーションしたいと考えている企業にとって有益な特典となるでしょう。

ミスコンのスポンサーとなるメリット

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次に、ミスコンのスポンサーになることによって、企業が得られるメリットについて解説します。

認知拡大による売上増加

ミスコンのスポンサーになることによって、企業名や製品名の認知度が拡大し、商品の売上を向上させることが可能です。

ミスコンが開催されるにあたって、前述のようなポスターやホームページ掲載などによって大学内で宣伝をしてもらうことができます。その結果、ポスター等を目にした大学生はその企業名や製品名に対する認知を深めることになります。認知度が拡大することによって購買行動をする際の選択肢として含めてもらえる可能性が向上します。

企業イメージの向上

ミスコンのスポンサーになることによって、大学生に対する企業のイメージが向上する効果が期待できます。

ミスコンで企業名を宣伝してもらうことによって、地域住民や学生に対して「地域イベントや教育に対して前向きな企業である」というイメージを与えることができます。必然的に企業イメージや信頼性は向上します。結果的に前述した「売上アップ効果」や、後述する「採用応募の増加」などの恩恵を受けることが可能です。

新卒採用の応募が増える

ミスコンのスポンサーになることによって、その大学の学生からの採用の応募数が増える効果が期待できます。

ミスコンで企業名が宣伝されることによって、「企業を知らなかった学生」や「企業を知っていたが興味がなかった学生」に対してリーチすることができます。
企業の認知度が高まったり、企業のイメージが良くなることで、卒業後の進路として自社を選択肢に含めてもらえる可能性が高まるでしょう。従来の採用施策ではアプローチできなかった層に対して、情報を届けることができ新卒採用の幅を広げることが可能です。

社会的責任(CSR)を果たせる

ミスコンのスポンサーになることによって、企業の社会的責任(CSR)を果たすことが可能です。

昨今、企業はさまざまな方法で社会に貢献することが重要視されています。ミスコンという、大学の一大イベントに協賛することによって企業の利益を地元に還元し、社会貢献を果たすことが可能になります。

ミスコンプロモーションの対象と効果

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次に、ミスコンのスポンサーになってプロモーションすることによる対象や効果について解説します。

ミスコン参加者の属性

ミスコンでのプロモーションは、必然的に「ミスコンに参加する人」がメインターゲットになります。ミスコンを見にくる人は、主に以下の属性になります。

  • 大学生
  • 中高生
  • 学校関係者
  • 学生の子どもを持つ親世代
  • 地域の住民

ミスコンは、特に「女性」に注目されるイベントであることを考慮すると、上記の属性に加えて女性がメインになることを念頭に置いておくと良いでしょう。

ミスコン来場者数

ミスコンだけの来場者数に関する明確なデータは編集部でリサーチをしても見つかりませんでした。
ただし、学園祭の来場者数からある程度推測することは可能です。
ミスコンは基本的に、大学の学園祭のメインイベントとして開催されます。学園祭の来場者は多くの大学が公開しており、その来場者数は有名な大学祭だと15万人~20万人とされています。

ミスコンスポンサーに向いている企業

ミスコンのスポンサーに向いている企業は、やはり大学生向けの商品やサービスを提供している企業がメインとなるでしょう。
中でも女子大学生がターゲットとなる化粧品や整髪料、アパレル関連だとプロモーション効果もさらに高まると考えられます。

実際に「着物メーカー」や「ドレスブランド」、「化粧品会社」などが固定の協賛企業となっており、毎年支援をしているというケースは多く見られます。

大学生向けの商品やサービスを提供しているが、ミスコンとのイメージが合わない企業であっても、「ガクセイ協賛」を利用することで簡単に学生との接点を作ることができます。学生へのプロモーションをお考えの方は、ぜひご連絡ください。

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ミスコンのスポンサー費用相場

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ミスコンに関しては、協賛メニューを公開している団体が少ないため、費用相場の話は難しくなります。学園祭など、一般的な学生イベントであれば一口あたり10,000〜30,000円程度が相場となりますが、ミスコンのスポンサーとなれば金額感はさらに高くなるでしょう。スポンサー費用に関しては基本的に、運営団体との相談が必要になります。

また、資金援助以外にも「物品提供」をする企業も多いことを念頭に置いておきましょう。着物メーカー(候補者用)や化粧品メーカー(参加者用)などが、自社製品を提供しやすいのではないでしょうか。物品協賛についても、何をどのくらい協賛するかは大学やミスコンによって都度異なるため、ミスコン開催団体に要相談となります。

ミスコンのスポンサーになるための方法

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最後に、ミスコンのスポンサーになるための方法について解説します。

ミスコン特設サイトから申し込みを行う

そのミスコンが「特設サイト」を開設しているのであれば、特設サイトにスポンサー関連の申し込み方法が掲載されているはずです。申し込みフォームからそのまま申し込める場合もありますが、郵送や電話などで連絡する場合はその連絡先が記載されているはずなので、確認しておきましょう。

実行委員会にコンタクトを図る

運営団体が特設サイトを用意していない場合だと、ミスコンの実行委員会に直接コンタクトをとる必要があります。
学園祭などであれば、特設サイトにメニューや申込みフォームを用意していることが多いのですが、ミスコン単体だと特設サイトを開設しているケースは少ないです。Web上での窓口が見つからない場合は実行委員会に直接コンタクトをとる必要があります。

ガクセイ協賛」を利用している800大学5500団体の中には、ミスコンや大学祭、その他学生イベント関連での協賛企業を求める団体や大学生が多数います。学生に対してプロモーションを行ったり、採用対策を考えている方は、ぜひご連絡ください。

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広告代理店を利用する

実行員会にコンタクトをとる以外には、学内広告や学生イベントに特化した「広告代理店」を利用するという方法もあります。広告代理店はさまざまな協賛・宣伝メニューを提供しているため、自社に合った最適な方法で学生に対してプロモーションを行うことが可能です。ただし、広告代理店を通すと手数料が発生し、代理店が提携しているミスコン以外は選択肢から外れてしまう点には注意が必要になります。

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