ホームページ制作費用の相場!ページの種類別の料金

最近では、大手企業だけでなく中小企業や個人経営のカフェやサロンでもホームページを持っていることが多く、有意義な情報が多く発信されています。そのため、学生団体やサークルなどでもホームページを作成したい、改修したいと考えている方も多くいるのではないでしょうか。

ホームページを作成する際、費用や相場については誰もが気になる点です。良いホームページを作りたいけれど、できるだけコストは抑えたいと考えている方も多いでしょう。

本記事では、ホームページの作成の一般的な費用についてまとめました。ページの種類別ごとに費用相場をまとめているため、ぜひ参考にしてください。

ホームページ制作費の相場・料金

ホームページ制作費の相場・料金

ホームページの作成費用の相場は、ページの種類や依頼先、作成内容、ホームページの種類によっても異なります。サークルや学生団体のホームページの種類は、主に以下の3種類に分類されます。

①メンバーの募集サイト(採用サイト)
②団体・企業の公式サイト(ホームページ)
③オウンドメディア

それぞれのページの特徴や作成費用の相場について解説していきます。

メンバーの募集サイト(採用サイト)

メンバーの募集サイトとは、団体に加入することを希望する方や、一般企業の場合は会社に志望する求職者に対して、情報を発信するためのサイトです。

「サークルの募集ページ」や「企業のリクルートページ」などが該当します。団体や企業のメンバー、活動内容、理念などを魅力を発信するページに加えて、応募やコンタクトなどの機能をつけることで、人を集めコンバージョンにつながるページとして機能します。

採用サイトも、クオリティによってシンプルなもので5万円程度、一般的なサイトであれば30万円程度と差が出ます。ページ数が多かったり機能やビジュアルに凝ったものでは数百万円かけているものも珍しくありません。

団体・企業の公式サイト(ホームページ)の相場

団体公式サイトとは、大学のサークルや部活での活動を発信するためのホームページです。もちろん、学生団体だけでなく、企業や社会人団体などが制作するケースもあります。

団体・企業の公式サイトで必要になる情報は、団体の概念(コンセプトページ)や、活動内容の紹介ページ、商品やサービスの紹介ページ、協賛企業紹介や主要取引先ページ、コンタクト・お問い合わせページなどがあります。

団体・企業の公式サイトに掲載する内容次第で団体や企業のイメージが決まるとも言われており、ホームページを工夫することで団体や企業の認知度を高めることができます。

そのほか、必要に応じて、ブログ機能など日々の活動を発信できる機能をつけてもらうと、多くの方に興味を持ってもらうきっかけ作りができるのではないでしょうか。

費用感は以下の通りです。

  • 1ページ:5万円〜
  • 10ページ:30万円〜
  • 30ページ:60万円〜

オウンドメディアの相場

オウンドメディアとは、企業や個人が保有するメディアの総称です。例えば、料理サークルが「○○のレシピ・作り方」に呼応した情報ページを作ることで、自分たちのサイトに流入を作り、最終的に団体やサークルのホームページにトラフィックを出すことができます(最終目的は認知向上やメンバーの募集、サービスの利用、問い合わせなどであることが多いです)。

オウンドメディアではコンテンツを充実させるために、定期的な記事の更新が必要です。企業のオウンドメディアのサイト制作も内容やクオリティによって費用相場が大きく異なります。本格的な運用、集客支援を含むサイトの場合100万円を超えることもあります。

ホームページ制作の相場・価格を左右するポイント

ホームページ制作の相場・価格を左右するポイント

ホームページ作成費用の相場は、ホームページの種類、クオリティ、依頼先によって異なります。クオリティが高いほど費用は高くなるのは当然ですが、依頼先によっても費用相場が異なります。

サイト規模(ページ数)

サイトの規模は大きく「小規模・中規模・大規模」に分けることができます。学生団体であれば、小規模〜中規模のサイトで十分でしょう。

小規模サイトとはトップページ・団体概要・お知らせ・サービス紹介・お問い合わせなど最低限のコンテンツが揃っているホームページのことを指します。
ページ数は一般的に10ページ前後となっており、制作費用の相場は一般的に30万円からとされています。中小企業や個人事業主の方など、最低限のコンテンツさえあればいい方にはコストも抑えられるため小規模サイトがおすすめです。

中規模サイトとは、トップページ・団体概要・お知らせ・サービス紹介などに加え、商品やサービスをより詳しくご紹介しているページや団体や会社の特長や信念を伝えるページ、採用情報など小規模サイトに比べより豊富な情報を掲載しているホームページのことを指します。ページ数としては、30ページ前後になることが多く、制作費用は一般的に60万円からとなっています。

大規模サイトは、商品やサービス関連の情報が増えることに加えて、作り込みもしっかり行うことからページ数は一般的に60ページからとなっており、制作費用は一般的に150万円からとなっています。大規模サイトの場合、運営を制作会社に依頼するケースもあるため、制作費以外にランニングコストも視野に入れておく必要があります。

テンプレートかオリジナルデザインか

ホームページ制作は、ある程度のテンプレートが用意されている場合があります。テンプレート利用でのホームページ制作であれば制作費用を抑えることができますが、完全オリジナルで制作を依頼する場合には、その分費用がかかります。しかし、テンプレート利用とは異なり、デザインやコンテンツ、写真など他のとは一味違うホームページになるため集客にも繋がります。

運用戦略・SEO

どれだけ優れたホームページを制作しても、運用しなければ意味がありません。制作したての状態では、特別なことでもない限りあまりアクセスはされません。そのため、アクセス数を増やすためには、SEO対策が必要となります。

SEO対策をすることで、明確なニーズを持ってサイトに入ってきた人ではなく、潜在ニーズのあるユーザーに対して役立つ情報を届け、サイト全体の集客数をのばすことができます。
料金体系は、月額固定費用型、一括支払い型、成功報酬型の3タイプあり、SEO対策内容によって費用が異なります。

追加機能

ホームページを制作する際に、追加機能として以下のような機能をつけると良いでしょう。

  • CMS機能
  • データベース
  • 問い合わせ、チャットサポート
  • 予約、購入、決済機能

CMS機能とは、サイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン、レイアウト情報などを一元的に保存・管理するシステムです。CMS機能を導入していないホームページでは、1ページずつ完成形のデータを制作し、保存・管理しているため、掲載情報の更新や追加などの変更に手間がかかります。CMS機能の構築は、機能によって50万円から200万円ほどと幅広く設定されています。大規模のホームページでは、500万円を超える場合もあります。後述しますが、無料のCMSを活用する方法もあります。

データベースとは、検索や取り出しが可能な状態で集客・管理されている情報の集まりのことです。データベースを用いてさまざまな情報を蓄積することで、データ収集や管理といった作業を自動で行うことができます。シンプルなデータベースを構築する際の費用は一般的に5万円から、大企業向けのデータベースや複雑な業務システム用のデータベースを構築する際には一般的に100万円から400万円ほどの費用がかかります。

問い合わせやチャットサポートシステムを導入する場合、初期費用、運営費用が発生します。初期費用は一般的に5万円から10万円ほどとされており、初期費用無料で導入できる場合もあります。運営費用は、安価なものであれば5万円以下のものもありますが、一般的には月額10万円から30万円程度とされています。その他、Q&Aの作成やオペレーターに引き継ぐ有人切り替え機能を付加する場合にはカスタマイズ費用がかかる場合もあります。

ネットでの予約、購入、決済機能も人気のオプションの1つです。ネットでの予約システム、ネットショップや通販での購入、決済機能を追加する場合にはその分費用がかかります。コンバージョン方法が設置されていることで、集客したユーザーを最大限活用することができ、売上にも影響を及ぼすため、サイトによっては必要な投資となるでしょう。

分析・効果測定

ホームページを集客や売上を伸ばすためにもっと良くしたいとお考えの方は、効果測定に基づいてホームページを改善すると良いでしょう。

アクセス解析集計結果に基づき、改善を継続的に繰り返すことで現状サイトの弱点が見えてきます。現状サイトを正しく評価し、課題を見つけた上で最適な戦略を考えることでホームページを最大限に活かすことができます。高機能なアクセス解析ツールの費用は一般的に100万円前後からとなっています。ただし、こちらも無料のツール(Google Analyticsが有名)もあるため上手に活用されることをお勧めします。

依頼する企業の規模

ホームページの制作は依頼する企業の種類によって、ホームページの規模も異なります。

  • 広告代理店
  • ホームページ制作会社
  • フリーランス

広告代理店では、「企業のブランディ」「ホームページを活用した集客」「テレビやCMの打ち出し」など、企業の広告活動を代理的に行っています。広告代理店は、ホームページ作成自体は外注するケースが多いためホームページ制作会社に依頼する際よりも高い傾向があります。

ホームページ制作会社は、代理店とフリーランスの中間の金額で依頼することができるでしょう。その分、丸投げできる代理店と違い、担当者自らが製作者にやり取りを行う必要があります。細かなやり取りができ、柔軟な対応をしてくれる場合が多い(とくに中小規模の制作会社)ため、希望に沿ったホームページの制作を行ってくれるでしょう。

フリーランスに依頼する場合は、スキルや料金、ホームページの質など依頼する方によって大きく差があるため、誰に依頼するか十分に検討しましょう。個人での対応の場合、ホームページ制作会社や広告代理店に依頼するよりも安価に作成できる場合が多いです。

また、ホームページの制作は依頼する企業の規模によって、ホームページの規模も異なります。ホームページへの予算があまり取れない、コストを抑えたい企業や個人事業主の方は、上述した企業の中小規模の制作会社やフリーランスの方に依頼すると良いでしょう。

無料CMSで制作する場合の費用相場

無料CMSで制作する場合の費用相場

ホームページは誰かに依頼せずに、自分で制作することも可能です。

自分でホームページの作成を行う際に必要となるのが、「独自ドメインの取得」「レンタルサーバーの契約」「WordPress等のCMS」です。WordPressやWIXなど無料で使えるCMSを使用し、ホームページの制作を行っている場合でもドメインの取得や月々のサーバー料、CMS内のテーマ料金などの費用がかかるため、完全無料での作成は難しいですが、ホームページ制作を発注するよりかは圧倒的に安く作成できます。

自分でホームページを制作する場合でかかる費用は以下の通りです。

  • ドメイン取得:1,000円〜
  • 月々のサーバー料金:200円〜
  • CMS内のテーマ料金:0円〜

自分で制作を行えば費用は抑えられますが、ノウハウがない場合はクオリティの高いホームページ制作は難しく、デザインのオリジナル性も乏しくなります。

質の高いホームページの作成は、その分費用がかかってしまうため、満足のいくホームページ制作が難しい場合もあります。

そのような場合、ガクセイ協賛を活用してみてはいかがでしょうか。

ガクセイ協賛」は、全国800大学8,000学生団体が利用している協賛サービスです。ホームページ制作にかかる費用を協賛で集めることが可能です。プロジェクトとして募集しているアンケートの回答や企業集客に協力することで、協賛をうけることができます。まずは登録してどんなプロジェクトがあるかチェックしてみてはいかがでしょうか。

▷ ガクセイ協賛の詳しい情報を確認する

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