大学生の旅行、ホテルの宿泊費の相場はいくら?

大学生になると時間にも余裕ができ、アルバイトをはじめた方は金銭的にも余裕がでてきます。大学生の長期休みは長いので、この休みを利用して友達と旅行にいく計画を立てる方も多いのではないでしょうか。そこで、気になってくるのは旅行費用ですよね。旅費の中でも宿泊費は特に大きな金額になるので、トータルの旅費が高くなるのか、安く済むのかを大きく左右します。

本記事では、大学生の旅行におけるホテルの宿泊費の相場について詳しく解説しています。また、サークル旅行など団体での旅行についても触れています。他の大学生たちがどの程度のホテルを利用しているのかを、ホテル選びの参考にしてください。

 

大学生のホテル代金の相場

大学生のホテル代金の相場

大学生の旅行にかかるホテル費用ですが、大学生に限定したデータはありません。そこで、本記事では一般的なホテル代金の相場を紹介します。ホテルが「安すぎて不安」といったことがあれば、こちらの相場を参考にしてください。以下では、ホテルのグレードごとの予算を紹介しています。

ビジネスホテル:6,000円
シティホテル:10,000円
リゾードホテル:15,000円
旅館:8000円
カプセルホテル:4,000円
ゲストハウス:3,000円
民泊:4,000円

こちらの参考金額は、素泊まりの宿泊費の目安です。例えばシティホテルであれば、10,000円程度の料金であれば、ある程度の部屋に泊まることができるはずです。

しかしこちらは、あくまでも目安の金額でホテル代金は、さまざまな割引があります。この相場からホテル料金は変動しますので、変動するポイントを抑えることで、安い金額で宿泊することができるようになります。

ホテル料金の変動ポイント

ホテル料金の変動ポイント

ここからは、ホテル料金が変動するポイントを紹介していきます。どうすれば、ホテル料金が変動するのかを抑えておけば、割安に泊まることも可能です。もちろん、考えているホテルの理想が高いと、料金は相場よりも高くなることもありますので、そういった点でも、何を抑えれば割安になるかの参考になるはずです。

都道府県・立地

ホテルがある都道府県や立地によって、ホテルの宿泊費は大きく変動します。まず、立地でいくと都市圏や市街地にあるホテルであれば金額があがります。一方で郊外にあるホテルであれば、利用客も減ってしまうので、安価なホテルが多くありますが、逆にホテル自体が少ない場合は競合がないため高くなります。また、郊外であってもそこが観光地やリゾート地であれば、宿泊代金は高くなります。立地としての需要と供給の差によって価格が変動すると考えておきましょう。

ホテルの金額が高い都道府県でいうと、東京を中心とした神奈川県、千葉県、埼玉県は相場から高いエリアになります。

同じくエリアでいくと、札幌や仙台は人気の観光地ということもあり、相場があがります。また、中京や近畿、広島なども都市圏になるとホテル料金があがります。九州ですと、福岡を中心に都市圏になればなるほど、高めの値段に設定しているホテルが多くなりますが、ビジネスホテルは比較的安価なところもあります。

一方で、同じ都道府県でも都市圏から外れた郊外のホテルを選ぶことで、比較的安価に宿泊することができるでしょう。また、都市圏であっても最寄駅からのアクセスが良いホテルは、料金設定が高くなっているので、メインの公共交通機関から離れた立地のホテルは、料金設定も安価になっていることがあります。

食事

ホテルの宿泊費は、食事の有無によっても変動してきます。ホテルが素泊まりであれば、食事の費用が無くなります。一方で、朝食・夕食などの食事付きであっても、お得な宿泊プランが用意されていることもあります。

食事のレベルにもよっても変わってきますが、朝食付きであれば素泊まりの金額から1,000円~2,000円程度が上乗せされます。また、朝食と夕食の2食付きになれば、3,000円~5,000円程度が上乗せされる料金になります。

都市部で宿泊するのであれば、ホテルの外でご当地グルメを満喫するために、夕食をなしにするというのもおすすめです。その旅の楽しみ方によって、食事の有無を検討してみると、宿泊費を抑えることができるでしょう。

曜日・時期

ホテルの料金は、泊まる曜日や時期によっても大きく変動します。ここが最も宿泊費を左右するポイントになるかも知れませんので、宿泊する時期や曜日は、しっかりと調べてみることをおすすめします。

料金設定が高くなるのは、ずばり「多くの人が人が休みになるタイミング」です。一般的に会社が休み、学校が休みになる日は旅行に出掛ける方も増えるため、ホテル側も平日より高い料金設定にしています。

特に、ゴールデンウィークやお盆、年末年始といった長期休暇の時期は年間で最も宿泊費が上がる時期だと思っていてもいいでしょう。その中でも、お盆や年末年始は帰省を優先する方が多いため、ゴールデンウィークは最も賑わいをみせます。こういった時期は料金があがるだけでなく、ホテルも予約で埋まってしまうことがあるため、ハイシーズンでの旅行を検討されている方は、早めの予約をおすすめします。

同じように、料金が高くなる曜日は、多くの方の休日にあたる土日祝日です。これに加えて、ホテルへの宿泊は翌日が休みになることが条件ですので、休みの前日も料金があがります。

そのため、金曜日からの1泊料金と、日曜日からの1泊料金では、金曜日の方が高額になる場合もあります。翌日も休みの土曜日は、最も金額が高くなる曜日で、祝日が重なる連休中も同じ要領で金額があがります。

一方で、平日は利用客が減る分ホテル側も安価な設定にして集客を募る傾向にあるため、平日が重なる日に宿泊すると、かなり割安な価格で泊まれることもあります。

グレード・大きさ

ホテルの宿泊代金は、泊まる部屋のグレードや大きさによっても変動してきます。もちろん、「豪華で広い部屋」は金額が高くなり、「シンプルで狭い部屋」は金額も安くなります。

多くのホテルでは、スタンダードの部屋からスイートルームやデラックスルームのように、豪華な部屋を準備しています。予算や部屋タイプによって、お部屋を決めるといいでしょう。

また、宿泊する人数によっても部屋タイプが決まってきます。ゲストハウスや民宿などはグループで泊まれる部屋も多くありますが、ホテルの場合は、簡易ベットで泊まれる部屋もあれば、大きな部屋にしなければ、複数名で泊まれない場合もあります。

チェックイン・アウトの時間

チェックインとチェックアウトの時間によっても、料金が変わることもあります。ホテルによっては「ゆったりプラン」などが設けられており、早めにチェックインできたり、翌日を昼頃までのんびり過ごせるプランが用意されています。ホテルでのんびり過ごしたい方にはおすすめのプランかも知れませんが、滞在時間が長くなるので、その分料金は割高になる場合もあります。

大学生が安くホテルに泊まるためにできること

大学生が安くホテルに泊まるためにできること

大学生同士で旅行をする時は、その特権を活かして割安でホテルに泊まることが可能です。ここからは、大学生が安くホテルに泊まる方法を紹介していきます。

学割があるホテルを探す

大学生であれば、学生証の提示などで学割を使用することができます。もちろん、すべてのホテルに学割があるわけではないので、学割を行っているホテルを探さなければいけませんが、通常料金よりも安い価格で泊まることができるでしょう。

借りる部屋数を減らす

ホテル料金は、泊まる部屋数によって金額が大きく変わります。1人1部屋を用意するのではなく、数名で1部屋の予約を取れば、かなり費用を抑えられるはずです。

ホテルは基本的に、ツインベッドの部屋など複数名で泊まれる部屋の方が、1人あたりの金額をみると安価になり、部屋ごとに宿泊人数の上限はありますが、多い方が1人あたりは安くなります。

1駅ズラしてホテルを探す

都市部のホテルですと、繁華街に近いホテルの方が高額な料金設定になっていることも多いため、中心地から1駅離れたエリアのホテルで探してみると、より安い価格で予約することができるかも知れません。

ホテルもアクセスの良さを売りにしているので、中心地から少しでも離れれば、宿泊代を安価に設定しているホテルも多くあります。

民泊で大人数入れる一軒家を借りる

サークルなど団体で旅行をする場合は、民宿など一軒家を丸ごと借りれる施設で宿泊すると、ホテルで泊まるよりも、かなり安くなる可能性があります。

例えば一軒家ですと、10人〜20人泊まれるという民泊もあるので、ホテルを何部屋も予約するより、かなり価格を抑えることができます。また、綺麗な部屋で泊まれる民泊も多く、一棟借りの場合ですと、高いクオリティの割に、一人当たりの宿泊費が安くなっていると感じることも多いでしょう。

民宿などでの宿泊は、サークル旅行などの価格を抑えた団体利用の場合に、かなり向いています。ただし、ホテルのようなサービス提供はありませんので、その点だけあらかじめ注意が必要です。

ネットカフェ・温泉施設・カラオケを活用

ホテルや民宿などに限らず、旅行のシーンでもネットカフェや温泉施設、カラオケなどを活用して泊まるということもできます。

ドライブで、観光地やグルメ巡りがメインになり、宿は寝るだけでいいというコンセプトの旅行であれば、こういった施設で一夜を過ごすことで、ホテルなどに泊まるよりもかなり安価に済ませることができます。

もちろん、卒業旅行などの特別な旅行のシーンには不向きですが、ワイワイ楽しむ気軽な旅行で、泊まる場所も選ばなければ、こういった宿泊方法もあり、宿泊費を大幅にカットすることができるのです。

予算を増やす

学生旅行といってもかなり旅費はかかりますよね。どうせ行くなら、良いホテルに泊まりたい、綺麗な民宿に泊まりたいという思いもあるでしょう。

そういった方は、そもそもの予算を増やすために、「ガクセイ協賛」を使ってみてはいかがでしょうか。ガクセイ協賛は、全国600以上の大学にある、部活やサークルなどが利用している協賛サービスです。このガクセイ協賛を利用することで、サークルの合宿などにかかる活動資金を調達することもできるので、ぜひ参考にしてみてください。

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