サークルに入ると、さまざまな活動を行い、自分のスキルを磨いたり、学生ならではの経験をすることもできます。そんなサークル活動で付き物なのが飲み会です。サークルの飲み会はメンバー内の親交を深める目的で行われますが、「サークル活動は好きだけど、サークルの飲み会は苦手」や「お酒は好きだけど、大人数での飲み会は嫌い」といった悩みを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、サークルの飲み会に行きたくない理由や断り方について詳しく解説しています。サークルの飲み会に参加したくないと考えている本人や、多くのメンバーに参加してほしいと考えている幹事の方は、ぜひ参考にしてください。
サークルの飲み会に行きたくない理由
サークルの飲み会に行きたくないと思う方には、それぞれに理由があります。ここからは、人によって異なる飲み会に行きたくない理由を、ひとつずつ紹介していきます。より多くのメンバーに飲み会に参加して欲しいと考えている幹事の方は、サークルのメンバーが、どういった理由で飲み会に参加したくないと考えているかが見えてくるはずです。
お酒が苦手・嫌い
お酒を飲むこと自体が苦手な方や、そもそもアルコールが嫌いといった方は、わざわざ飲み会に参加したいとは思いませんよね。
お酒が強い方は、飲み会の場でも楽しく過ごせるかも知れませんが、お酒が弱い方だとすぐに眠くなったり、気持ち悪くなったりと、飲み会に参加しても楽しいことはありません。同じく、お酒は強いけどアルコールが好きじゃないという方も同様で、自分のサークルの飲み会とはいえ、頻繁に参加するメリットが感じられないのでしょう。
飲まなくてはいけない雰囲気がある
飲み会が好きな方にとっては、とても楽しみなイベントになりますが、お酒が苦手な方にとっては、お酒をすすめられる雰囲気も、飲み会に参加したくない理由になってしまいます。
飲み会では、お酒を飲まないとすすめられる雰囲気がありますよね。お酒好きな方は酔っ払って楽しくなり、無理強いするわけでなくても、「一緒に飲もうよ」という雰囲気でお酒をすすめてくることがあります。
特に、飲み会の盛り上げ役になっている先輩はお酒をすすめてくることも多く、こういった雰囲気の先輩がいると、どうしても断り辛く、無理をして飲んでしまうということもあるのではないでしょうか。こういったことで、お酒が苦手な方は飲み会に参加したくないと思ってしまうのでしょう。
大勢でワイワイすることが嫌い
サークルの規模にもよりますが、サークルの飲み会となると大人数で飲み会を行うことになります。
飲み会が好きな方でも、友達同士での飲み会は好きだけど、大勢でワイワイ飲むのは苦手だという方もいらっしゃいます。ただお酒を飲むといっても、飲み方の好みは人それぞれで、とにかく酔っ払って騒ぎたいという方もいれば、ゆっくり話しながら飲むのが好きという方もいらっしゃいますよね。大人数での飲み会となると、酔っ払って騒いだり、お酒をすすめあったりする雰囲気もあります。
部屋の中もワイワイしているので、その輪に入らなかったとしても、なかなかゆっくり飲むことはできませんよね。こういった、大人数でワイワイ騒ぐという雰囲気が苦手で、飲み会に参加したくないという方もいらっしゃいます。
時間的に厳しい
サークルの飲み会に参加すると、夕方からの時間が丸々消えてしまいます。友達とお酒を飲みに行くのであれば、自分の好きな時間に帰ることもできますが、サークルの飲み会は、周りにも合わせないと行けませんし、好きな時間には帰りにくいものですよね。
サークルの飲み会は大人数で行いますので、時間も長くなりがちです。学校まで遠いところに住んでいる方ですと、帰りが遅くなってしまい、翌朝起きるのも大変になってしまいます。
また、サークルの飲み会は、二次会や三次会まであったりもするので、帰る時間はどんどん遅くなります。サークルの飲み会が好きな方でも、毎回のように長時間の飲み会になっていれば、サークルの飲み会は楽しいけど、ついつい帰りが遅くなり、時間的な拘束が長いから飲み会に参加したくない、という方もいらっしゃいます。
金銭的にキツイ
サークルの飲み会と言っても、参加費は自費ですよね。その日の参加費が分かりやすくなっていればいいですが、割り勘をしたり、後輩におごったりということがあれば、ただ飲みに行くよりもお金がかかってしまうこともあります。
こういった理由もあり、金銭的な理由から飲み会に参加したくないという方もいらっしゃいます。もし、金銭的な理由からサークルの飲み会を断る方が多いのであれば、「ガクセイ協賛」を使ってみてはいかがでしょうか。ガクセイ協賛は、サークルや部活などが協賛を受けることができるサービスで、全国800以上の大学のサークルや学生団体で活用されています。
サークル内に苦手な人がいる
サークル活動が楽しくても、メンバーが多ければ多いほど、苦手な人は出てきますよね。もちろん、この苦手な人も飲み会に参加するため、「この人が行くなら行きたくない」という方もでてきてしまいます。
飲み会に参加することで、苦手な人とも仲良くなれたりすることもありますが、行く前から敬遠してしまうこともあります。
サークルの飲み会の断り方
サークルの飲み会に行きたくない理由は、人によってさまざまですが、それを直接伝えてしまうと角が立ちますよね。せっかく楽しくサークル活動をしているのに、それ以外のところで人間関係を悪くするのは勿体無いです。もちろん、サークルの飲み会への参加は絶対ではありませんので、無理をして行く必要はありません。上手に飲み会を断るには、以下のような理由を使うと良いでしょう。
- アルバイト
- 課題や勉強
- 先約がある
- 家の用事がある
- 朝早い用事がある
サークルの飲み会には、このような理由をつけて、上手に断りを入れるのをおすすめします。例えば、「お酒嫌いだから」「あの先輩が苦手だから」といった理由をそのまま伝えると、どうしても角が立ちますよね。
そこで、誰が聞いても「それなら仕方ない」と思う理由を伝えましょう。その中でも、アルバイトや家の用事、先約があるといった理由は、より説得力が感じられますよね。
課題や勉強ですと、「絶対にその日の夜にしないといけないのか」という説得力にかけますし、翌日が早いという理由は「早く帰れば良い」とすすめられるかも知れません。
そういった意味では、アルバイトや先約があるといったことを理由にした方が、相手にも納得してもらいやすく、飲み会を上手に断れるかも知れません。ただし、嘘をつくのはやめた方がよいでしょう。後から発覚すると、サークル内での信用を大きく損なうことになります。
サークルの飲み会の乗り越え方
サークルの飲み会には行きたくないけど、どうしても断れなかったという場合もありますよね。ここからは、サークルの飲み会に参加した場合の上手な乗り越え方を紹介していきます。人によって飲み会に参加したくない理由はさまざまですが、その理由の対処法にもなっていますので、ぜひ参考にしてください。
飲めないことを事前に伝える
お酒が苦手な方や嫌いな方は、お酒が飲めないことをあらかじめ伝えておきましょう。自分の周りが、お酒を飲めないことを知っていれば、無理に飲まされることもなくなるはずですし、すすめられても周りが止めてくれるかも知れません。とにかく、飲めないということは、先に事前に伝えておくといいでしょう。
自分のペースで飲める人のグループにいく
サークルの飲み会も、人数が増えれば飲み会中にいくつかのグループができあがります。そういったときに、ワイワイ盛り上がってお酒を飲むグループではなく、自分のペースで飲めるようなグループの席に入ることをおすすめします。
マイペースに楽しんでいるグループに入れば、変に飲酒を強要されることもないでしょう。せっかく飲み会に参加したのですから、自分のペースで楽しめるようなグループに入って、楽しく飲むことをおすすめします。
幹事や進行役になる
サークルの飲み会にどうしても参加しなければいけない場合は、幹事や進行役になるというのも、上手く乗り切るための方法です。
幹事や進行役は、その日の飲み会の「仕切り役」になるので、お酒をすすめられることもそれほど多くありません。あまり飲ませ過ぎて仕切り役として動けなくなると、自分たちが大変だからです。また、仕切り役に徹っしていれば、あまり多くの人と話さなくても済みますし、飲み会の場でも自分のポジションがあるので、どのグループに入ろうか悩んだりすることもなく、周りを気にしなくていいのもメリットです。
介抱役を進んでなる
サークルの飲み会では、勢いのままに飲み過ぎてしまう方も多くいらっしゃいますよね。そういったときに、介抱役になるのも、上手く飲み会を乗り切るコツのひとつです。
飲み過ぎた人の介抱役は、あまりやりたがるポジションじゃないですよね。どちらかといえば、みんな飲み会を楽しみたいので、率先して介抱役になる方も多くはありません。ですが、誰かがそのポジションに回らないと、お店の迷惑にもなりますし、当事者もきついままです。
そのため、飲み会が苦手な方は介抱役にまわってしまうことで、お酒もすすめられなくなりますし、変にまわりを気にして過ごすこともなくなり、嫌な思いをすることもないかも知れません。
飲めないときはキッパリ断る
これ以上お酒が飲めないときは、どれだけすすめられてもキッパリと断りましょう。過度な飲酒は、自分だけでなく周りに迷惑をかけることもあります。
「まだ飲める」「もう飲めないのか」とすすめられても、それ以上飲めないときは無理をせずに断るようにしましょう。それが自分のためですし、周りのためでもあります。
サークルの全員が楽しめる飲み会にするために
サークルで飲み会を開く責任者の方は、より多くのメンバーに参加してもらい、親睦を深めたいと考えているのではないでしょうか。サークルのメンバーは、本記事で紹介したように、さまざまな理由で飲み会に行きたくないと考えています。また、飲み会に来てくれたとしても、苦手意識を持っていたり、誰と話して良いか分からないという方もいらっしゃるでしょう。幹事の方は、そういった参加者もいるということを理解し、お酒を無理に飲ませようとしている人がいれば断り、グループに入れない人がいれば間を取り持つなど、いろいろな形でフォローしてみると、苦手意識を持っている方も楽しめるかも知れません。
以上、サークルの飲み会に行きたくない理由と、その断り方について解説しました。飲み会にかかわらず、サークル活動にはお金がかかります。サークル費や活動費を協賛金で賄うことができれば、メンバー1人1人の負担を大幅に減らすことができます。
ガクセイ協賛は、大学生に特化した協賛のプラットフォームで、全国800大学8,000学生団体が利用している協賛サービスです。企業が募集しているプロジェクト(集客の手伝いなど)に協力することで、協賛をうけることができます。まずは登録してどんなプロジェクトがあるかチェックしてみてはいかがでしょうか。
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