大学の部活に入るメリット・デメリットを徹底解説

大学生になるとサークルに入るというイメージが強いかも知れませんが、サークルとは別に大学にも部活があります。より本格的にスポーツに打ち込むことができる大学の部活は、一体どういった活動をしているのでしょうか。

本記事では、大学の部活に入るメリットについて解説していきます。高校の部活との違いやサークルとの違いについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

大学の部活と高校の部活との違い

大学の部活と高校の部活との違い

高校までの部活とは、部活に対する主体性が大きく違ってきます。高校までの部活には必ず顧問がいたと思いますが、大学の部活では顧問がいたとしてもほとんど練習には顔を出さずに、学生だけで練習を行う場合もあります。

そのため、練習も独自のメニューを考えて主体的に行ったり、遠征への参加も学生で決めたり、ユニフォームを考えたりと、部活の運営に関するほとんどのことを学生で決めることができます。このように主体性を持って部活に取り組むことができるのが、高校の部活との大きな違いです。

もちろん、強豪チームであれば専属のコーチやスタッフが在籍しているため、運営などにはかかわらず練習や試合だけに集中できる環境がありますが、一般的な大学の部活ですと、ある程度主体的に取り組めるような環境になります。

大学の部活とサークルの違い

大学の部活とサークルの違い

気軽に入ることができ、和気あいあいと活動を行うサークルとは違い、大学の部活では本格的な練習を行います。

強豪チームであれば、プロを目指しているような選手もいます。設備も本格的になりますし、高校までとはひと味違う部活をすることができます。

大学の部活に入るメリット

大学の部活に入るメリット

大学の部活はより本格的にスポーツに取り組めるだけではなく、さまざまなメリットがあります。ここからは、大学で部活をするメリットについて紹介していきます。

自分が好きなスポーツに熱中できる・上手くなれる

大学では、より本格的に練習に取り組むことができ、主体性を持って好きなスポーツに熱中することができます。高校までは、顧問の先生に見守られながら、部活動という一定の拘束力を持って練習に励んできた方も多いと思います。部の運営からトレーニングなどまで自分達で考えて主体的に取り組むことができることが、大学の部活の特徴でしょう。

部活仲間ができる

同じ目標を持って部活の練習に励むので、部活の仲間とより強い絆が生まれます。チームスポーツであればなおさらで、その関係性はより強くなるでしょう。

大学生の場合は、一人暮らしや寮生活をしている人も多いので、プライベートな時間も部活仲間と共有することもあり、日々楽しく過ごすことができるでしょう。

先輩後輩との繋がりができる

部活に入ると、先輩後輩とのつながりができるので、組織の中での上下関係を学ぶことができます。

先輩と知り合えることで、講義や就職活動についての情報を知ることもでき、学業の面でもメリットがあります。また、大学生になると飲み会も盛んになるので、お酒の席でのマナーもいち早く知ることができるのは、メリットになるでしょう。

本格的な機材・設備の中でスポーツができる

大学の部活では、より本格的な機材や設備を使用して練習することができます。強豪チームになればなるほど、優れた機器が揃っており、こういった環境でスポーツができるということは、より本格的にそのスポーツに向き合えることができます。

高校の部活やサークルでは使用する機会がない機器を使ってトレーニングができるのは、大学で部活をするメリットです。高校までとは、まったく違う環境と考え方でトレーニングができるので、一気に成長する選手もいます。

生活リズムが整う・ルーティンができる

大学生は、毎日決まった時間に講義を受けるわけではありません。自分が選択をして興味関心の高い講義を受講するため、生活リズムを整えにくいスケジュールで毎日を過ごします。そのため、生活リズムが乱れてしまう方もいらっしゃいます。

一方で部活をすれば、練習時間が固定されていますし、身体のケアを目的として生活リズムを整えることができるでしょう。また、部活を中心に日々のルーティンができるので、生活リズムを整えやすいことは、学生にとってもメリットになるはずです。

遠征やオフィシャルな試合が多い

大学の部活になると、遠征やオフィシャルな試合が多くなる傾向にあります。高校までの部活では近隣での試合しか経験がなかった方も、遠征を経験することになります。

本格的に試合ができるので、日々のトレーニングのモチベーションアップにつながるはずです。

就活で有利になる可能性が高い

部活で頑張ってきた成果は、就職活動で有利になる可能性が高くなります。レベルの高い成績を残していれば、それだけで内定を獲得できることもあります。

一方で、トップレベルの成績を残していない方でも、大学まで部活をしていたストイックさや、スポーツで心身を鍛えていたストレス耐性、チーム運営やマネジメント経験などは、企業にとっても魅力的な人材になります。

部活の話を選考中に話すこともできますし、部活でのさまざまな経験を就職活動で活かすことができます。

大学の部活に入るデメリット

大学の部活に入るデメリット

大学の部活に入ればさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットもあります。ここでは、大学の部活に入ることで発生するデメリットを紹介していきます。

時間的な拘束が長い

大学の部活は、本格的な施設でトレーニングをすることが多いため、毎日のように練習時間が設けられています。

サークルと違って本気度も高く、練習への参加も求められる部活も多くあります。大学生の生活は自由度が高いというイメージもありますが、部活をしていると日々の練習に追われてしまい、時間的な拘束が長いと感じる方もいらっしゃいます。

また、練習だけでなく、行事などへの参加も求められるので、休日でも部活の予定が入ってしまうこともあり、プライベートの時間も減ってしまう場合があります。

もちろん、部活の仲間と良好な関係があればそういった行事に参加することも思い出になりますが、行事によってはプライベートが削られていると感じる場合もあるでしょう。

体力的に疲れてしまう

大学の部活では、本格的な設備を利用して練習に励むということもあり、練習量もあがりますし、求められる難易度もあがっていきます。

これにより大幅にレベルアップすることもできますが、体力的に疲れてしまうというデメリットもあります。

精神的に疲れることがある

大学の部活では、良好な人間関係を築いていけるというメリットがありますが、一方でトラブルが起こると、その上下関係にストレスを感じてしまうこともあります。

また、チームスポーツの場合はスタメン争いが付き物です。大学生活を送りながら、部活では熾烈なスタメン争いをするというのは、精神的に疲れてしまう方もいらっしゃいます。

経済的に厳しい

大学の部活では、遠征も増えてきますが、基本的にはこういった遠征費も自己負担になるので、経済的に負担がかかります。

毎日部活に参加していると、アルバイトをする余裕もなくなってしまうので、経済的に厳しいと感じてしまう方もいらっしゃいます。

大学・部活動の名前を背負うことになる

部活に入るということは、その部活の顔になるということです。これは、部活だけでなく組織全般に入るときに言えますが、その組織の看板を背負うという責任を自覚しておくべきです。

そのため、普段の生活でなにかあった場合、例えば何らかの不祥事を起こしてしまった場合などは、多くの人に迷惑をかけることがあります。ひとりの学生であり、その部活のメンバーであることを自覚する必要があります。

 

大学でも部活に入ってさまざまなチャレンジをすることは、学業では得ることができない経験を積むことができます。組織運営をしたり、一般の方と関わりを持ったりと、社会人になったときに役に立つ経験を積むことができます。また、大学生だからこそできる本格的な設備や練習方法でトレーニングを積むことで、より個人のスキルを磨くこともできるでしょう。

また、遠征費など経済面で不安を感じる方は、「ガクセイ協賛」を活用することで、協賛金として、経済的援助を受けることもできます。部活をすることは、大学生にとってもさまざまなメリットがありますので、こういった方法を利用しながらデメリットを解消し、部活に励んでいくことをおすすめします。

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