ゼミの選び方を徹底解説!後悔しない判断ポイント

大学生活ではゼミ活動を楽しみにしている方も多いでしょう。本記事ではゼミの選び方について解説していきます。大学生活で後悔しないためにも、きちんとした判断軸を理解した上でゼミを選ぶようにしましょう。

まずはゼミへの理解を深める

まずはゼミへの理解を深める

ゼミとは主に文系の学部において、数名から数十名の学生たちが教授とともに決まったテーマについて研究していく活動のことを言います。一般的には3年生から始まりますが、1・2年生のうちに始まる大学もあります。

より詳しく知りたい方は「大学のゼミとは?種類や講義との違いを徹底解説」を参考にしてください。

学生は担当教授の研究室に所属し、教授の指導の元、他のゼミ生と一緒に研究や発表、討論を行います。そのため、講堂や会議室などで一方的に教授の話を聞く形式の講義とは異なります。ゼミは通常週1回程度行われますが、多くの学生はゼミがない日も、課題に取り組んだり、発表に必要な調査を行ったり、資料を作ったり、自習したりします。

ゼミの選び方【目的設定】

ゼミの選び方【目的設定】

ゼミを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

1.専門知識を深めたい
2.就職で有利になりたい
3.卒業のために単位が必要
4.楽しさを求めて

大学生活においてゼミ選びはとても大切です。選ぶ際にはどのような目的設定で選ぶかが重要になります。

1.専門知識を深めたい

ゼミを選ぶ際、進路が決まっている場合には、必要な専門的知識を深めるために目的に合ったゼミに加入すると良いでしょう。専門的知識やスキルアップのためにゼミに加入することで、思う存分ゼミで勉強に励むことができます。また、就活やその後の進路にも活かすことができるため、有意義な時間を過ごせるのではないでしょうか。

2.就職で有利になりたい

就活で有利になりたいと考えているのであれば、有名なゼミを選ぶと良いでしょう。また、優秀な教授がいるゼミもおすすめです。就活の際、有名なゼミであったり、就職希望の会社にゼミのOBやOGが多かったり、優秀な教授がいたりすることで、有利になる可能性も大いにあります。就活の有益な情報を知るチャンスにもなります。

3.卒業のために単位が必要

また、卒業のために必要単位を取得する目的でゼミに加入する方もいるでしょう。ゼミは一般的に多くの単位を貰うことができます。多くの学部では、卒業するのに必要な単位数があるため、就職などの進路とは別で単位取得のためだけにゼミに加入し、卒業することが目的の場合も少なくないでしょう。

4.楽しさを求めて

就職も決まっており、卒業も確定している人でも大学生活の楽しみとしてゼミに加入することがあります。特にしたいことがない場合、知り合いがいない、空気が合わないといったことになると苦痛になってしまいます。そういった場合、学問的な楽しさや、友達と一緒に過ごす時間などを求めてゼミに加入してみても良いでしょう。しかし、友達が所属しているという理由だけで全く興味のないゼミに加入してしまっては、他のゼミ生がやりづらくなってしまう可能性があります。

ゼミの選び方【判断ポイント】

ゼミの選び方【判断ポイント】

ゼミを選ぶ際、上記の目的に沿って決めることが大切ですが、同じようなゼミで迷っている場合、どのような基準で加入するゼミを選ぶと良いのでしょう。判断基準は以下の通りです。

  • 研究・学習の内容
  • ゼミの知名度
  • 単位取得の難易度
  • 友達の多さ
  • 倍率
  • 教授との相性
  • 活動時間

上記について詳しくみていきましょう。

研究・学習の内容

まず重要となるのが、ゼミの研究・学習内容についてです。長期間研究していく分野が興味のない分野では意欲がわきません。専門分野を掘り下げて学び、ゼミがない日でも時間を費やして、課題や論文作成に取り組むためには興味を持てるテーマであることが大前提です。そのため、自分が興味がもてるテーマを研究しているゼミをいくつか候補としてピックアップしておくことが大切になります。

また、自分が興味を持つテーマに関して研究実績が高いゼミを選ぶこともおすすめです。高い実績をもっているゼミは、精力的な教授と優秀な学生が集まっていることが多いです。そのため、積極的に研究したい、成果を挙げたいと考えているのであれば、研究実績の高いゼミを選ぶと良いでしょう。

ゼミの知名度

ゼミの雰囲気や興味のある分野であるといった基準で、志望するゼミをいくつかに絞ったら、ゼミの評判や知名度を参考にゼミを決めると良いでしょう。評判が良く、知名度が高いゼミであれば優秀な教授のもとで価値のある研究を行うことができる可能性が高くなります。また、長年開講されているゼミであれば多くのOB、OGがいます。学生にとって有意義な情報を提供してくれる可能性も広がるため、就職などの進路を選ぶ際に有利になるといえるでしょう。

単位取得の難易度

卒業するための単位取得が目的であれば、単位取得の難易度があまり高くないゼミに加入することがおすすめです。ゼミによっては卒論が出せていても、あまり出来が良くなければ単位がもらえないという場合があります。そのため、ゼミによっては単位取得の難易度が低いものを選ぶと卒業のために必要な単位取得に繋がるのではないでしょうか。

友達の多さ

楽しさを求めてゼミに加入するのであれば、友達の多さやゼミの活動内容の楽しさを重視すると良いでしょう。知り合いがいない、空気が合わない場合ゼミへの参加が苦痛に感じてしまう場合もあります。事前に訪問したり、友達に聞いて回るなどして、ゼミに関する情報を集めておくことがおすすめです。

倍率

ゼミは一般的に少人数で研究や討論、発表などを行います。そのため、ゼミによっては人気が高く、倍率が高い場合もあります。また、人数も数人から数十人と幅広いため、少人数でおこなっているゼミであれば必然的に倍率も高くなります。

教授や研究内容でゼミを決め、絶対的にそのゼミに入りたいといった希望があれば面接で勝ち取りにいくしかありません。友達全員で加入したいなどそのゼミにこだわる理由がないのであれば倍率の低いゼミへの加入がおすすめです。

教授との相性

ゼミの内容や、知名度などどの目的においても、同じ内容が学べるのであれば教授との相性を重視すると良いでしょう。自分が理想としている方針の教授のところで学ぶ方がより有意義に研究を行うことができます。

何をすればいいか検討がつかないというのであれば、教授との相性を重視して選ぶというのも決め手の一つとして良いのではないでしょうか。

活動時間

また、ゼミの活動時間もゼミを選ぶ際に重要となります。自由に使える時間(可処分時間)が多い方は、あまり活動時間を気にしなくても良いですが、バイトや部活など、ゼミ以外の活動時間が忙しい人は可処分時間を増やす、または活動時間が少ないゼミを選ぶ方が良いでしょう。

 

可処分時間の増やし方はさまざまです。そのひとつとして、バイト時間を減らすといった方法があります。バイト時間を減らす方法のひとつとして挙げられるのが「ガクセイ協賛」です。ゼミの欠席者を減らすためやゼミ合宿などの費用を協賛で補うために活用されています。

ガクセイ協賛は、大学生に特化した協賛のプラットフォームで、全国800大学8,000学生団体が利用している協賛サービスです。企業が募集しているプロジェクト(集客の手伝いなど)に協力することで、協賛をうけることができます。まずは登録してどんなプロジェクトがあるかチェックしてみてはいかがでしょうか。

▷ ガクセイ協賛の詳しい情報を確認する

【関連リンク】部員・サークルメンバー・ゼミメンバーの悩み
ゼミ合宿に行きたくない ゼミ飲み会行きたくない 大学のゼミとは
ゼミの選び方 ゼミに入らない選択肢 ゼミを辞めたい理由
大学サークルの種類 大学サークルのメリット サークル飲み会行きたくない
サークルに入らない選択肢 サークルの掛け持ち インカレの入り方
大学部活のメリット