大学生になるとサークルに入る方がたくさんいますが、そのサークルの選択肢として「インカレ」を考えている方もいらっしゃると思います。
本記事では、インカレの入り方や選び方について解説しています。学内のサークルと比べて情報量が少なく、どうやって入ったらいいのか分からないと悩まれる方もいることでしょう。インカレの内容から、メリット・デメリット、注意点まで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
インカレについておさらい
インカレは、「インターカレッジサークル」の略称で、大学(=カレッジ)間のという意味を持ちます。
通常のサークルであれば、同じ大学の学生で構成されて活動を行いますが、インカレの場合は自分の大学だけでなく、他の大学の学生とも交流ができるのが特徴です。そのため、通常のサークルよりも、他の大学との交友関係もできやすくなります。
インカレのメリット
インカレのメリットは、サークルの規模が大きく、いろんな人とつながれることです。通常のサークルであれば、大学内で活動を行い、同じ大学の学生のみで構成されているため、インカレほどの規模のサークルはそれほどありません。
インカレは、他大学の学生と合わせて構成されているため、自分の大学では出会わないような人とも知り合うことができます。これにより、偏った価値観だけでなく、広い視点と広いつながりを作れることになるでしょう。
こういった視野の広さは、社会人になってさらに世界が広がったときに、必ず役に立つ経験になるはずです。
インカレのデメリット
一方で、インカレのデメリットは、遠方で活動をする場合があることです。通常のサークルであれば、その活動は学内や近隣の地域で行うことがほとんどですが、インカレの場合は、他大学の学生とも一緒に活動を行うため、開催場所が自分の大学内とは限りません。
そのため、サークル活動をするのに、遠方まで通わなければいけないこともあります。また、スケジュールを合わせるのも難しくなることもありますし、通常のサークル活動のように、気軽に参加できないことはデメリットになるでしょう。
インカレに入る4つの方法
学内にあるサークルと比べると、インカレは情報量が少なく、自分で動かなければなかなか情報は得られません。
ここからは、インカレに入る4つの方法を紹介します。インカレに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
新入生用のチラシから連絡する
オープンスクールなどでは、インカレに所属している先輩たちがビラ配りをすることがあります。いろいろな大学や、学校の近辺で宣伝活動を行っているので、このチラシの連絡先からコンタクトをとれば、インカレに入ることができます。
友達の紹介で加入する
インカレに所属している友達がいれば、その友達を経由することで、加入することができます。もし直接の友人にインカレに入っている方がいなかったとしても、友人を経由して紹介してもらうことで、インカレに所属している方に行き着くはずです。
SNSから連絡する
インカレサークルによっては、SNSを利用して活動の情報を発信していることもあります。このSNSを利用することで、サークルの関係者とコンタクトを取ることができるはずです。このように、人伝でインカレの関係者に出会えなければ、インターネットを通じて知り合うことも可能です。
ホームページから連絡する
インカレサークルによっては、ホームページを用意しており、活動内容などの情報を発信していることもあります。インカレサークルに入りたい方は、ホームページで検索してみると、該当の団体ページが出てくるかも知れません。もしも、ホームページがあればサークルメンバーを募集しているはずですので、そこからコンタクトを取ることができます。
インカレに入る際の注意点
インカレに入るには、通常のサークルとほとんど同じで、サークルのメンバーの方と知り合えれば、問題なく入ることができます。
しかしながら、サークルによっては審査がある場合があります。例えば、スポーツ系のインカレであれば、運動能力が問われる場合があります。仮に審査があったとしても、決して厳しい審査内容ではありません。サークル内のレベルをある程度一定にしておきたいなどの考えがあって、審査項目を設定しているのです。
審査などなくインカレサークルに入ることができるケースもありますので、そのサークルによって審査の有無は異なります。入りたいサークルがある場合は、審査の有無を確認しておきましょう。
自分にあったインカレの選び方
インカレといっても、その種類やサークル内の雰囲気もそれぞれで異なります。簡単に選んで入るのではなく、しっかりと自分に向いているサークルを選びましょう。ここからは、自分にあったインカレサークルの選び方を紹介していきます。
活動内容が自分にあっているか
インカレサークルの中にも、真面目に活動に取り組んでいるサークルもあれば、遊びが中心になっているサークルもあります。事前に確認できる情報を調べて、自分にあった温度感のサークルを探しましょう。
活動頻度や場所が自分にあっているのか
デメリットでもあげたように、インカレサークルの場合は、自分の大学以外の場所で活動をすることがほとんどです。そのため、活動頻度や活動場所が自分にあっているのかということも、インカレに入るときに考えておかなければいけないポイントになります。
現実的に通うのが難しかったり、スケジュールが合わないようなサークルに入っても満足に活動することができません。自分がそのインカレに入って、思ったように活動できるかを、事前に確認しておきましょう。
メンバーの雰囲気が自分にあっているのか
インカレサークルの中には、ハイテンションなメンバーが集まっているケースや、飲み会の内容が荒く、お酒嫌いの方にはついていけないようなケースがあります。
サークル内のメンバーにどういった人がいるかは、活動を継続していく上でとても大切です。活動内容だけでなく、雰囲気も大事になってくるので、こちらも加入前に確認しておくと安心です。
サークル費用が負担にならないか
インカレは、オフィシャルなサークルに比べると大学からの予算配分がないことがあります。そのため、想像以上にサークル費が高いところもあるのが現状です。
運営者側としては、必要な経費を集めているかも知れませんが、個人負担が大きくなると、メンバー側としては不信感を感じてしまうでしょう。サークル費用に関しても、事前に確認しておくと後々のトラブルを回避できるので安心です。
以上、インカレサークルの入り方や選び方について解説しました。
このように、メンバーが加入を考える際、インカレの場合学内のサークルに比べて、「費用」が大きな判断要素となります。インカレの代表者の方は、メンバーの負担を軽減させるためにも、「ガクセイ協賛」の利用を考えてみてはいかがでしょうか。ガクセイ協賛を活用することで、協賛金として、経済的援助を受けることができます。
ガクセイ協賛は、全国800大学8,000学生団体が利用している協賛サービスです。企業が募集しているプロジェクト(集客の手伝いなど)に協力することで、協賛をうけることができますので、まずは登録してどんなプロジェクトがあるかチェックしてみてはいかがでしょうか。
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