大学のゼミには、多くの学生が参加します。しかし、ゼミでやりたいことがないのであれば、ゼミに入るのは時間の無駄と感じる方も多いでしょう。本記事では、ゼミに入らない選択について解説しています。大学のゼミに入らないことを検討しているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
ゼミに入るメリット
ゼミは大学生活の勉強の一部に過ぎません。そのため、ゼミに入る学生たちは目的があって入る場合がほとんどです。その目的とは一体どのようなものがあるのでしょうか。
1.就活目的
2.単位取得目的
3.コミュニティ目的
4.研究目的
1.就活目的
ゼミに入る目的として、「就活で活用したい」と考えている方も少なくないです。ゼミに加入することで、就活で有利になることがいくつかあります。
- 就活や仕事につながる研究をしている
- 教授の紹介があることが就活で有利
- そのゼミ出身であることが就活で有利
- 就活でゼミネタを話せる
- 就活などの情報交換ができる
進路が明確になっているのであれば、就活や仕事に繋がる研究をするためにゼミに加入する方も多いでしょう。ゼミでは、研究内容を深く調査したり、メンバーと討論したり特定のテーマと長期間向き合います。
そのため、深く学べるというメリットがあります。また、教授の推薦が得られる、就活での面接の際にゼミでの取り組みをアピールすることができる、また就活や企業について情報交換をすることができるなど、さまざまなメリットがあります。
2.単位取得目的
また、卒業するための単位取得のためにゼミに入る学生たちもいるでしょう。大学の学部によってはゼミに入ることが必修科目の場合もあります。この場合は選択の余地がありません。また、ゼミは得られる単位が多い場合もあるため、ゼミへの参加は卒業までの単位取得に大きく貢献できるといえるでしょう。
3.コミュニティ目的
ゼミに加入することは、友達を増やすことや交友関係を広くするために有効です。友達と同じゼミで過ごすのが楽しい、一緒に課題や研究できることが楽しいと感じる方はコミュニティ目的で加入するのもおすすめです。コミュニティを広げるため、友達との大学生活を有意義なものにするためにゼミを活用することでより楽しい大学生活を送ることができるのではないでしょうか。
4.研究目的
ゼミに加入することで自分の興味のある分野に対し、深く研究することができます。これが本来のゼミの目的となりますが、興味のある分野の専門的な知識を増やしたり、スキルアップしたいと考える方も多いでしょう。そのため、興味関心のある研究テーマのゼミがあれば、ゼミに加入し研究することをおすすめします。
ゼミに入らないメリット
しかし、ゼミに入らないことで生じるメリットもあります。
- 時間的な拘束がない
- 学業の負担が少ない
- 出費を抑えることができる
時間的な拘束がない
ゼミに加入した場合、決まった時間が拘束されてしまいます。また、授業以外でも研究や課題などによって時間を奪われてしまいます。ゼミに入らなければ自由に使える時間が増えるため、自分が興味あることにもっと時間を使えるようになります。
大学生は、アルバイトや資格取得に向けての勉強、インターンへの参加とゼミ以外にも多くの活動に時間を取られます。しかし、ゼミに入りたいけれど、アルバイトなど収入を得るためにゼミに入る時間がないのであれば、時間や場所の自由度の高く、学生なら効率よく協賛が受けられる「ガクセイ協賛」を活用してみてはいかがでしょうか。
学業の負担が少ない
ゼミへの加入は、ゼミへの参加だけでなく課題や資料作成など多くの時間が必要となります。しかし、他に学びたいと考えていることがある場合や、起業、ボランティア、インターンといった活動など興味あることへ時間を使うことができます。ゼミに入らないのであれば代わりに、他に興味のあることを行うと良いでしょう。
出費を抑えることができる
ゼミに加入していると、合宿や親睦会(飲み会)といった集まりがあります。合宿の旅費や、親睦会の参加費はその都度会費を集め、大学生にとっては大きな出費となります。大学生はアルバイトや仕送りでやりくりしている方が多いため、金銭的負担に感じてしまいます。
ゼミに入りたいけれど、金銭的負担が理由で加入しないのはもったいないです。金銭的負担を軽くしたいのであれば、上記でご紹介した「ガクセイ協賛」の利用をおすすめいたします。ゼミで団体登録をして協賛金をうけとれば、ゼミ合宿や親睦会の費用の一部または全額を賄うことができます。
ゼミに入らない選択肢はあり?
大学は学びたいことを学ぶ場所です。そのため、興味のある分野がなければ、ゼミに加入し興味の無いことを学ぶのは時間の無駄だと思えるでしょう。そのため、上記で紹介したメリットよりも入らないメリットの方が魅力的だと感じるのであれば、無理に加入する必要はないかもしれません。ただし、ゼミが必修であれば、選択の余地はありません。有意義になるように、自分でコントロールしましょう。
ゼミに入らないことによる就活での影響
ゼミに加入しなければ、就活の際に自己アピールとしてゼミでの経験を話すことができません。しかしゼミに入らなくても、勉強や資格、ボランティア、インターンといった活動をアピールポイントとして話すことができれば問題ありません。
プログラミングや英語のスキル向上に時間を活用すれば、就職先の幅も広がります。また、就活に関する情報収集も個人の頑張りでいくらでも集めることができます。
ゼミに入らず、空いている時間を有効活用することで、スキルや知識を身につけることができるため、就活でも不利になることは少ないといえるでしょう。
しかし、ゼミに加入することで教授の推薦や紹介を受けることができる可能性があります。専門職に進みたいと考えている場合は、個人での学習や、他の集まりで学ぶより、ゼミで学ぶほうが効率的に学ぶことができる可能性があります。
途中で辞めることは視野にいれない
ゼミに入ったけれど、結果として途中で辞めてしまう学生も少なくないです。「学びたいことではなかった」「ゼミ生や教授と合わなかった」などといった理由でゼミへの参加が苦痛に感じてしまい辞めたいと考える方もいますが、ゼミに入る際には、辞めること前提で加入してはいけません。
ゼミを辞めることは簡単です。しかし、ゼミでは研究の担当分野グループが決まるため、他の学生や教授に迷惑がかかってしまいます。結果として辞めることになってしまう場合は仕方がないですが、初めから辞めること前提で加入するといったことはやめましょう。
金銭的な理由であれば、前述した「ガクセイ協賛」を活用する方法があります。ガクセイ協賛は、大学生に特化した協賛のプラットフォームで、全国800大学8,000学生団体が利用している協賛サービスです。企業が募集しているプロジェクト(集客の手伝いなど)に協力することで、協賛をうけることができます。まずは登録してどんなプロジェクトがあるかチェックしてみてはいかがでしょうか。
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