サークル合宿の費用を安く抑え、参加率を高める方法

大学のサークル活動では、長期休暇を利用して「サークル合宿」が実施されることもあります。サークルメンバーで遠方の宿泊施設に泊まり、サークル活動やレジャー、飲み会などを行い、サークルメンバー内の親睦を深めることが大きな目的になります。

サークル合宿は自由参加になるため、合宿にかかる費用は気になるポイントです。みんなでワイワイ楽しめそうだという方もいれば、費用が高すぎると感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、サークル合宿の費用について詳しく解説しています。平均的な合宿費用や、安く抑えるための方法について説明しているので、ぜひ参考にしてください。

サークル合宿の平均的な費用

サークル合宿の平均的な費用

大学のサークルでは、さまざまな活動が行われていますが、このサークル活動の一環として「サークル合宿」が行われます。ここでかかる費用も、サークルによって変わってきますが、人によっては、高額過ぎると感じる方もいらっしゃいます。サークル合宿でかかる平均的な費用は、以下のような日数と金額になります。

平均日数:2泊3日
平均費用:2万5千円

サークル合宿にかける平均的な日数は、2泊3日です。往復の移動を考えると、中日は1日余裕をもって活動ができるようなスケジュールになっています。また、これにかける平均的な費用は2万5千円です。これには、宿泊費の他に移動費や食費、レジャー費なども含まれているので、宿泊費だけでみると更に安価に抑える必要があるようです。

こちらは国内でのサークル活動での平均日数と平均費用ですが、サークルによっては、海外でサークル合宿を行うケースもあります。この場合、合宿先の国によっても費用は変わってきますが、8万円以上はかかってくるでしょう。また、サークル合宿を行う日数に関しても1週間前後と、国内よりも移動にかかる時間が長くなるため、日数も多く確保されることがほとんどです。

メンバーが高いと感じるボーダーライン

サークル合宿にかける費用ですが、その価格によっては、メンバーが高いと感じてしまいます。

一般的には、サークル合宿にかかる費用が5万円〜8万円になってくると、「高すぎる」と感じるようです。これくらいの金額になると、高いと感じるほかにも、「参加すべきなのかわからない」「払えない」「出資してくれる親も納得してくれない」といった声も出てきており、サークル合宿への参加も悩んでいるような状態になっています。

海外に行くのであれば、妥当な値段かも知れませんが、サークル活動の一環でまとまった金額を出すのは、学生1人1人にとっては負担が大きく、納得のいかない合宿費用になってしまうのでしょう。

そのため、サークル合宿を計画する際には、5万円以下を目安にして計画していくことをおすすめします。活動内容や目的に応じて、日数や費用も変動してくるとは思いますが、あまりにも費用が高いと、サークルのメンバーも敬遠してしまいます。クオリティの高い合宿の内容を目指して、コストを抑えながら計画することをおすすめします。

サークル合宿の費用を安く抑えるためにできること

サークル合宿の費用を安く抑えるためにできること

サークル合宿を計画する際に、できるだけ費用を抑えるために注意しておくポイントがあります。ここからは、サークル合宿の費用を安く抑えるためにできることを紹介していきます。

宿泊施設の見直し

宿泊施設にかかる費用は、合宿全体でかかるコストの中で、最も割合が大きくなります。そのため、宿泊費を見直すことで、大幅に費用を抑えられるはずです。

例えば、ホテルや旅館で計画していたのであれば、コテージや民泊などの宿泊施設に趣向を変えてみるのもいいかも知れません。また、キャンプや自然の家などであれば、さらにコストを抑えることができます。

宿泊施設だけをみても、これだけの選択肢がありますし、宿泊費にスポットをあててみるだけで、かなり費用を抑えれるはずです。しかしながら、サークルメンバーの中には、アウトドアが苦手な方がいるかも知れません。宿泊費は、合宿にかかるトータルの費用を大きく左右させますので、サークル内のメンバーでしっかり話し合って決めると良いでしょう。

移動手段の見直し

移動手段にかかる費用は、合宿にかかるトータルの費用の中で、宿泊費の次に高くなることが多いため、交通費を抑えることでも、合宿費用を抑えることができるでしょう。

サークル合宿を行う場所にもよりますが、移動手段としては新幹線やバス、レンタカー(自家用車)などがあるでしょう。公共交通機関を大人数で利用すれば、団体割引などもありますし、人数に応じて割安価格で利用することもできます。考えていた公共交通機関が、最もお得な移動方法で計画されているのか今一度見直してみると、より安価に利用できる手段があるかも知れません。

宿泊日数を減らす

サークル合宿の目的にもよりますが、長めに計画された日程を見直してみるのもおすすめです。例えば、活動内容を考慮し3泊も4泊も必要な内容なのかを、今一度見直してもいいでしょう。

1泊減るということは、大きな金額になる宿泊費を抑えることにもつながります。計画全体の内容を考慮し、宿泊日数を調整することで、合宿にかかる費用も抑えることができるでしょう。

施設のレンタルをなくす

合宿中の活動で、体育館などの施設をレンタルする予定があれば、このレンタル費用を見直すのもいいかも知れません。どうしても体育館を利用したい場合は、市区町村の施設を借りるということもできます。

また、やることによって変わってきますが、体育館ではなく、公園やビーチなどで活動ができないかという検討をしてみても良いでしょう。そうすることで、余計なレンタル費をカットすることもできます。

ホテルでの食事

食事の費用は、食べる場所とものによって大きく変わっていきます。例えば、ホテルでのコース料理や、旅館での食事、飲み放題などを見直すことでも、コストを抑えることができます。

コテージや民泊をするのであれば、自炊やバーベキューなどをしても良いですし、ホテル泊であっても、近場の飲食店で食事を取れば、ホテルレストランよりも、安価な価格で、ご当地グルメも堪能することができるでしょう。

サークル合宿の費用に納得感をもってもらうために

サークル合宿の費用に納得感をもってもらうために

サークル合宿の費用は、メンバーの多くに納得感を持ってもらうことが大切です。価格に対して、活動内容が充実していることもそうです。ここからは、サークル合宿の費用に関して、メンバーから納得感をもってもらうためにできることを紹介していきます。

合宿の内容は全員で決める

サークル合宿の内容は、費用を含めてなるべく全員で決めることをおすすめします。そもそも、合宿の日数や活動などは、メンバーの総意であるのかどうかが、納得して参加してもらえるポイントです。

サークル合宿にかかる金額が妥当だったとしても、計画されているアクティビティなどが不要だと感じるメンバーが多ければ、「無駄・高い」という意見があがるはずです。そういったときは、必要のないアクティビティを削り、別の活動を行うか、浮いた費用を使ってホテルのランクをあげたりということも可能になってきます。

サークルのメンバー同士で、活動内容や宿泊施設などのバランスをみてみるといいでしょう。ただし、必ず意見は割れると思っておいた方が良いでしょう。話し合いの中で、妥協点を見出していくことで、充実したサークル合宿を行うことができるはずです。

明細説明や収支報告の責任を果たす

サークル合宿にかかる費用をしっかりと管理することでも、メンバーは納得して合宿に参加してくれるはずです。

サークル合宿にかかる費用を、メンバーに請求する前には明細書を用意しておき、何にいくらかかるのかを明確に伝えましょう。また、合宿終了後は、収支報告書を作成し、実際にどういった形で費用を使ったかを共有しましょう。そうすることで、サークルメンバーも、合宿の費用に関して納得することができますし、サークル合宿へのモチベーションもあがるはずです。

合宿の費用を協賛で補填する

ガクセイ協賛とは?サービスの仕組みを徹底解説のアイキャッチ画像

サークル合宿にかける予算自体を減らすのではなく、メンバー1人1人の負担を減らすために、協賛を集めるという方法もあります。せっかくサークル合宿を行うのであれば、コスト面を重視し過ぎて、多くのことを妥協するのはもったいないですよね。協賛金の使用用途が合宿の場合でも、サークル活動に該当するため、ガクセイ協賛を利用することができます。

ガクセイ協賛は、大学生に特化した協賛のプラットフォームで、全国800大学8,000学生団体が利用している協賛サービスです。企業が募集しているプロジェクト(集客の手伝いなど)に協力することで、協賛をうけることができます。まずは登録してどんなプロジェクトがあるかチェックしてみてはいかがでしょうか。

▷ ガクセイ協賛の詳しい情報を確認する

【関連リンク】旅行・合宿・イベント
ゼミ合宿では何をするの? ゼミ合宿の費用 ゼミ合宿で人気の場所
サークル合宿の計画の立て方 サークル合宿の場所 サークル合宿の費用を抑える方法
大学生旅行の平均費用 大学生旅行のホテル相場 学生団体割引があるサービス
学生旅行・卒業旅行おすすめスポット - -