大学生活での楽しみのひとつが、サークルでの旅行ではないでしょうか。
サークルでは、同じ趣味や目的や目標を持った仲間が集まり活動を行います。同じ趣味を持った仲間とは絆も深まりやすいため、旅行は交流を深めるとてもいい機会といえます。
しかし、サークルで旅行に行こう!と決めても実際どの場所に行くか、どのように計画を立てていくのか悩むことも多いでしょう。
本記事では、サークル旅行についてくわしく解説していきます。旅行の計画の立て方や行き先の定番についてもご紹介していきますので、旅行の計画を立てる幹事や企画担当の方はぜひ参考にしてみてください。
サークル旅行の計画の立て方
サークル旅行の計画を立てる際のポイントは以下の通りです。
- 旅の目的を決める
- 具体的な旅の内容を決める
- 日時を決める
- 行き先、宿を決定する
- 参加人数を確認し、予算を決める
- 施設や交通手段の予約
上記について詳しく解説していきます。
旅の目的を決める
サークル旅行を計画する際には、まず旅の目的を明確にすると良いでしょう。どのような目的でサークル旅行を企画するか考えることでスムーズに計画することができます。
しかし、目的を探すのも簡単ではありません。大前提として親睦を深めることがサークル旅行の目的になりますが、そのほかに目的を探す際には前もってサークルメンバーにアンケートを取るなどしてメンバーがやりたいことをまとめておくと良いでしょう。
具体的な内容を決める
目的が決まったら、具体的な内容について決めましょう。旅行先で温泉に入りたいのか、ハイキングがしたいのか、または海水浴がしたいのか。内容によって行き先も変わります。
せっかくの旅行ですから、サークルメンバー全員が楽しめる内容にしたいです。そのため、旅行の具体的な内容についても、アンケートを取るなどしてサークルメンバーの意見を聞くと充実した旅行になるのではないでしょうか。
日時を決める
次に幹事が行わなければいけないのが、サークル旅行の日程を決めることです。一般的にサークル旅行は、夏休みシーズンである8月、9月や春休みシーズンの2月、3月に行われることが多いです。旅行代を抑えたい、あるいは人混みの少ない時期に旅行したいという場合は、日程を社会人の休みや高校生までの長期休みやできるならば他の大学の休みと被らないオフシーズンの平日にすると良いでしょう。
また、サークル旅行は1泊2日や2泊3日で行われることがほとんどです。日程が長くなれば長くなるほどメンバー全員の予定をあわせるのが難しくなるため、参加率が下がってしまいます。日程は、参加率を左右するため慎重に選ばなければいけません。
行き先・宿を決定する
日程と同じく、参加率を大きく左右するのが行き先です。行き先によっては参加しないサークルメンバーもいるため、目的や内容、時期に準じた行き先、宿を決定しなければいけません。
しかし、行き先や宿にこだわりすぎるとなかなか決められないだけでなく、サークル旅行で利用できる施設も限られてしまいます。そのため、目的や内容に沿った施設が確保できるか確認し、行き先や宿を決めると良いでしょう。行き先もひとつにしぼるのではなく、第2、第3希望と複数の選択肢を用意しておくとスムーズに行き先を決めることができます。
また、行き先が遠方の場合にはバスではなく公共交通機関を使っての移動がおすすめです。遠方の旅行の場合は、LCC(格安航空会社)の飛行機を活用することで、信じられない値段で北海道や沖縄などへ旅行に行けることがあります。ただし、夏休みや春休みといった旅行シーズンには、公共交通機関の予約も取りにくくなるため注意が必要です。また、早期予約割引といった割引も受けられないことが多いため、日程によって行き先を決めることも重要です。
参加人数を確認し、予算を決める
日程、行き先が決まったら参加人数の確認を行います。目的や内容などの決定事項を伝え、サークル旅行への参加人数を把握します。一般的にサークル旅行の準備は6ヶ月~3ヶ月前からスタートします。早めに伝えるとスケジュールの調整がしやすいですが、早すぎるとサークルメンバーの予定も変動しやすく、出欠人数の把握がしづらくなります。
そのため、サークル旅行が決まった段階である程度の参加人数の把握を行い、日程や行き先が決まったら再度出欠を取ると良いでしょう。
おおまかな参加人数が把握できたら、サークル旅行に必要な予算を決めます。行き先、宿泊施設や交通手段、レクリエーションなどから算出します。2泊3日のサークル旅行の予算は、国内旅行で2万5千円前後が一般的とされています。
旅行費用の金額によっても参加人数が変わる可能性があるので、移動手段や旅行プランの内容も含め、正式な予算が決定したらサークルメンバーに伝えましょう。
施設や交通手段の予約
サークル旅行の行き先や参加人数が確定したら、宿泊施設や交通手段の予約も忘れずに行いましょう。宿泊施設や交通機関によっては、予約できる時期が決まっている場合があります。漏れのないように事前予約を忘れずに行いましょう。
しかし、宿泊施設の予約や交通手段の予約、すべて幹事が行うには負担が大きすぎます。そのため、旅行会社やバス会社を上手く活用し、漏れのないよう準備を行いましょう。
サークル旅行をスムーズに進行するためのコツ
サークル旅行をスムーズに行うため、抑えておきたいポイントがあります。
- 企画・準備は最低でも3ヶ月前に開始する
- 企画が上手くいかない場合旅行会社への相談も可能
- 予備予算を徴収しておく
- 時間割を決めておく
- レクリエーション内容を決めておく
上記について詳しく解説していきます。
企画・準備は最低でも3ヶ月前に開始する
せっかくサークル旅行を開催するなら、できるだけ多くのサークルメンバーに参加してもらい親睦を深めたいです。しかし、サークル旅行開催が急であれば、参加できるメンバーも少なくなってしまいます。また、十分な準備ができず、漏れがあったり、内容に不満を抱くメンバーが現れたり問題が発生してしまうリスクが高くなります。できるだけ多くのメンバーに参加してもらい、メンバー全員が楽しめるサークル旅行にするためにも、3ヶ月以上前からの準備は必須です。
企画が上手くいかない場合旅行会社への相談も可能
サークルメンバーからアンケートをとるなど、意見を聞いても目的や内容がうまくまとまるわけではありません。自分たちで上手く企画を行えないと不安に感じた場合、旅行会社へ相談してみてはいかがでしょうか。自分たちだけでは思いつかなかった企画や内容が出てくる可能性もあります。
予備予算を徴収しておく
また、サークル旅行をスムーズに進行させるコツとして、予備予算を想定して旅行費を集めると良いでしょう。サークル旅行は、現地についてから急遽予定が変更になったり、突発的な出費がある可能性があります。そういった場合に、後から集金するのでは効率も悪く、不満も生まれやすくなります。余った分は返還すると想定して、予備予算を含めた旅費を徴収しておくことが大切です。
時間割を決めておく
旅行先についてからのスケジュールもあらかじめ決めておく必要があります。行き先によっては、交通手段であるバスや電車の本数が少なく、出発時間をあらかじめ決めておかなければたどり着けない場合もあります。そのため、現地では集合時間を決めておく、観光施設を巡る時間を決めておく、飲食店の予約をしておくなどスケジュールの管理が重要となります。
レクリエーション内容を決めておく
サークル旅行では、レクリエーションなどのイベントやゲームを準備しておくと貸し切りバスでの移動中や宿泊先で盛り上がるためおすすめです。旅行の行程に、体験イベントや観光スポット巡りなどを盛り込むのも良いでしょう。
移動中や宿泊先などでメンバー全員で盛り上がれるレクリエーションを行えば、旅行の充実度も増すため、親睦も深まるのではないでしょうか。
サークル旅行で人気の都道府県
ここからは、サークル旅行で人気の都道府県をご紹介します。国内で有名な観光スポットなので、一度は行ったことのある方も多いでしょう。しかし、旅行はどこに行くかも大切ですが、「だれと」「何をするか」が重要となります。
今回は、以下の都道府県の魅力の魅力的な部分をご紹介していきます。
北海道
グルメ重視のサークル旅行にしたいのであれば、おすすめは北海道です。日本海、太平洋、オホーツク海に囲まれているため、北海道はどのエリアでも新鮮な海鮮を味わうことが可能です。大型のチェーン店でも豪華な海鮮丼やお寿司がリーズナブルな価格で食べられます。また、ジンギスカンや石狩鍋、ラーメンやスープカレーなど、多彩な名物が集まる北海道は、観光だけでなくグルメも思いっきり楽しめます。
同じ北海道でも地域によって名物が異なるため、地域にあった料理を堪能できます。
北海道は、面積が広く、移動距離が長いため2泊以上できるなど、スケジュールに余裕があるときに行くことで、和やかな雰囲気の旅行になるでしょう。
沖縄県
北海道と並んで人気のある沖縄県は南国のリゾート地として有名です。
日本とは思えないようなコバルトブルーの海や白い砂浜はダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツだけでなく、ビーチでのんびりするだけでも十分楽しめます。
また、美しい海を見ながらドライブや美ら海水族館、国際通りといった定番の観光スポットを巡るのも良いでしょう。石垣島や宮古島などの離島で、非日常的な時間を過ごすのもおすすめです。歴史観光もできるため、さまざまな楽しみ方ができる沖縄県は思い出を作るにはもってこいの場所でしょう。
山梨県
都心から近く、アクセスも良い山梨県はサークル旅行で人気の観光地です。自然豊かな環境では、キャンプやグランピング、ウォータースポーツなどアクティブな活動ができます。また、温泉やフルーツ狩りといったゆったりとした楽しみ方も可能です。
絶景が堪能できる富士五湖や、富士山に登ったりなど自然を満喫することもでき、アクティブな活動もできる山梨県はサークル旅行の定番といえるでしょう。
長野県
夏のサークル旅行におすすめなのが長野県です。長野県は高山が連なるエリアのため、山に関するアクティビティが楽しめます。都心よりも涼しい避暑地として有名な長野県は、大自然を堪能しながら温泉などの設備が整っている宿泊地での宿泊もおすすめです。ホテルにテニスコートやサッカー場が併設されたホテルもあるので、スポーツ合宿を行うサークルにはうってつけの場所ではないでしょうか。
京都府
海外からも人気の高い京都府は、日本の伝統や文化を感じることができる有名な観光地です。寺院仏閣や日本庭園、歴史的建造物など多くの伝統が残っており、歴史的な観光スポットが多いイメージですが、新しい街並みも多く、巡りがいのあるスポットが多く存在します。また、春はお花見、秋は紅葉が綺麗なため景観を楽しみに行くのもおすすめです。
多くの観光名所がある京都府は、長い休暇が取れる学生のうちに行くと、ゆっくり時間をかけて観光できるためおすすめです。
以上、サークル旅行について、計画の立て方や主な旅行先を解説しました。ガクセイ協賛は、多くのサークルの資金調達のお手伝いをしてきています。旅費が部員たちの負担となっている場合や、ワンランク上の旅にしたい場合など、資金についてお困りのサークル担当者の方は、ガクセイ協賛のご利用をぜひご検討ください。
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