ゼミ・研修室の飲み会には参加すべき?行きたくない理由

大学生になると、多くの方がゼミや研究室に所属します。そのゼミや研究室において、飲み会が開催されることも多く、参加すべきなのかどうか悩む方も多いでしょう。

本記事は、ゼミや研究室の飲み会について参加するべきなのか、また行きたくないと感じる理由などを説明していきます。飲み会を開催する幹事の方も、ぜひ参考にしてみてください。

ゼミ飲み会に参加するメリット

ゼミ飲み会に参加するメリット

ゼミや研究室で開催される飲み会に参加するか悩んでいる方も少なくないようです。ゼミの飲み会への参加はどのようなメリットがあるのでしょうか。ご紹介していきます。

メンバーや教授との親睦が深まる

ゼミや研究室では年に数回、歓迎会や忘年会といった飲み会が開催されます。しかし、ゼミや研究室の飲み会に参加することが憂鬱と感じる方もいて、なかなか参加してくれないメンバーもいます。飲み会はゼミのメンバーや教授との親睦を深める貴重な機会です。

ゼミや研究室に入ってすぐであれば、メンバーのことは知らないことが多く、居心地が悪く感じてしまう場合もあります。飲み会は、ゼミや研究室のメンバーがお互いの性格や考え方を知り、円滑に進めるために開催されます。基本的に少人数で行われるゼミ・研究室は議論や研究報告を行うため、ゼミ生が意見を出し合える環境が望ましいはずです。ゼミ・研究室での活動を有意義にするためにも飲み会に参加し、親睦を深めると良いでしょう。

美味しいお酒やご飯が楽しめる

ゼミや研究室の飲み会への参加は、美味しいお酒やご飯を楽しむことができるいい機会です。大学生は、仕送りやアルバイトで生計を立てている方も多いため外食に頻繁に行くことはしない人も多いでしょう。ゼミや研究室の飲み会は、学生が外で仲間たちとご飯を楽しむきっかけにもなるので、息抜きや美味しい食事目当てに参加してみてはいかがでしょうか。

頻繁に開催されれば、飲み会代が負担になることもありますが、忘年会や歓迎会など年に数回だけであれば負担も少なく楽しむことができるのではないでしょうか。

みんなでワイワイできることが楽しい

お酒を飲むことで、普段の大学生活では見せることのない素に近い部分をさらけ出すことになります。お互いに素に近い部分を見せることで、メンバーとの親睦を深めることがだできます。素に近い状態を出せる仲間との飲み会は、大学とは違う盛り上がりがあります。みんなでワイワイできることは、息抜きにもなるため楽しい時間になるのではないでしょうか。

ゼミ飲み会に行きたくない理由

ゼミ飲み会に行きたくない理由

しかし、ゼミや研究室の飲み会にどうしても参加したくないと感じる方もいます。参加したくないと感じる理由は具体的にどのような理由なのでしょうか。

お酒が苦手だから

ゼミや研究室の飲み会へ参加したくない理由の中でも意外に多いのは、お酒が苦手なことではないでしょうか。お酒が苦手な場合、自分以外のメンバーが全員お酒を飲んでいるとテンションについていけない、自分も無理やり飲まされるのではないかと考える方もいます。

しかし、通常ゼミや研究室の飲み会には教授が参加するのが一般的です。そのため、無理やりお酒を飲まされたり、飲み会が荒れるほどの盛り上がりになることはほとんどありません。お酒を飲まずにご飯を食べながら、親睦を深める飲み会もあるため、安心して参加することができます。

参加費が生活の負担になるから

ゼミや研究室の飲み会は、通常割り勘や会費制です。大学生は主に仕送りやアルバイトで生計を立てている方が多いでしょう。そういった場合、飲み会が頻繁に行われると、飲み会への参加費用が生活の負担になってしまいます。参加したいけれど、金銭的理由で、行かない場合もあります。

しかし、ゼミや研究室の飲み会は通常教授も参加します。教授が参加する場合は、学生よりも教授が多く支払いしてくれることもあるため、負担が少し減り参加しやすくなります。また、金銭的理由で参加を悩んでいる方は、幹事にそういった理由を伝えてみてはいかがでしょうか。少人数生で行われるゼミ・研究室だからこそできるだけ多くのメンバーに参加してもらいたいと考えています。会費が安く済むようにお店選びをしてもらえるかもしれません。

時間がないから

大学生の本分は、勉強です。ゼミや研究室の飲み会が通常の授業や課題に影響してしまうため、行きたくないと感じる方も多いでしょう。学部や時期によっては、多くの課題が出る場合があります。課題を行うためにも飲み会への参加は無理に行く必要はないですし、優先事項を覆してまで誘う必要もありません。学業を優先させましょう。

また、大学の授業が終わった後や、授業がない時間を利用してアルバイトをしている大学生も多いでしょう。アルバイトをしていれば、その分自由な時間は少なくなります。そのため、飲み会への参加が難しいと感じてしまう場合もあるでしょう。そういった場合も無理に参加する必要はありません。

学業やアルバイトを優先しつつ、参加したいと感じたときだけ飲み会へ参加してみましょう。

アルバイトのお役立ち情報をまとめているこちらのサイトも参考にしてください。

マナーや気遣いが面倒だから

教授や先輩が参加する飲み会では、マナーをわきまえなければいけません。しかし、ある程度のマナーを身につければそんなに気を遣う必要はありません。
ゼミや研究室の飲み会の際に気をつけた方が良いマナーは以下のとおりです。無理にお酒を飲んだり、場を盛り上げるために面白いことをしなければいけないなんてことはまったくないため心配いりません。

・座る場所に気をつける
ドアや入り口から最も離れた場所を上座といいます。上座には目上の人が座るため、この場合には教授や先輩が座ることになります。後輩は下座であるドアや入り口の近くに座ることを意識すると良いでしょう。

・教授や先輩のグラスに目を配る
飲み会の間は、教授や先輩のグラスが空になっていないか気を配りましょう。空になったからといって勝手に注文したり、注いだりするのは失礼です。「お酒はいかがですか」と一声かけてから注文したり、注いだりすると良いでしょう。

・料理の取り分けをさりげなく行う
料理が届いたらさりげなく取り分けていきましょう。飲み会では、教授や先輩がなかなか手をつけないため、遠慮してなかなか料理に手をつけないられないことがあります。そのような事態にならないよう、料理が届いたら気がつく範囲でさりげなく教授や先輩へ取り分けてあげると良いでしょう。接待しているわけではないので、気にしすぎたり、やりすぎる必要はありません。

ゼミ飲み会に行きたくないなら不参加でもいい

ゼミ飲み会に行きたくないなら不参加でもいい

上記のとおり、ゼミや研究室の飲み会の目的はメンバーの親睦を深めるためです。そのため、参加しなくても成績に関係するわけではありません。

課題やアルバイトで時間がない場合や、他に優先すべきことがある場合には無理に参加しないのもひとつの選択です。

一方、ゼミの主催者が考えるべきはメンバーのゼミ飲み会に出席したくない理由を理解し、対策することです。後述でも解説しますが、金銭的な理由がメンバーの大きな負担となっているのであれば、ゼミのみんなで協賛プロジェクトにチャレンジしてみるのも1つの解決方法です。

初回の飲み会には参加した方がいい

ゼミや研究室での飲み会は、あくまで親睦を深める場です。そのため、ゼミ・研究室のメンバーを知るためにも初回の飲み会はできれば参加するのが望ましいでしょう。1度も飲み会に参加しないと、やはりメンバーと打ち解けるのに時間がかかってしまいます。ゼミや研究室での活動を有意義なものにするためにも、初回の飲み会には参加し、親睦を深めるとその後のゼミや研究室での活動もスムーズで有意義な活動へと繋がるでしょう。

大学生活を有意義に過ごすために、ゼミ・研究室の飲み会は無理のない程度に楽しみ、親睦を深めるために上手く活用していきましょう。

参加費を協賛金で補う方法

もし、ゼミの飲み会に参加したくない理由が金銭的なものであれば、参加費を協賛金で補うことができます。「ガクセイ協賛」は、全国800大学の8,000学生団体(ゼミ・研究室やサークルなど)が利用している協賛サービスです。

サービス内でプロジェクトとして募集しているアンケートの回答や企業集客に協力することで、協賛をうけることができます。ゼミ飲み会やゼミ合宿の費用を補填するために、まずは登録してどんなプロジェクトがあるかチェックしてみてはいかがでしょうか。

▷ ガクセイ協賛の詳しい情報を確認する

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