大学の文化祭・学園祭の垂れ幕・横断幕の作り方を徹底解説

大学の文化祭・学園祭は高校の時とは違い、学生や先生だけでなく、他校や家族など子供から大人まで多くの方が訪れます。来てくれた方には、自分のクラスやサークルが出す催し物を目一杯アピールしたいですよね。

アピール方法のひとつとして、垂れ幕・横断幕を使用するのはいかがでしょうか。本記事では、大学の文化祭・学園祭の垂れ幕の作り方について解説していきます。作りたいけれど、制作方法がわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

大学の文化祭で使われる幕・旗の種類

大学の文化祭で使われる幕・旗の種類

垂れ幕を制作する際、まずどのような種類の幕にするか決める必要があります。文化祭で使用する幕の種類は主に以下のとおりです。

【垂れ幕】
縦幅が横幅に比べて大きく長くなっている幕を一般的に「垂れ幕」といいます。

【横断幕】
垂れ幕とは逆に、横幅が縦幅に比べて大きく長くなっている幕のことを一般的に「横断幕」といいます。

【店頭幕】
店頭幕とは、飲食店などの店舗の前に設置する幕です。店舗で販売している商品やサービスをより効率的に宣伝することができます。サイズは自由なため、店舗にあったサイズで制作することができます。

【のぼり旗】
のぼり旗は縦長の長方形の布を棒に括り付け、飲食店を中心にさまざまな業種の店頭に設置されています。店舗の宣伝以外にも、駅伝や神社、選挙活動でも利用されます。

文化祭の垂れ幕・横断幕を自分たちで制作する

文化祭の垂れ幕・横断幕を自分たちで制作する

垂れ幕・横断幕を自分たちで制作する場合、まずは必要な道具を揃える必要があります。必要な道具を揃えることができたら、デザインを考えます。

それぞれの行程について詳しく解説していきます。

幕を入手する

まず、垂れ幕をつくるのか、横断幕にするのか、のぼり旗にするのかを決める必要があります。どの幕を作るか決まったら、それに応じた幕を購入しましょう。幕は、ホームセンターや手芸屋さんでも購入できますが、種類が豊富なネットでの注文がおすすめです。

幕の費用は3m×1.5mのサテン生地で約3,000円、10m×1.1mの綿生地で約8,500円ほどになります。素材の違いは、仕上がりに差が出ます。幕の長さはもちろんのことですが、素材によっても金額が異なるためきちんと確認しておきましょう。

デザイン・ペイントする

次に、垂れ幕・横断幕のデザインを考えます。予備知識なしでポスターをデザインしてみるとインパクトに欠けるデザインになってしまったり、逆に煩雑なイメージになってしまったり、思うようなデザインに仕上がらない可能性があります。

そのため、デザインを考える場合、「基本的なコツ」となるものを抑えておくとより良いデザインに仕上がります。デザインのコツは主に3つです。

【ターゲット層を決める】
まずは、垂れ幕を見せたいと考える「ターゲット層」を決めましょう。自分たちが出店する催し物の傾向からターゲット層を具体的に設定します。そして、ターゲット層に伝えるメッセージを検討しましょう。

【シズル感のあるイラストや写真を取り入れる】
垂れ幕や横断幕にかぎらず、宣伝を行う場合、イラストや写真を取り入れることで魅力的でアピール力が高いものになります。その際に使うイラストや写真は、飲食店であればシズル感(みずみずしさ)を出しやすい写真がおすすめです。

【大きく見せる文字と小さく見せる文字の落差を大きくする】
キャッチコピーと発信情報との文字の大きさの落差は大きければ大きいほど、インパクトの強いものになります。逆に文字の大きさにあまり変化をつけなければ落ち着きのあるシンプルなものになります。

文化祭の垂れ幕・横断幕を業者に依頼する

文化祭の垂れ幕・横断幕を業者に依頼する

垂れ幕、横断幕の制作は自分たちでデザインを考え、制作することが可能です。自分たちで制作することで、コストを抑えることができます。しかし、よりクオリティの高いものを作りたいと考えているのであれば、業者に依頼することをおすすめします。業者へ依頼する場合、以下のような手順で行うと良いでしょう。

注文・見積もりをする

業者に依頼し、垂れ幕・横断幕の制作を行う場合、まずは見積もりを取ると良いでしょう。依頼したい垂れ幕の大きさや素材、完成日時などを業者に伝えます。提示された見積もりで満足できれば、そのまま注文を依頼しましょう。

デザインを決める

デザインは自分たちで作成し、データを送るパターンと、テンプレートから作成するパターン、ゼロから作ってもらうパターンなどがあります。テンプレートから作成するパターンは、ゼロから作ってもらうパターンや自分たちで制作するよりもデザインが限られてしまいますが、その分コストが抑えられます。

納品・支払いをする

垂れ幕・横断幕の制作費用は、サイズや生地、納期などによって異なります。安い業者であれば、180cm×55cmのテトロンポンジ生地であれば1枚3,000円程度で作成してもらえます。デザインをゼロから作成してもらう場合、別途で金額がかかる場合がほとんどです。デザインの修正も業者によっては2回目以降有料の場合もあるため、確認しておく必要があります。

文化祭の垂れ幕・横断幕のプリントだけ業者に依頼する

文化祭の垂れ幕・横断幕のプリントだけ業者に依頼する

垂れ幕・横断幕の制作はプリントのみ業者に依頼する方法もあります。その場合、デザインは自分たちで作成、データ化し、ラクスルなどプリント業者に依頼します。費用は大きさ、印刷方法、幕の種類などの違いによって異なります。低価格の業者であれば1部印刷するのに、2,000円程度で出来るため、依頼しやすいのではないでしょうか。

まとめ

垂れ幕・横断幕は宣伝として効果が期待できるため、訴求方法として適しています。しかし、垂れ幕・横断幕の制作は自分たちで作成する方法や、業者に依頼する方法とさまざまです。どの方法で制作しても垂れ幕・横断幕の制作は費用がかかります。費用や予算の問題を解決するには、「ガクセイ協賛」を利用してみてはいかがでしょうか。

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