【2023年最新】高学歴学生の就活事情と採用するためのポイント

世の中「学歴」や「偏差値」が全てではないとはいえ、やはり企業としては優秀な学生が多いとされる「高学歴」の人材を多く採用したいと考えるでしょう。
高学歴の人材を採用するためには、上位大学に通う大学生の就職活動事情を把握することが重要です。本記事では、高学歴学生の採用に役立つ情報について解説します。

 

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高学歴(上位校)学生 とは?

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「高学歴(上位校)学生 」というものを定義することは難しいのですが、一般的な考え方をすると以下のような定義・イメージがあるのではないでしょうか。

  • MARCH
  • 早慶上智
  • 関関同立
  • 国公立大学
  • 偏差値60以上
  • 医学部/法学部

 

具体的に「この大学は高学歴に該当する」という公式な見解はありませんが、上記に合致する大学であれば高学歴であると考えられるのではないかと思われます。
もちろん、大学に貴賎を設けることは正しいとは言えないかもしれませんが、雇用する側からすれば少しでも優秀な学生を採用するために、高学歴であることを1つの基準とすることは決して間違っているとも言い切れないのが実情です。

高学歴の大学生の特徴

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次に高学歴の大学生が持っている特徴について、代表的なものを紹介します。

新しい知識を身につけることが得意

高学歴な学生の多くは、勉強することを習慣化させてきた経験から「新しい知識を身に付けるのが得意である」という特徴があります。

仕事では、日々さまざまな新しいことを学び、吸収してく姿勢が重要になります。柔軟に知識を身に付けることができなければ、いつまで経っても新しい仕事に慣れることはできません。
新しい知識を身につけやすい高学歴学生は、仕事をしていく中で変化していく環境への対応に優れており、さまざまな場面で即戦力になる可能性が高いでしょう。

論理的思考能力に長けている

高学歴な学生の多くは、受験でも大学の授業でも論理展開が必要とされる機会が多いため「論理的な思考能力に長けている」という特徴があります。

仕事をするうえでは、「論理的な思考」は極めて重要な要素であり、社内外のコミュニケーションにおいては欠かせません。また論理的思考ができない場合、失敗をしたときに原因を分析して成長するスピードが遅くなってしまいます。
論理的思考が可能な高学歴学生は効率よく仕事を進めることができ、客観的な視点から物事を分析することができるため、さまざまな分野で活躍が期待できるでしょう。

努力し続けることができる

高学歴な学生の多くは「努力し続けることができる」という特徴があります。

入試や試験で高いハードルをクリアし続けてきた高学歴学生は、努力を厭いません。仕事をするうえでも新しい知識を身に着けるためには努力が欠かせないものであり、他の人よりも努力できる性格である高学歴学生は経験値の溜まり方が一般の社員よりも高く、社会人としてのレベルアップも早いでしょう。

企業が高学歴学生を採用する理由

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絶対というわけではありませんが、上記の特徴から高学歴の学生であれば仕事面でも優秀であるという傾向があります。

高学歴の学生に絞って情報発信を行い採用活動を進めれば、自然と優秀な人材を確保することができるために必要な時間もコストも抑えられるでしょう。

高学歴学生の採用を進めるうえでの注意点

「高学歴=優秀な学生(一般的な大学=優秀ではない)」というわけではありません。優秀でありながらも、一般的な大学に通っている学生もたくさんいます。

高学歴を集める施策を行うことは、効率的に優秀な人材を集めるために大切なことではありますが、何よりも重要なことは「優秀な学生を見抜くための取り組み」を行うべきであるということです。

高学歴学生の就活事情

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次に、高学歴の学生の就職活動の事情について解説します。

志望する業界

大学ごとに傾向が異なるのですが、昨今のトレンドとしては「コンサルタント会社」の人気が高まっています。それ以外では、以前から人気の「商社」「メーカー」が大きなシェアを持っており、これらの企業は高学歴学生の採用に有利であると考えられます。

インターンを選ぶ基準

高学歴の学生の多くは「インターンシップ」を就職活動のスタートとしているようです。
また、高学歴学生の多くはインターンシップの選定条件として企業名(有名企業であること)ではなく「いかに優れた内容のインターンシップであるか」を重視しています。そのため、採用活動で大手企業と渡り合うためには、内容の優れたインターンシップを開催し、なおかつ魅力的なインターンであることを情報発信することが重要です。

就活開始時期

  • 高学歴×早期型:3年夏〜4年夏
  • 高学歴×理系:3年冬〜4年夏(短期決着)
  • 高学歴×文系:3年冬〜4年冬(まんべんなく)

就活への意識・仕事への意欲が高い学生(高学歴学生には多い)は3年生のサマーインターンには就活をスタートしているようです。経団連が定める面接スタート時期である4年生の6月の次点で既に内定を獲得していていることが多いです。

高学歴の理系学生は研究室に入って忙しくなるタイミングなので、文系学生よりも就活のスタートが遅れたり、卒業研究の兼ね合いで4年の後半は就活に時間を裂きにくいため、短期決戦となる傾向があります。

高学歴の文系学生は時間的な余裕があることからじっくりと就活を行う学生が多いようです。

高学歴学生の採用方法

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最後に、企業が高学歴の学生を採用する方法について解説します。

インターンシップの開催

最も重要なことは「インターンシップを開催する」ことです。

上位大学を中心におこなったアンケートでは、インターンシップへの参加率が極めて高く、インターン参加者の本選考エントリー率の高さから学生の中でインターンシップが就職活動の中でも重視されていることがわかります。

また、前述の通りインターンの選んだ理由では「プログラム内容が面白そう」という理由が上位に来ています。そのため、企業自体の知名度や訴求力が低い場合であっても、インターンシップのプログラム内容を訴求することで、学歴の高い大学生が集まるでしょう。

内容がユニークであり、その魅力がSNSなどで情報発信されていることにより、多くの学生の興味を惹くことができます。
大手企業に対して知名度等でアドバンテージを取られている場合には、いかにして学生に興味を持ってもらえるようなインターンシップを企画できるかが重要なポイントです。

人材紹介サービスの活用

高学歴の学生を採用するためには「人材紹介サービス(新卒紹介)」を利用することも重要な選択肢となります。

新卒専門の人材紹介サービスでは、企業が求める条件で人材を紹介してもらうことができます。大手サービスであれば、高学歴の学生の登録者数も多く、優秀な人材を確保できるチャンスが広がるでしょう。
ただし、エージェント会社(人材紹介サービスを提供する会社の総称)は、1名採用50万円〜などの固定額か新入社員の予想年収を基準としたパーセンテージを手数料としており、ハイスキルな人材ほど紹介手数料は高額となる傾向があります。

スカウトサービスの活用

スカウトサービスを利用することで、高学歴な学生だけにアプローチすることができます。

スカウトサービスとは、企業側がWeb上に登録された人材を検索し、学歴やスキルを見てメッセージを送信することができるサービスです。サイトに登録されている学生の膨大なデータベースの中から、企業は自社にマッチする人材を絞り込むことができるため、スムーズに学歴の高い大学生を見つけ出すことができます。

料金体系はサイトによって多種多様で、「従量課金」や「成功報酬」、「定額制」などの方式が取られており、費用も様々です。サービスによっては費用対効果が低くなる可能性もあるため、利用する前に採用コストがどの程度になるのか見極める必要があるでしょう。

高学歴向け就活サイトへの掲載

他にも「高学歴向けの就活サイトに掲載する」という方法もあります。

求人サイトの中でも、高学歴の学生に特化したサービスがあります。もちろん一般的な求人サイトに比べて、多くの高学歴学生が集まっています。ただし、こちらでもライバル企業の利用が多いと考えられるため、待遇などの面でいかにして他企業と差別化を測ることができるのかという点が大きなネックになるでしょう。
また、サイト掲載自体に高額なコストがかかるというデメリットもあります。

就活イベントの開催

サービスの利用以外では「就活イベントを開催・参加する」という方法もあります。

高学歴の大学が多く立地しているなど、開催場所やイベントの内容によっては、目的の大学の生徒に集中的にアプローチすることも可能です。
ただし、自社で開催する場合には相応の費用がかかる点を十分に考慮しなければなりません。また、多数の企業が参加する合同型イベントの場合だと、ライバル企業の存在がネックになるでしょう。ブースのポジション、企画内容、ブースデザインなどを工夫する必要があります。

高学歴学生に直接アプローチを行う

最後の方法は「直接アプローチを行う」という方法です。

SNSやLINEを運用することで事前にコミュニティを作っておけば、就活サービスに頼ることなく情報発信ができるというメリットがあります。
ただし、会社の公式アカウントを運用しても学生だけを集めることや、学歴でセグメントを切ることは難しいというデメリットについて理解しておく必要があります。

ガクセイ協賛」は、800大学8,000団体が登録をしているプラットフォームサービスで、就活やインターン募集でも活用されています。大学・地域・学部などを絞った情報発信を強みとしているため、高学歴の学生にアプローチしたいと考えている担当者の方はぜひご相談ください。

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