ブランド認知の事例!8つの成功例から学ぶブランディング戦略

ビジネスにおいて「ブランド」を全面に押し出す戦略は、売上増加やファンの獲得に有効です。しかし、企業がブランドという枠組みを用意しても、それが世間一般に知られていなければ意味を成しません。本記事では、ブランド認知を成功させた事例をいくつか紹介し、成功のポイントについて解説します。

 

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ブランド認知の2つの構成要素

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ブランド認知は、ビジネスの世界において2つの構成要素によって成り立っているといえます。

  • ブランド再認(連想)
  • ブランド再生

 

ブランド再認

「ブランド再認」とは、ブランドのロゴやキャラクターのようなブランド要素が消費者の頭の中でブランドに定着している時、ロゴやキャラクターを見ると記憶の中からブランドの存在を認識できることをいいます。

より、わかりやすいように噛み砕くとブランドのCMで使われているBGMが聞こえてきて「あ!あのブランドのCMの歌だ」と想起することがブランド再認です。ブランド再認には、以下の要素が関わっています。

  • キャッチフレーズ
  • カラー
  • ロゴ
  • CM/音楽
  • キャラクター
  • デザイン(店舗/パッケージ)

 

ブランド再生

「ブランド再生」とは、消費者が製品のカテゴリーなどから、特定のブランドの内容を再生できることをいいます。

これもわかりにくいので例を挙げると、例えば「○○(ハンバーガーなど)が食べたいね」「それなら△△(ハンバーガーなら、マクドナルドなど)に行こうか?」というように、製品カテゴリーからふとブランド名を思い浮かぶことがブランド再生です。

以下でブランド認知の事例を紹介しますが、どの事例も消費者が「ブランド再認」ないし「ブランド再生」できるよう、インパクトを与える内容となっています。

プロモーションによるブランド認知成功例

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ここからは「プロモーションによるブランド認知成功例」について解説します。

サイボウズ株式会社

ブランド再認の事例となります。キャッチフレーズから企業名を連想させることに成功しています。

「サイボウズ株式会社」では「がんばるな、ニッポン。」というキャッチフレーズでプロモーションを行いました。このキャッチフレーズは新型コロナウイルスの影響が出始めた2020年3月に広告を展開したものであり、在宅でできる仕事ならば無理して出社しないというメッセージを、多くの人に伝えることに成功しています。

会社の認知拡大に努めるコーポレートブランディングにおいて、インパクトのあるメッセージで反響を生むことは、製品認知を高めるプロダクトプロモーションにつながります。
認知が拡大することで記事やセミナーへの注目度が高まり、それらを通して自社の情報を発信することで、ブランド認知に成功しました。

トミーヒルフィガー

ブランド再認の事例となります。製品デザインからブランドを連想させることに成功しています。

「トミーヒルフィガー」では、タレントの公式SNSアカウントを活用し、トミーヒルフィガーが制作した動画を投稿してもらうことでプロモーションに成功しています。

動画上に企業名や商品名は記載されていないものの、自社ブランドを象徴する配色の服や店舗が映り込んでいることでトミーヒルフィガーが手掛けたプロモーションであることがわかる内容となっています。

通常、タレントなどの有名人とタイアップする場合、企業側の公式アカウントでタレントが登場するケースが多いです。担当者がタレントのInstagramストーリーズを見ていた際、どの投稿も自然体で好感の持てるものばかりであり、「本人のアカウントを活用できればツイストの効いたコミュニケーションになるのでは?」と考えたことでこの企画が誕生しました。

ライカカメラ

ブランド再生の事例となります。職人が作る本格派のカメラといえばライカカメラであると認識させることに成功しています。

「ライカカメラ」では、商品の製作過程をYouTubeで配信するというブランドプロモーションを展開しました。動画は3分半程度で、職人によって製品が作り上げられていく様子や、BGMはなく職人の手元映像と作業音がひたすら続くという内容になっています。

商品の製造過程をYouTubeで公開したことで話題になり、企業や製品の信頼性が向上しました。

製品が製造されている実際の現場や製造過程を見せることによって、消費者への信頼に繋がると同時に、商品に込めたブランドの想いも一緒に発信できるというメリットがあります。

商品・サービスの改修によるブランド認知成功例

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次に「商品・サービスの改修によるブランド認知成功例」について解説します。

コーセーのブランド認知事例

ブランド再生の事例となります。20代向けの化粧品といえば雪肌精であるというイメージ付けに成功しています。

「コーセー」では、主力ブランドである「雪肌精」の誕生35周年を機に、雪肌精ブランドの中核となる新シリーズ「雪肌精 クリアウェルネス」を発売しました。
購買層の年齢が上昇しているというロングセラーブランドゆえの課題を解決し、若い世代の共感を獲得するために「サステナビリティー」を強く意識しました

クリアウェルネスは、パッケージにおいて「美しさを地球からいただく」という雪肌精の商品コンセプトをデザインし、同時に環境負荷の軽減にも力を入れていました。シンプルなデザインでサステナビリティーを意識したブランドであることをアピールしていく考えを示し、20代前半のターゲットへの人気拡大に成功しました。

ポジションの確立によるブランド認知成功例

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最後に「ポジションの確立によるブランド認知成功例」について解説します。

ユニクロ

ブランド再生の事例となります。普段着といえばユニクロであるという認識と強めることに成功しています。

「ユニクロ」では、「究極の普段着」というコンセプトを全面に押し出したブランドアイデンティティの明確化を実現しました。

ユニクロのブランディング戦略を進めるにあたり、重要視されたのは「ブランドアイデンティティの明確化」でした。「究極の普段着」というシンプルかつ明確でイノベーション感あふれるコンセプトは、すでに世界中に浸透しており、ユニクロのブランド支持を高めることに成功しています。

Apple

ブランド再認の事例です。一貫性のあるデザインの製品を作ることでどの製品を見てもAppleを想起させることに成功しています。

「Apple」では、新製品を市場にリリースした際に「Think Different」というキャッチコピーとともにキャンペーンを打ち出しました。

Appleは、ユーザーが自社の商品に触れた時、どう感じるかにウェイトを置きました。
代表的な話ですと音楽プレイヤーの例が挙げられます。当時はリモコンのようなボタン式の音楽プレイヤーが主流だったところ、Apple社では円を描くように操作できる音楽プレイヤーを制作しました。手にとった人たちは斬新さと新しさを感じたでしょう。

このようにユーザーの感性に訴えかけるデザインや、常により良い製品を作り続けることによって、ブランドパートナーの期待に答え続けることで、Appleはブランド認知を最大限に高めています。

無印良品

ブランド再生の事例となります。年齢性別を選ばない「日用品」といえば無印良品であるというイメージを作ることに成功しています。

「無印良品」では、「カテゴリーを絞らない」「ブランドなきブランド」というコンセプトでブランド認知を成功させています。

通常、ブランドというものは人を選びます。しかし、無印良品では顧客を絞らないことにより、逆説的なアプローチによってブランドポジションを確立しました。顧客を限定しないことが、かえって無印良品のブランド認知を高めるに至りました。

スターバックスコーヒー

ブランド再生の事例となります。満足度の高いコーヒーショップといえばスターバックスコーヒーであると認識させることに成功をしています。

「スターバックスコーヒー」では、社員に対して企業ブランドの価値や理念を理解してもらう活動である「インナーブランディング」により、ブランド認知を成功させました。

インナーブランディングには、以下のメリットがあります。

  • 企業の一体感を醸成できる
  • 業務効率やサービスの品質向上が期待できる
  • 社員の離職率が低下する
  • 企業イメージの向上が期待できる

 

インナーブランディングを通じて、社員の仕事に対する意識を変えることができます。その結果、仕事への意欲が向上し、従業員の主体性が育まれ、満足度の高いサービスを提供できることにつながりました。

ここまで、企業のさまざまなブランド認知の事例について取り上げてきました。ビジネスや商品・サービスの内容によっては、学生に対してプロモーションを行い、ブランドの認知拡大を図るケースが有効となる場合もあります。

ガクセイ協賛」は、全国800大学8,000団体(サークル等)が利用しており、アンケートの回答や情報発信の協力、アンバサダーの募集など学生との様々な取り組みを行うお手伝いをしています。学生に対する認知拡大に興味がある方は、ぜひお問い合わせください。

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