ボランティア活動の始め方！種類や活動内容を徹底解説

ボランティア活動を行いたいと思っていても、どのように活動をしたら良いのかわからない方や行動意欲はあってもなにから始めたら良いのかわからない方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

ボランティアの始め方【情報収集】

ボランティア活動を行うのであれば、まずはじめに情報収集を行うことが大切です。情報の集め方は主に以下の通りです。

ひとつの方法で情報を集めるのではなく、複数の方法を使って情報を集めることでより幅広い情報収集が可能となります。上記について詳しくご紹介します。

メディアから情報を集める

情報収集する際に、一番手軽に情報を集めやすいのがメディアからの情報収集です。主に、テレビや新聞、インターネットで情報を集めます。SNSを使って情報収集を行えば、ボランティアを募集しているグループや現在ボランティア活動を行っている方と繋がることができます。SNS上で実際にボランティア活動を行っている方からの話も聞くことができるので、自分たちが活動を行う際の参考にもなるでしょう。

友人知人から情報を集める

実際にボランティア活動を行っているグループやサークル等に参加している友人・知人がいる場合は、直接話しを聞きに行ってみましょう。テレビやインターネット、SNSで情報収集を行うよりも、直接話しを聞くことの方が、詳しい内容を聞くことができます。また、疑問に思ったことをその場ですぐ聞くことができるため、タイムラグもなく、不安や疑問も解消されるのではないでしょうか。

当事者から情報を集める

情報収集には、当事者から情報を集める方法もあります。地域住民や貧困家庭、子供や高齢者など実際に援助を必要としている方たちから情報を集めることで、当事者の方たちは何に困っているのか、どのような助けが必要なのか正確に把握することができます。その人にあった援助を行うためにも、当事者から話を聞くというのはとても重要になるのではないでしょうか。

ボランティアの始め方【実行方法】

情報を集めたら、実際にボランティアに向けて行動してみましょう。ボランティアを始めるには、主に以下の方法から始めます。

実際にボランティア活動を行う際には、自分たちが行動しやすい方法で始めてみることで行動に移しやすくなるのではないでしょうか。では、上記について詳しくみていきましょう。

ボランティア・市民活動センターに相談する

ボランティアセンターとは、「ボランティアをしたい人」と「ボランティアをして欲しい団体」を繋げる場所です。全国に施設があるため、「ボランティアがしたい！」とおもったら、自分たちが住んでいる地域のボランティアセンターに訪れたり、市民活動センターに相談することで有益な情報を得ることができるでしょう。

ボランティア募集サイトから応募する

ボランティアを探す方法として、ボランティア募集サイトから応募する方法もあります。どのようなボランティアに参加したいか種類から探すことや、活動テーマから探すことも可能です。

また、自分たちの近隣地域だけでなく全国のボランティアを探すことができるため、長期休暇などを利用し、遠方でボランティア活動を行いたいと考えている場合でもスムーズに探すことができます。海外ボランティアにも対応しているため、幅広い活動ができます。

ボランティア団体に所属する

効率的に活動したいと考えているかたは個人ではなく、ボランティア団体に所属し活動を行うと良いでしょう。

ボランティアサイトやボランティアセンターなどからその都度応募するよりもサークルや学生団体、社会人団体といったボランティア団体に所属する方が、自分一人でボランティア活動を行うよりも、人数も多いため幅広い活動を行うことができます。また、ボランティアに関する不安をグループのみんなに相談することもできるため、精神的にも楽になります。

ボランティア団体を設立する

ボランティア団体に所属したいけれど、自分たちがイメージする団体がないといった場合にはボランティア団体を設立するという方法もあります。自分たちでボランティア団体を設立することで自由な活動を行うことができるだけでなく、同じ方向性を持つメンバーと活動することができるため、高い意識をもって活動することができます。

しかし、ボランティア団体の立ち上げは時間や労力が必要となります。そのため、時間や労力に余裕がない場合には無理に立ち上げる必要はありません。

ボランティア団体を設立する手順

ボランティア団体を設立したいと考えている方は、以下の手順で進めていきましょう。

詳しくみていきましょう。

課題や問題を発見する

ボランティア団体を設立するにあたって、まずは課題や問題の発見を行います。情報収集を行いコンセプトを決定することで活動内容もより明確になります。

具体的な活動を決定する

コンセプトを決めたら、さらに細かい活動内容を決定します。

上記のように、問題や課題に応じた活動内容を決めることで具体的にどういった活動を行えば良いのかより明確になります。

地域の担当者に連絡する

具体的な活動内容が決まったら、市町村に設定されているボランティアセンターに連絡して連携を図りましょう。ボランティアセンターでは、ボランティア団体の支援も行っています。
団体向けの講座を開いたり、会議室や印刷機の貸出、団体間の交流イベントを企画するなどの取り組みがあります。ボランティア団体の活動のサポートを行っているため、有効活用してみましょう。

人数を集める

ボランティア活動が決まったら、参加者を集めましょう。活動ごとに参加者を集う場合には、ボランティア応募サイトなどに掲載してもらい人数を集めます。

しかし、ボランティア団体に参加するメンバーを集めたいのであれば、日々の活動や成果を情報発信して同じ考えを持つ人たちを集めると、同じ方向性のメンバーを集めることができます。情報発信は、SNSやホームページ、セミナーなどが有効といえるでしょう。

資金を集める

ボランティア活動を行うために資金調達したいと考えている方は以下の方法を参考にしてみてください。

1,クラウドファンディングで資金調達

クラウドファンディングとは、インターネットを使い一般の方から資金を調達する仕組みとなっています。資金調達の流れは、自分のプロジェクトを発表し、そのプロジェクトに支持した方が出資をするという流れです。クラウドファンディングの種類は大きく分けて「投資型」「購入型」「寄付型」の3種類あります。ボランティア団体の運営資金調達の場合は一般的に「寄付型」になるため、支援したいと思ってもらえるよう、自分たちのしたい活動を発信していき、積極的に応募してみましょう。

2,募金サイトで資金調達

募金ボタンをクリックするだけでNPO法人に無料で募金ができるサイトです。クリックする側に費用は発生せず、代わりにスポンサー企業が資金を集めます。こういった募金サイトにNPO登録されることで、新規クリック事業の時に募金先として企業に紹介され、ＨＰに掲載される可能性があります。

3,企業協賛で資金調達

また、企業から協賛を得て、支援を得ることで活動資金を集めることができます。しかし、企業から協賛を得るにはどのように依頼したら良いのかわからないという方も多いです。効率的に協賛を募集するには、「ガクセイ協賛」がおすすめです。学生のボランティア団体であれば活用できます。

通常、協賛企業をつけるには、営業をかけて、活動内容のプレゼンを行い、審査等行ってもらうなど大掛かりです。時間もかかってしまうため、イベント開催を遅らせなければいけないなど、なかなかスムーズにはいきません。

しかし、ガクセイ協賛では自分たちが協賛を得るためにできるプロジェクトを選ぶことができます。ガクセイ協賛は、大学生に特化した協賛のプラットフォームで、全国800大学8,000学生団体が利用している協賛サービスです。イベントの開催には、費用がかかるため「ガクセイ協賛」を利用し資金を集めたり、企業タイアップや協賛企業を見つけると良いでしょう。

▷ ガクセイ協賛の詳しい情報を確認する