大学生アンバサダーの活用方法と集め方を徹底解説

ビジネスの世界では、商品・サービスのファンである「アンバサダー」を利用したマーケティング手法があります。
学生をターゲットにした「大学生アンバサダー」もまた、マーケティングに効果的な存在なのですが、どのように活用すればよいのかわからない方も多いでしょう。本記事では、大学生アンバサダーの活用方法について解説します。

 

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学生を集客する方法のひとつに「協賛」があります。
その「協賛」にもさまざまな種類があり「何ができるかよくわからない」という担当者様がほとんどではないでしょうか。
イメージできるように、実際の活用事例を簡単にご紹介しています。ぜひご参考ください。
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大学生アンバサダーとは?

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「アンバサダー」とは、対象となる商品・サービスに対して好意的な感情を持つファンであるような人のことを差します。大学生アンバサダーとは、言葉の通り大学生がアンバサダーとなることです。

アンバサダーの仕事内容・種類

  • 情報発信
  • ナーチャリング
  • サンプリング
  • ブランドの顔として
  • 親善大使として

 

アンバサダーの役割は企業が何を求めるのかによって大きく左右されます。学生アンバサダーである場合、「情報発信」、「ナーチャリング」、「サンプリング」が大きな役割となるでしょう。

様々なコミュニティで商品やサービスの魅力を発信したり、ユーザーの疑問を積極的に解決したり、商品のサンプリングに協力するなどの業務があります。

一方、学生では難しい役割もあります。例えば、ユニセフがデビット・ベッカムを親善大使にして組織のメッセージ発信に協力してもらいました。こういった親善大使としての役割は知名度がない一般の学生に求めることは難しいでしょう。そのほかタイガー・ウッズを起用してブランドのイメージを確立させるなども、よほど有名な学生を採用しない限り難しいです。

大学生アンバサダーの導入メリット

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大学生アンバサダーを活用することによって、以下のようなメリットが発生します。

  • クチコミにより購入の後押しをすることができる
  • ファンが独自に情報発信してくれるのでPRコストを抑えられる
  • 商品やサービスに関心のあるファンの意見を聞くことができる
  • ファンのデータを集め販促に活用することができる

 

学生アンバサダーのメリットは上記の通り、一般的なアンバサダーによるメリットと大差ありません。商品・サービスのメインターゲットが学生であり、大学生アンバサダーを集めた場合には同じ効果が得られると考えて良いでしょう。

大学生アンバサダーの導入方法

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次に、大学生アンバサダーを導入する流れについて解説します。

  • 1.ファンの発見・組織化
  • 2.ファンの活性化
  • 3.効果測定・データの活用

 

まずファンを発見し、発見したファンをコミュニティサイト等を通じて「組織化」します。
次に、コミュニティサイト等を通じて「アンバサダーとして活動することのメリットを提示」し、学生ファンにアンバサダーになってもらいます。

最後に、学生アンバサダーの「活動を効果測定」し、「データを活用」することで商品の売上アップなどの効果にフィードバックします。以上が、大学生アンバサダーを活用する主な流れとなります。

大学生とのつながりを持つための方法

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次に、いかにしてアンバサダーとなり得る大学生とつながりを持つかについて解説します。

SNSの運用

「SNS」は、大学生アンバサダーの卵を発見するのに大いに役立ちます。

SNSは大学生を中心とした若年層にユーザーが多く、SNSを活用することで数多くの大学生との接点を確保することができます。日ごろから大学生向けに情報発信を行い、大学生のフォロワーを確保することによって効果的に大学生をマーケティングに組み入れる準備が整います。

LINE@の運用

他にも「LINE」を運用するという方法もおすすめです。

LINEは手軽なコミュニケーションツールとして、大学生を中心とした若年層のユーザーから支持を集めています。そんな学生が多く利用するLINEで企業公式アカウント(LINE@)に登録してもらうことで、日ごろから大学生に向けた情報発信を効果的に行い、大学生を効果的につながりを確保することができます。

コミュニティサイトの運営

商品やサービスのコミュニティサイト(会員サイト)があれば自然とファンとのつながりを持つことができます。会員へのメールや、サイト内での情報発信を通じてアンバサダーを募ることも簡単でしょう。

また、ユーザー同士で質疑応答ができる機能や、商品やサービスに関する投稿ができる機能があれば、使い方がわからないユーザーの補助をしてくる方や商品やサービスの活用方法(活用した結果)を発信してくれる方が生まれるでしょう。
企業から依頼をしたり、報酬を用意することなく自然と企業への愛着が高い方がアンバサダーとして機能してくれるケースもあります。

ただし、コミュニティを形成し自由に発言できる空間を作る場合、良い発信だけでなく悪い発信も含まれてしまう点には注意が必要です。コミュニティマーケティング・ファンマーケティングを行うのであれば、ユーザーや発言をを管理する工数は発生するでしょう。

プラットフォームサービスの活用

大学生との接点を確保する方法として「大学生向けのプラットフォームサービス」を活用する方法があります。

アンバサダーとしての仕事に興味がある学生を探したり、募集ができるサイトを利用してみるのも1つの手でしょう。

ガクセイ協賛」では、全国800大学8,000団体が登録をしているプラットフォームサービスとして、多くの学生の声を直接集めることができることを強みとしています。
学生の認知拡大や学生ファンの増加をお考えの方は、ぜひ運営までご相談ください。

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大学生アンバサダーを管理運営するためのコツ

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大学生アンバサダーを効果的に管理運営するためには、ファンとしての3つの欲求を叶えてあげることが重要です。

成長欲求

大学生アンバサダーの管理運営のためには「成長欲求」を叶えることが重要です。

好きなブランドへの理解が深まることは、大学生の成長欲求を満たすことになります。ブランド理解が深まることでアンバサダーとして活動するための知識が身に付き、効果的な情報発信をしてくれるようになります。

承認欲求

大学生アンバサダーの管理運営のためには「承認欲求」を満たすことが重要です。

大学生が、自分の意見が採用される・投稿が引用されることは、承認欲求を満たすことになります。大学生から何らかの意見が出てきた場合は無下に扱うのではなく、積極的に現状の改善へとつなげるようなフローを確立しておきましょう。

貢献欲求

大学生アンバサダーの管理運営のためには「貢献欲求」を叶えることが重要です。

大学生の、自分の意見や投稿によりそのブランドの課題解決に繋がることは、企業への貢献を通じて貢献欲求が満たされることになります。
大学生の意見は積極的に参考にして、商品・サービスの品質改善へとつなげるためのフローを確立し、「あなたの意見がブランドが成長するうえで役に立った」というメッセージを伝えてあげるようにしましょう。

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