チラシを配布する8つの方法!一番効果的な手段は?

古典的な宣伝手法としてイメージの強い「チラシ配布」ですが、現代でも実施されている現役の宣伝手法でもあります。なぜ、企業は現代でもチラシ配布をしているのか、それを理解するためにはチラシ配布のメリット・デメリットをしっかりと理解することが重要です。本記事では、チラシ配布の方法と、それぞれの宣伝手法としてのメリットなどについて解説します。

 

〜 学生集客のためのガクセイ協賛の事例 〜
学生を集客する方法のひとつに「協賛」があります。
その「協賛」にもさまざまな種類があり「何ができるかよくわからない」という担当者様がほとんどではないでしょうか。
イメージできるように、実際の活用事例を簡単にご紹介しています。ぜひご参考ください。
協賛の活用事例を確認する

 

チラシ配布の集客性について

チラシ配布の集客性についてのバナー

ビジネスの世界では、チラシ配布の宣伝手法としての効果や重要性は昔に比べると、だんだんと薄れてきています。インターネットを中心に情報発信の手段が多様化しているため、今さらチラシ配布という宣伝手法に頼らなくても効果的な宣伝ができるケースが多いためでっしょう。

しかしながら、現代でもチラシ配布は途絶えているわけではありません。有効活用できるシーンは多数あります。以下では簡単にチラシに配布のメリットデメリットについて触れていきます。

  • エリアを限定したプロモーションが打てる
  • 保管してもらいやすい(時間をかけて検討してもらえる)
  • 定期配布すれば認知度を高められる
  • 視認性が高い(手渡し/ポストから取り出す際)
  • アナログ層にも情報を発信できる

 

一番大きなメリットはエリアを絞ったマーケティングには活用できるという点でしょう。チラシを配布することで、エリアを限定しつつ不特定多数の消費者に情報を発信することができます。

  • ターゲットが絞りづらい
  • 全く読まれず捨てられる可能性がある
  • 効果測定がしづらい

 

チラシの大きなデメリットはエリア以外の絞り込みがしづらい点にあります。地域住民の集客に活用するのであれば問題はありませんが、「20代の消費者」や「主婦」など細かいセグメントには対応しにくいでしょう。手渡しであれば、配布者の判断によるセグメントは可能ですが、男女やざっくりの世代など外見でブレが少ないもの限定になります。

そのほか、タイミングによって読まれるかどうかが大きく左右してしまう点もチラシのデメリットの1つです。電車や病院など待ち時間がある場所では時間潰しのためにチラシが読まれやすいですが、時間がない方に配布しても全く読まれずに捨てられてしまう可能性もあります。

こうしたメリット・デメリットを把握したうえで、自社のビジネススタイルにマッチするのであれば、宣伝のためにチラシ配布を検討するのも良いでしょう。

チラシ配布の8つの方法

チラシ配布の8つの方法のバナー

一口にチラシ配布といっても、具体的にはさまざまな手法があります。そこで、チラシ配布を行う8つの方法について解説します。

1.ポスティング

「ポスティング」は、一定のエリアの各家庭にあるポストに、直接チラシを投函する宣伝方法です。

各家庭のポストにチラシを投函するため、基本的な視認率が高い点がメリットになります。また、配布エリアや建物(マンション、戸建て等)を指定することも可能であるため、ファミリー層・単身世帯・高齢者など幅広いターゲット層に対して集中的なアプローチが可能です。必要に応じて試供品などの添付も可能であるため、サンプリングにも適しています。

デメリットとしては、一軒ずつチラシを配るため、人員を必要とするうえに期間あたりに可能な配布数が限定される点が挙げられます。また、最近ではチラシ配布を禁止しているマンションも増えているため、マンションにポスティングする際にはチラシ配布が可能かどうかを調べておく必要があります。

2.折り込みチラシ

「折り込みチラシ」は、宅配物に折り込まれる形態の広告です。主な宅配物の種類としては「新聞」が一般的です。そのほか、コープやOisixなどの定期宅配サービスや自治体だよりなどにも、チラシが折り込まれていることもあります。本章では「新聞の折り込みチラシ」としてのメリデメ解説をしています。

新聞購読者向けにチラシを配布でき、主婦層や高齢者層を中心に集中的にアプローチできます。新聞は媒体としての信用度が高いため、チラシの信頼性・視認率も高くなるでしょう。食品スーパーや衣料品店のセール情報など、地域性のある情報であれば効果的に宣伝することができます。

デメリットとしては、新聞を購読していない世帯に対しては全くアプローチできない点が挙げられます。新聞を読まない若年層を中心とした宣伝手法として、折り込みチラシは効果の薄い宣伝手法です。新聞購読者数は年々減少傾向にあるため、基本的な宣伝効果も徐々に低下していることを念頭に置いて利用する必要があります。

3.タウンプラス

「タウンプラス」は、日本郵便が提供しているDM配達サービスであり、指定した地域のポストに郵便局員が直接投函する宣伝手法です。

このサービスの利用には住所や宛名の記載が不要であるため、自社に顧客リストがなくてもチラシを配布できます。ポスティング同様に消費者へのリーチ率が高く、配布エリアを「◯町丁目」単位で指定することで配布エリアを細かくセグメント可能です。

ただし、印刷物に「タウンプラス」と明記する必要があるため、専用の印刷データを作成しなければならないことで印刷の手間やコストがかかってしまいます。また、配送日の指定をすることもできないため、特定のタイミングでチラシ配布したい場合はポスティングの方が向いているでしょう。

4.ダイレクトメール

「ダイレクトメール」は、自社の顧客リストに掲載されている顧客向けに郵送物を郵送する宣伝方法です。

郵送する顧客ごとにダイレクトメールの中身をパーソナライズすることができるため、効果的な集客効果を発揮しやすいです。また、ダイレクトメールに対する反応率を見ることによって、宣伝方法としての効果測定もしやすい点がメリットになります。

デメリットとしては、送付先の顧客の住所を知らなければ、ダイレクトメールを送付することができない点が挙げられます。また、ダイレクトメールは記載された情報に対して興味関心の強い顧客以外には十分な効果を発揮しないため、顧客リストの中で属性を分類したうえで配信しないと、無駄なコストがかかってしまいます。

5.フリーペーパー・フリーマガジン

「フリーペーパー・フリーマガジン」とは企業の掲載料で運用され、読者へ無料で配られる印刷物です。配布方法は店舗や街頭などのラックの設置して自由に持ち帰ってもらう方法、またポスティングが一般的です。

フリーペーパーを活用して情報を発信するには以下のような選択肢があります。

  • フリーマガジンにチラシを折り込んでもらう
  • 自社でフリーペーパーを発行する
  • フリーペーパー内の広告枠を購入する

 

いづれにせよ、以下のような共通した特徴があります。

まず、特定の地域を重視した宣伝ができるという点が大きなメリットです。フリーペーパーによっては「美容院」や「学校」「教習所」など配布先が限定されるものもあり、ある程度ユーザー層を絞って情報を発信することも可能です。
また、「無料」という手軽さから、定期的にフリーペーパーをチェックしているファンもいるため、多くの人の目に留まりやすい点もメリットの1つでしょう。

デメリットとしては、情報発信の頻度が長くなってしまうという点が挙げられます。媒体にもよりますがフリーペーパーやフリーマガジンは月間単位で発行されることが多いため、こまめに情報を発信するためのツールとしては活用しにくいです。

6.街頭配布

「街頭配布」は、街頭でチラシやサンプルなどを手渡しする宣伝方法です。

街頭配布を実施する場所によって、ターゲットをある一定セグメントすることが可能です。ポケットティッシュや商品サンプルなどと一緒にチラシを配布することで、受け取ってもらえる可能性を高められる点もメリットになります。

デメリットとしては、何らかの品物(ノベルティ)と一緒にしないと、チラシを受け取ってもらえない可能性が高い点が挙げられます。ポケットティッシュなどチラシを受け取るメリットを用意するためにコストがかかってしまいます。
また、歩道でチラシ配布を行う場合には、所轄(街頭配布を実施する場所の)警察署に道路使用許可を得る必要がある点に注意が必要です。

7.施設内配布

「施設内配布」は、学校やオフィス、ショッピングモールや美容室などの施設内でチラシを配布する宣伝方法です。

街頭配布と同じように、実施する場所によってターゲットをセグメントした宣伝が可能です。施設の来店客数がわかっていれば、必要なチラシ部数を把握しやすく、チラシを無駄に準備するリスクを抑えることも可能です。

デメリットとしては、チラシ単体では受け取ってもらえない可能性が高い点が挙げられます。施設内でのチラシ配布は道路使用許可は不要ですが、その施設の管理者・所有者の許可を取っておく必要がある点に注意が必要です。

8.イベント開催/ブース出展

「イベント開催/ブース出展」は、自社でイベントを開催したり、他社や他の団体が開催するイベントに出展してチラシ配布を行う宣伝方法です。

イベントの特性によって、ターゲットをセグメントすることが可能です。また、集客性の強いイベントであれば、チラシを受け取ってもらえる人も多く、高い宣伝効果を期待することができます。

デメリットとしては、イベントを開催する場合はとくにコストがかかる点に注意が必要です。また、イベントはそう頻繁に実施されるものではないため、定期的に宣伝したい場合には他の宣伝方法をメインに据える必要があります。

ガクセイ協賛では、学生団体に団体内でチラシを配布したり、アンケートをとったり、SNSやBLOGで拡散してもらうことができるため、効率的な大学生向けのプロモーションを行うことが可能です。ご興味ある方は、ぜひご相談ください。

<ガクセイ協賛の詳細はこちら>

【関連リンク】マーケティング
効果的な集客方法30選 WEBプロモーション手法の選び方 WEBプロモーション成功事例
新規会員獲得のコツ タイアップ企画の種類 タイアップ企画の事例
キャンペーンの告知方法 口コミマーケティングの事例 チラシ配布の方法
メールマーケティングの事例 ターゲティングメールの開封率 ターゲティングメールの料金
ブース出展の効果 - -