交通広告の成功事例7選!ユニークな取り組みを紹介

「交通広告」を利用することで、さまざまな人たちに自社や自社商品を宣伝できます。
交通広告に限った話ではありませんが、広告を打ち出すにあたっては「失敗」のリスクを少しでも抑えることが重要です。そのために役立つのが「過去の成功事例」であり、参考にすることで今後の交通広告の活用において失敗リスクを低減することにつながるでしょう。
本記事では、過去に活用された交通広告のうち、参考にしたい7つの成功事例について解説します。

 

〜 学生集客のためのガクセイ協賛の事例 〜
学生を集客する方法のひとつに「協賛」があります。
その「協賛」にもさまざまな種類があり「何ができるかよくわからない」という担当者様がほとんどではないでしょうか。
イメージできるように、実際の活用事例を簡単にご紹介しています。ぜひご参考ください。
協賛の活用事例を確認する

 

交通広告の事例紹介

交通広告の事例紹介のバナー画像

交通機関を活用する「交通広告」は、交通機関の利用者に対してプロモーションを展開できます。できれば「数字」について解説したかったところではありますが、基本的に効果測定が難しいため、ここでの解説は「どんな取り組みをしたのか?」「どういった点が成功のポイントになったのか?」といった部分を中心に、7つの事例(企業)をピックアップして解説します。

なお、交通広告についての理解を深めたいのであれば、「交通広告とは?種類や特徴を徹底解説」や「交通広告の効果、媒体ごとのメリットデメリットを徹底解説」の記事を参考にしてください。

1.株式会社バイタル

画像引用:株式会社バイタル

1つ目に紹介するのは、主要病院に最先端の医療機器とサービスを提供している「株式会社バイタル」の交通広告の事例です。

取組内容

このケースでは、自社商品のPRとして「JR品川駅J-ADビジョン」(JR品川駅のコンコース内の左右に多数設置されたデジタルサイネージ)を利用し、まるで品川駅を占領するような大規模展開を実施しました。品川駅は数多くの企業が立地し、ビジネスマンを中心に数多くの人たちが駅を利用しています。顧客は医療機関になるため直接的な広告効果ではなく、一般の人の認知をあげることで企業としての信頼性を上昇させ、営業活動や採用活動への間接的な効果が期待できます。

「常に時代を先導する地位」にある駅と街であり、JR品川駅J-ADビジョンは駅の利用者の動線に沿って連続的に大型ディスプレイが設置されているため、視認率や反復回数などを期待できます。
また、豊かな広告表現の展開が可能なメディア媒体であるため、見る人にインパクトを与え、視覚に訴えかける効果によって企業ブランドの認知度を拡大することに成功しています。

2.トヨタ

トヨタ自動車WEBサイト

画像引用:トヨタ自動車WEBサイト

次に紹介するのは、大手自動車メーカーである「トヨタ」の交通広告の事例です。

取組内容

このケースでは、トヨタ西東京カローラでの新型車登場に伴い、「JR立川駅」で大々的なプロモーションを実施しました。小型大衆乗用車として生産台数世界一を誇るカローラは、車を使う生活圏である多摩エリアでの販売を強化するため、多摩地区でナンバーワンのショッピングタウンでもある立川駅をジャックするような大きな広告展開を実施しました。

ホームへと繋がる階段の壁面へ広告を一斉に表示することによって、インパクトを追求した広告訴求を実現しています。また、特殊な加工を施すことによって駅利用者の目に留まる工夫と、耐久性を両立することに成功しています。さらに、歩行者と対面するように方向性を意識して横断幕も集中的に掲示することで視認性を高めています。

3.SHO-BI株式会社

SHO-BI株式会社 企業イメージ

画像引用:イプロス医薬食品技術

次に紹介するのは、化粧品を含む化粧雑貨や服飾雑貨及びキャラクター雑貨等の企画・製造・販売、およびコンタクトレンズの企画・販売を手掛ける「SHO-BI株式会社」の交通広告の事例です。

取組内容

このケースでは、大阪梅田での新店舗オープンに伴い、「インパクト」と「店舗までの導線」を重視したオープニングプロモーションを実施しています。
大阪梅田はビジネス街とショッピング街という2つの顔を持つ街です。中でも同社が注目したのは高級住宅街が多い沿線でもある「阪急梅田駅」です。

梅田駅の1〜3階に全7面の大きな広告を展開しました。駅の利用者は電車を利用する過程で必ずこの広告を目にすることになるため、高い視認率と視認数を確保できています。
さらに、エスカレーター壁面にてポスターを4連貼りしました。「阪急梅田駅」のエスカレーターは1階~3階をつなぐ長いエスカレーターであるため、利用者の多くが静止しており、このポスターが目に留まるようにりました。梅田駅を利用する人の多くが通り、目に留まりやすい場所を網羅した広告展開をすることにより、梅田の新店舗の認知拡大することに成功した事例です。

4.B&Sカンパニー

画像引用:B&Sカンパニー

次に紹介するのは、ペットシッターを手掛ける「B&Sカンパニー」の交通広告の事例です。

取組内容

このケースでは、ペットシッターのサービス開始に合わせて多媒体でのプロモーション展開を実施しています。その内の1つとして、杉並区を中心としたエリアでのサービス提供をしているため「JR高円寺駅」の交通広告を行いました。駅の利用者に対して長期的な施設・サービス認知拡大を促すサインボードを展開しました。

掲載した広告は、エスカレーター利用者が必ず目にする位置に掲載しています。また、ターゲットとなる住民へピンポイントに訴求することを目的としてバス車内の運転席後部ポスターを掲示し、路線によりターゲットとなる住所を絞った効果的な訴求を実現しています。

5.博多一風堂

博多一風堂

画像引用:博多一風堂公式Facebook

次に紹介するのは、博多発祥のラーメン専門店「博多一風堂」の交通広告の事例です。

取組内容

博多一風堂のケースでは、湘南エリアで初めて店舗を出店したことをキッカケに江ノ島電鉄にて電車広告(中吊り)と屋外広告(リードサイン)を出稿し、湘南エリアにお住まいの方へ新聞折込などの紙媒体とメディアミックス展開して広告を実施しました。結果、オープン日には1,000人以上の来店客を確保することに成功しています。

この事例の成功ポイントは「目的に適したメディアプランニング」です。
立地状況を考えた結果、メインの交通手段は「自動車」であると考えました。そのため、店舗認知・直接誘導などの長期的な告知にリードサインを使用し、地域住民から観光客まで幅広く訴求することに成功しています。
さらに、江の電中吊りポスターをオープン告知として利用して沿線住民の通勤・通学者に向けたオープン情報を発信、この広告は短期掲示であったにもかかわらず湘南エリア全体へPRすることに成功しています。

6.芝公園歯科

芝公園歯科の公式サイト画像

画像参照:芝公園歯科公式サイト

次に紹介するのは、自由診療を中心に行っている歯科医院である「芝公園歯科」での交通広告の事例です。

取組内容

このケースでは、「富裕層」への訴求を目的として、タクシー広告を展開しました。東京エリア約700台のタクシーに広告を掲載し、1ヶ月間で約9,000枚(同時期の同台数掲出広告主の中で最大の配布実績)のリーフレットを配布することに成功しています。

このケースでの成功のポイントは「ターゲットをセグメントしやすいメディアを選択した」ことです。タクシー広告は富裕層や30代以上のユーザーの目に触れやすい広告であるため、この事例における最適な媒体選択であったと評価できます。

この事例のように、誰に向けて宣伝したいのかというターゲット設定は重要です。
「大学生」や「ビジネスマン」、「富裕層」、「主婦層」など商品やサービスに応じてプロモーションを行う媒体を検討するようにしましょう。「ガクセイ協賛」は大学生へのプロモーションのお手伝いを得意としています。興味をお持ちの方はぜひガクセイ協賛までご相談ください。

<ガクセイ協賛の詳細はこちら>

7.ダイヤモンドダイニング

株式会社ダイヤモンドダイニング(ジャスダック上場)の求人・採用情報|飲食店の求人・転職ならクックビズ

画像引用:cookbiz

最後に紹介するのは、首都圏を中心に居酒屋店舗を展開している「ダイヤモンドダイニング」の交通広告の事例です。

取組内容

このケースでは、忘年会シーズンを狙って新宿エリア店舗の販促として、「新宿駅」構内の駅看板をラック式に変更、各店舗情報を載せた冊子を設置しました。

掲載から1ヶ月で3,000部以上の冊子を駅利用者に手にしてもらうことに成功、その結果として集客・売上の向上を実現しました。

成功のポイントになったのは「ラック式」を採用したことです。冊子限定のクーポンや情報を掲載した冊子を投函することによって新規顧客のレスポンスを計測でき、戦略的な駅広告展開を実現しました。
また、冊子の形態が手軽に持ち運べ利用できるという点や、駅利用者の流動を意識して掲載場所を選定した点、広告を実施したタイミングが良かったことも成功のポイントでしょう。

【関連リンク】広告・宣伝
交通広告とは 交通広告の効果 交通広告の相場
交通広告の成功事例 デジタルサイネージとは デジタルサイネージの料金
屋外ビジョン広告とは 大学内広告の種類 大学内広告の費用
学食トレイ広告とは 学食トレイ広告の料金 割り箸広告
ノート広告とは 効果的な宣伝方法 ユニークな宣伝方法