割り箸広告とは?効果や訴求力を徹底解説

「広告」は様々な媒体があり、媒体ごとに異なる特徴があります。
私たちの生活の中にあるモノの中で、「割り箸」が広告になっていることをご存知でしょうか。本記事では、割り箸広告の運用に役立つ情報を解説します。

 

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割り箸広告とは?

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「割り箸広告」とは、文字通り割り箸を媒体として広告を出稿することです。
具体的には「割り箸の袋」に広告を掲載し、さまざまな飲食の場で提供される割り箸を介して食事をとっている人たちに広告を見てもらうことができます。

  • 大学内
  • コンビニ
  • 居酒屋
  • 新幹線

 

割り箸はさまざまな「飲食の場」において提供されますが、例えば「大学内の学食利用時」や「コンビニでお弁当を買った時」についてくるといった利用シーンが思い浮かびやすいでしょうか。

割り箸の料金、期間、サイズなど

割り箸広告の料金は、1本あたり4円〜7.5円程度が相場です(種類によっては、これ以上の単価で利用することになるケースもあります)。

最低ロットは10,000〜30,000本からの利用が多いため、1回の納品に付き10万円前後の費用になるでしょう。最低発注数については要相談としているケースが多いため、あくまで参考程度にしてください。

納品までの期間については、制作本数やオプションなどの政策内容などの条件によりますが、おおむね1ヶ月〜2ヶ月での納品となることが多いです。
急いでいる場合には「特急オプション」など、スピーディに納品できるサービスを提供している業者を選ぶこともできます。

サイズは、よほどオーダーメイド可能な業者でなければ、一般的な割り箸のサイズになります。具体的には、袋は130〜190mm程度、割り箸本体は200〜250mm程度になります。

相談から納品までの期間については、よほど金額交渉が難航するなどの悪条件がなければ、納品までのスピードを考えると1か月〜2か月を見積もった方が良いでしょう。
それから割り箸を配布することになりますので、「製作期間+配布期間」を経て割り箸広告の効果が具体的に表れるようになるまでには2か月以上の期間を見積もっておく必要があります。

割り箸広告の効果・訴求力

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次に、割り箸広告を運用することによって、どのような効果や訴求力を実現できるかについて解説します。

視認率

まず「視認率」については、ほぼ100%の視認率であると評価できます。

割り箸広告は「割り箸を必要としている人」が、必ず目にすることになります。つまり、広告の割り箸を配っている飲食の場(学食やコンビニなど)で配布され、買った食べ物を食べるにあたって必ず割り箸を手に取ります。

ただし、「視認される」ことが、必ずしも「認識・認知される」ことではないという点に注意が必要です。つまり、視認率100%というのは「割り箸広告を手に取った人が必ず見る(目に入る)」ということであり、「広告を利用する企業が期待する効果(認知度の向上や売上に直結するレスポンス)につながる」かどうかは、広告の内容次第ということです。

接触時間

割り箸広告の「接触時間」については、おおむね10分〜30分、場合によっては1時間以上の接触時間になるケースもあるでしょう。

基本的に、割り箸広告は「割り箸を受け取った人の食事時間」に依存します。割り箸広告は基本的に「食べ終わったら捨てられる」ため、使い始めから食事終了までの時間が、接触時間になります。

広告の創意工夫により、割り箸広告を受け取った人の食事時間をコントロールすることはできないため、企業にとっては可変的ではない条件となります。

反復回数

割り箸広告の「反復回数(同じ広告を何度も目にしてもらえる)」については、基本的に期待できないと評価できます。

前述の通り、割り箸は食事が終わったら捨てられてしまいます。広告が掲載されている袋ごと捨てられてしまうため、よほど受け取った人が広告の内容に強い興味を示しているなどよく主な状況でない限り、一度限り、数分〜数十分経過したらその人の手を離れることになります。

例外として「学食」のように、短期間で同じ飲食の場を何度も利用する可能性がある場合は、ある程度の反復回数を期待できるでしょう。とはいえ、同じ人に何度も割り箸広告を提供するには、相応の枚数を用意しなければいけません。

割り箸広告の配布方法

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次に、割り箸広告の配布方法について解説します。

割り箸広告は、配布するエリアをある程度絞ることができます。例えば、店舗から近い学校や駅など飲食の場で割り箸広告を配布することによって、来店や購入などのアクションへとつなげることも可能です。

そのほかにも、割り箸広告を配布する時期や、どこに配るのかを調整することによって、コンバージョン率を高めることが可能です。
例えば、春の新生活シーズンで売れる商品・サービスを、新生活がスタートする前の2〜3月を中心に割り箸広告を展開することで、ターゲットの行動を促すことができます。

割り箸広告の注意点

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最後に、割り箸広告を利用する上で把握しておくべき注意点について解説します。

効果測定が難しい

割り箸広告に限った話ではありませんが、「広告の効果測定が難しい」という点に注意が必要です。

紙媒体の広告は、基本的に広告を打ち出した成果が見えにくくなっています。
たとえ施策後の売上が向上したとしても成果のうち、割り箸広告を見たことに由来するレスポンスがどの程度あるのかを正確に把握することができず、費用対効果などを分析するためのデータを収集できません。

とはいえ、対策がないわけではありません。例えば、割り箸広告に「QRコード」を設置することで、割り箸広告を見てQRコードを読み取る、つまり企業が期待するアクションへとつながった人数が、アクセス解析で判明します。割り箸広告に限らず、広告は運用データを収集して効果やコストパフォーマンスを分析することが重要であるため、広告を打ち出した成果が見える工夫が必要です。

視認数を稼ぐことは難しい

割り箸広告は「視認数を稼ぐ」ということが難しいという点がネックになります。

割り箸広告は、1本あたりの視認数は基本的に1人だけであるため、1単位で大量の視認数を稼ぐことには適していません。
よほど「こんな広告があったよ」と知り合いに見せるような状況でもない限り、基本的に「1部で1人」が限界です。一方で、「ポスター」のように、1単位の広告を数多くの人たちに見てもらえる広告手法もあります。

そのため、視認数を稼ぐためには配布数を増やしたり配布エリアを広げることが重要です。

以上、割り箸広告について解説をしました。
割り箸広告は、大学の学食でも配布できるため、「大学生プロモーション」の施策として使用されることが多いです。
同じように「ガクセイ協賛」では、大学生に対してさまざまなプロモーションを行うためのお手伝いをしています。興味をお持ちの方はは、ぜひガクセイ協賛までお気軽にご相談ください。

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